
ネットショップ開業する前に必要なのが、仕入先を見つけることです。特に最初の頃であればどうやって仕入れればいいのか全くわからないですよね。今回はネットショップ開業に向けて、オススメの仕入れ方法をご紹介したいと思います!
目次
1,タグを見て直接電話する
2,見本市・展示会に足を運ぶ
3,ネット上の仕入れサイトを使う
4,ドロップシッピングサイトを使う
5,問屋街に直接行ってみる
6,過剰在庫を仕入れる
7,海外に買い付けに行く
8,近くの古着屋さんで仕入れる
9,紹介を使う
10,ハンドメイド商品を作る
11,まとめ
1,タグを見て直接電話する
まず自分が仕入れたいと思う商品を、ネット上で一般顧客としてお店から購入します。届いた商品には必ず「タグ」がついていますよね?
そこには製造元の電話番号が載っているので、そこに直接電話して「御社の商品を仕入れたい!」と伝えましょう。
販売しているお店が製造も手がけている場合もあるし、販売者とは別の卸先があることもあります。私も新しい仕入れ先を見つけるときによく使っていた方法です。
「この商品を仕入れたい!」と一目ぼれした時には、直接電話をしてみましょう。
会社によって対応が違う
直接電話をして交渉すると、会社によって対応はバラバラです。法人以外お断りな会社もあれば、ちゃんと支払いさえしてくれれば誰でも取引してくれる会社など。
断られることもありますが、可能性があるなら片っ端から電話してみましょう。そうでもしないといい商品を仕入れることは不可能です。
イメージとしては大手の会社は取引内容が厳しいことが多いです。逆に創業間もなく、小さな卸の会社であれば融通が利きます。
支払い方法は?
大体どの会社も最初は、前払いとなります。代引きや銀行振り込みなどの支払いですね。突然電話で取引を始める訳ですから、まだ信用はないので当然といえば当然です。
何ヶ月か取引をして、支払い能力が確認された場合は後払いなどの対応もしてくれます。
2,見本市・展示会に足を運ぶ
大体シーズンごとに見本市や展示会が都心部で開かれています。地方では開かれませんが、東京や大阪では頻繁にやってますね。
卸会社が小売業者に向けて行うイベントで、そこから新しい仕入先を開拓していけます。1つの会場に数十社集まっていることがほとんどで、一気にたくさんの仕入先の話を聞くことが出来ます。
見本市であれば「ジェトロ」に情報が載っていますので、確認してみるといいかもしれませんね。
アパレル系の展示会であれば「ファッションワールド」などは私も実際に行ってました。一応日本で最大のファッション総合展と言われています。
色々なジャンルの展示会であれば、「東京インターナショナル・ギフト・ショー」も外せません。
3,ネット上の仕入れサイトを使う
ネット上には仕入れ専門のサイトが存在します。一般のお客さんは購入することができないようになっており、小売業者を専門に販売がされています。
1つのサイトにたくさんの卸会社が登録されており、簡単で便利に仕入れを行うことができます。
決済はすべてサイト側が行ってくれる
卸会社と小売業者の間に、卸サイトが仲介として入るので、取引方法や決済方法の取り決めなどは必要ありません。サイトに登録して、ネット上で商品を注文するだけでOKです。
法人でなくても使える仕入れサイトも多く、幅広いジャンルの商品を仕入れられるのでオススメです。
NETSEA(ネッシー)
ネッシーは仕入先サイトとしては一番有名ではないでしょうか?私も昔から愛用しており、「アパレル」や「雑貨」「家電」「美容」など、様々な商品を仕入れることができます。
法人以外でも個人事業主、さらに開業前であっても登録できるので、これから開業の方でも安心して使うことができます。無料登録をすれば、価格表示がされてネット上で1点からでも仕入れができるのが魅力です。私もネッシーを通して、たくさんのアパレル企業と知り合うことができました。
仕入れサイトとしては個人的には一番オススメで、とりあえずネッシーに登録しておけばほとんどの商品が仕入れられます。
※関連記事
⇒ネットショップでアパレルブランドの立ち上げ方!オリジナルブランドを作る方法
※関連記事
・ネットショップの仕入れサイトや卸サイトを大公開!アパレル、雑貨etc・・
・アパレル商品のオススメ仕入れサイト!ネットショップで服を売る!

・TOPWHOLE(トップホール)
・【卸の達人】

4,ドロップシッピングサイトを使う
ドロップシッピングサイトとは、商品を仕入れずにメーカーからお客さんに直送してくれるサービス。自分のサイトで商品を紹介して販売すれば、メーカーからお客さんに直接出荷をしてくれます。
価格設定も自由に決められるので、仕入れ値を引いた販売額が利益として残ります。在庫を持たなくて済むので、リスクを最小限に抑えることができますね。
とくにネットショップ開業時であれば、資金もないのでドロップシッピングサイトを使うのもありです。
トップセラー
登録はコチラから
ネットショップやるならTopSeller
アフィリエイトで有名な「株式会社もしも」が運営するドロップシッピングサイトです。ドロップシッピングは在庫を持たずに、販売をすることができて、売れた商品はお客様に直送されるので、手間が少なく助かります。
特に少人数でネットショップを始めるなら、とってもオススメです。
トップセラーでは月商500万を越す店舗が続出しており、上手く活用できれば在庫を持たずに、大きな売上を作ることができます。
ネットショッピングでは商品数が多ければ多いほどいいです。ドロップシッピングを使えば、仕入れを最初に行う必要がないので、無限に商品数を増やせて店舗の強化を図れます。
オロシ─【orosea】
登録はコチラから
勝てるネット仕入れ《オロシ─》【orosea】
オロシーは美容系のドロップシッピングサイトです。在庫を持たずに販売をすることができるのでリスクがありません。
ダイエット用品やフィットネスアイテムなど、美容系のアイテムを多くそろえており、他にも雑貨、イルミネーション系の商材も用意されています。
5,問屋街に直接行ってみる
日本にも卸会社や問屋が集合している地域があります。基本的には東京に集結しているので、興味があるなら直接足を運んでみましょう。
個人の方でも知っている人であれば、安く購入するために問屋街を訪れる人もいるそうです。私も仕入れで何度か行っていますが、普通の商店街で比較的訪れ易いです。
有名な問屋街
東京馬喰町の衣類 アパレル系の仕入れ会社がたくさん並んでいます。私が訪れたお店は厳しくありませんでしたが、お店によっては「契約書」などを持ってこないと、中に入れてもらえないこともあるそうです。
日暮里の繊維街 生地や布、ハンドメイド製品などを仕入れられます。
浅草のかっぱ橋道具街 食器やキッチン用品などの飲食店向きの問屋街です。
浅草橋駅問屋街 アクセサリーなどの装飾系が多く取り扱っている問屋街。
個人でも仕入れはできる?
数年前までは小売業者にしか販売をしてきませんでしたが、最近では不況の影響もあり、個人へ向けても販売を行う会社が増えています。
さすがに「私用目的」では売ってくれませんが、「個人でネットショップで販売している」などの理由であれば、交渉次第では取引も可能です。
ネット上には無い商品や、かなり低価格で商品が販売されていることもあるので、問屋街も確認してみるといいかもしれませんね。
6,過剰在庫を仕入れる
私もよく使うやり方なのですが、卸会社には眠っている商品がたくさんあります。例えば数年前の商品で、現在は誰も購入しなくなっており、眠っている商品ですね。
こういった商品は、買い叩くことができるのでオススメです。
枚数を増やせばそれこそ、1点あたり200円、300円での購入も可能です。私も枚数をたくさん引き取ることを条件に、こういったジャンク品をたくさん買い取ってきました。
売るときはいくらでもOK
300円で仕入れたからといって、安く売らなければいけない訳ではありません。例えば1,999円で販売しても、かなりの利益率ですよね?さすがに1万円などで売るのは気が引けますが、1,999円であれば充分低価格です。
こういった販売方法をとれば、お店の利益率アップには大きく貢献できます。
7,海外に買い付けに行く
ネットショップの事業者でも、海外に買い付けにいっている方は多いです。ただし直接の海外買い付けは、メリットとデメリットがあるので両方理解しておきましょう。
海外買い付けのメリット
海外に直接買い付けに行く最大のメリットは、日本にない商品を販売できるということでしょうか。
例えば「韓国系レディースファッション」のネットショップを作る場合。日本でも韓国っぽい服を探すことは可能ですが、やはり本場の韓国で仕入れた方がネットショップにマッチした商品を仕入れられますよね。
さらに競合と同じ商品を販売せずに済むので、価格競争にも陥りにくくなります。
海外買い付けのデメリット
海外買い付けでの仕入れの場合は、まず経費が大きくかかるのがデメリットです。海外までいく運賃はもちろんですが、購入した商品を日本まで出荷しなければなりません。
それらを計算して利益を出すことは非常に難しいです。それなりの売上を作れるのであればOKですが、開業時であればほぼ不可能でしょう。
それ以外にも海外での直接買い付けではデメリットが存在します。まず仲介してくれる日本の会社がないので、保証などは一切ありません。
購入して持って帰った後に、どれだけ不良品が出てもおそらく返品は不可能でしょう。中国や韓国では痛い目を見ている人はたくさんいるはずです。
購入時にすべてしっかり検品してから、購入することが必須になります。
8,近くの古着屋さんで仕入れる
これは新品として売ることはできませんが、オークションやメルカリなどの販売であれば、充分使える仕入れ方法です。私もヤフオクで販売している時は、近くの古着屋さんで安価なものを購入して、ちょっと利益をのせて販売していました。
古着屋さんにはお宝が一杯
古着屋に売っている商品って、結構個性的なものがあるんですよね。ネット上では販売されていないようなデザインも多く、そういった商品は値段がある程度高くても売れる傾向があります。
古着をネットショップで販売するには資格が必要
オークションなどの個人向けのサービスであれば資格はいりませんが、ネットショップなどの事業者が使うサービスの場合、古着を販売するには「古物商許可証」という資格が必要です。
※関連記事
・古着の仕入れ方法とは?オススメの国内の個人仕入れサイトを紹介!
9,紹介を使う
商売をするにあたって、一番大切なのが「信用」です。信用があるお店であれば、例え個人であろうと取引はしてくれます。個人が何故取引NGになるかというと、「信用」が不明確だからです。
紹介は最大の信用
私も人の紹介を介して、たくさんの卸業者の方と知り合いました。やはり紹介で知り合うと、「○○○さんの紹介だったら大丈夫ですね。明日からでも取引可能ですよ。」と、大した審査もなく突然後払いの仕入れでOKしてくれることも多かったです。
卸先に聞いてみる
もし既に直接仕入れをしている会社があるのであれば、そこに新しい仕入先がないか聞いてみましょう。支払いに延滞などがあると、紹介してくれませんが、順調に取引が行えているのであれば、別の仕入先を紹介してくれる可能性があります。
大体卸業者は横の繋がりもたくさんあるので、「知り合いが全くいない」ということはほぼないでしょう。
小売業者の知り合いに頼んでみる
小売業者が知り合いにいれば、そこに仕入先を聞いてみるのもいいかもしれません。ただしこちら側も仕入先を紹介するなどして、メリットを与えなければ、新しい仕入先をライバルには教えてくれないでしょう。
10,ハンドメイド商品を作る
自分でオリジナル商品を作れるのであれば、とても強いので作るべきです。主婦などに多いのですが、こういったハンドメイド商品は他では販売されていないので、オリジナル性を出すことができます。
ハンドメイドであれば原価率も安く抑えられるし、材料さえ揃えれば無限に商品を用意できるのも強みですね。
ネットショップでは在庫がなくなるのが命とり
ネットショップでは商品が売れてくると、大抵在庫がなくなって販売終了となってしまいます。これは発注型なので、卸先に在庫がなくなれば自然とその商品を販売することは出来なくなります。
たくさん売れる商品は、実はずっと売れ続けることがほとんどです。こういった場合でもハンドメイドであれば、ずっと長期的に売れるので、作るのは大変ですが売上を上げ続けることはできますね。
11,まとめ
以上です!今回はネットショップでの、商品の仕入れ方法や仕入れ方についてご説明しました。仕入れ方法はたくさんありますが、一番利益を作りやすいのは、仕入れサイトを利用する事ですね。
仕入れサイトには無数の卸会社が登録されており、見つからない商品はないとも言えます。特にネッシーは規模が大きく、ネットショップ初心者でも上級者でも登録していないのであれば、すぐに登録するべきです。
私も未だにネッシーを使って仕入れを行っていますからね。
自社サイト構築サービスなら「スクエアオンラインストア」がオススメ!
BASE以外の自社サイト構築サービスであれば、「スクエアオンラインストア」というサービスもオススメです。スクエアオンラインストアは無料で本格的なネットショップを作れるサービスです。
BASEにはない機能やデザインが揃っており、ネットショップ初心者~上級者まで満足できるサービス内容となっています。規模やジャンルを問わないデザインや機能で、多くのネットショップに支持されています。
利用者も年々増えており、非常に使いやすいサービスなので、是非アカウントを作って試しに使ってみてください。
ネットショップ出店なら楽天がオススメ!
楽天はECモールの中でも最大級の規模です。ネットショップを出店するなら、楽天は一番オススメです。資料請求は無料なので、一度料金や体制を確認してみましょう。
自社ショッピングカートオススメ1位「スクエアオンラインストア」
スクエアオンラインストアとは「月額費用0円」「初期費用0円」で始められる、ネットショップの構築サービスです。開設や運用に掛かる費用が全て無料となっており、固定費が一切掛からないのが魅力的。