皆さんボーナスっていくらくらい貰っていますか?給与がそこまで高くなくても、ボーナスでガツンと貰える会社であれば助かりますよね。今回は、ボーナスが高い職業と少ない職業をリサーチしてまとめてみます。
仕事を選ぶ上でボーナスの支給はとっても重要です。基本給がある程度よくても、ボーナスが少なければ意味がありません。逆にボーナスが良くて、基本給が安い職種も波が激しいのであまりオススメしません。
理想は「給料」「ボーナス」が適度にいい会社です。給料で安定した生活費を手に入れながら、ボーナスでしっかり稼ぐことができれば、そのお金を投資に回したり貯金することが出来ます。
今回ご紹介する「ボーナスが多い職業」「ボーナスが少ない職業」を、是非仕事探しの参考にしてくださいね。
1,ボーナスの平均額とは?
日本でのボーナスの平均額って皆さんご存知ですか?
自分が貰っているボーナスが、
「世の中の平均以下なのか?」
「世の中の平均以上なのか?」
どちらなのでしょうか。
まずはボーナスの平均額について知る必要があります。
女性 40万~45万
男性 53万~57万
男女でいくとやはり少し差がありますね。それでも一回の賞与で「40万~60万」と、思ったより高額なのが分かります。
こう見ると平均が高く感じますが、実際には年配の方が基準値を上げている傾向がありますので、自分の年齢に合った平均額をチェックする必要があります。
20代 30万~35万
30代 40万~45万
40代 55万~60万
50代 60万~65万
60代 45万~50万
年齢別のボーナスの平均額はこんな感じ。
年齢別と言っても20歳前半と20代後半では、「新卒」と「10年勤務」になるため、かなり差があります。
それでも一般的にこの程度の賞与は貰っている方が多いですね。逆に20万以下であったり、貰えない人が多いのも事実です。
これだけでも年収には大きく開きが出てしまいます。
2,ボーナスを増やす方法について
続いては、ボーナスを増やす方法についてご紹介します。
ボーナスの額が高いのか低いのかは、様々な視点から決まります。
・職種
・勤務年数
・仕事の成果
・会社の規模
ボーナスを増やすポイント1:職種
ボーナスが多いのか少ないのかは、やはり「職種」が大きく影響します。
ボーナスが高い職種は、業績に関わらず働いているだけである程度の賞与は受け取れます。
逆にボーナスが低い職種というのは、仕事でどれだけ成果をあげても、ボーナスがほとんど増えない傾向があります。
それだけ職種選びは大事ということになります。
ボーナスを増やすポイント2:勤務年数
職種以外でも「勤務年数」も意外と大切。
20代 30万~35万
30代 40万~45万
40代 55万~60万
50代 60万~65万
60代 45万~50万
年齢別のボーナスの平均額を見てみると、やはり年齢が高くなるにつれて、比例してボーナス額も増えています。
ボーナスを増やすポイント3:仕事の成果
他にも「仕事での成果」も関係してきます。これは一概には言えないのですが、仕事の成果がボーナスに大きく影響する業種も存在します。
例えば営業職。営業職は歩合制の会社が多く、「契約件数」次第でボーナスがたくさん貰える会社もあります。
ボーナスを増やすポイント4:会社の規模
あとは会社の規模もボーナスに関係します。
「大企業」と「中小企業」では賞与にかなり開きがあるのはご存知でしょうか?
一般的には大企業の賞与は「給料の2,5ヶ月分」、中小企業の賞与は「給料の1か月分」とも言われています。
仮に同じように40万の給料を貰っていたとしても、大企業では賞与が100万、中小企業では40万と大きく差が出てきます。
2,ボーナスが低い仕事
それでは、ボーナスが低い職業について具体的に見ていきましょう。
職業次第では、どれだけ頑張ってもボーナスをあまり受け取れません。
給与やボーナスを増やしたいのであれば、仕事選びは非常に大切です。
・美容師
・土木関係
・運送業
・大工
・調理師
・製造業
・運送業
・アパレル
・飲食業
ボーナスが低い仕事1:美容師
美容師は基本的にボーナスがありません。会社によっては気持ち程度あることもありますが、本当にスズメの涙程度。
お客さんの指名を取れれば歩合制で給料は増やせますが、ボーナスが何十万も出るということはないでしょう。
美容師の業界自体が厳しくなっているので、今後もますます金銭面では厳しくなるでしょう。
何か革新的なことを行っており、売上を大きく伸ばせているような会社であれば賞与が増える可能性もあります。一般的には美容師のボーナスは3万~8万程度。美容師では貰えればいい方で、ボーナス「0」というところも多いでしょう。
ボーナスが低い仕事2:土木関係
土木関係の賞与は年間で24万円となっています。体を使って大変な職業ですが、学歴などは必要なくボーナスもそこまで高くはありません。
儲かっている土木業者であれば高い賞与を受け取れるかもしれませんが、大体は年間24万、一回で12万程度でしょうか。肉体労働で大変なので、もう少しボーナスがあると頑張れるのですが・・・
ボーナスが低い仕事3:運送業
運送業全般に言えますが、ボーナスの平均値は低めです。
運送業は給料が良いため問題ないですが、ボーナスはあまり貰えないことが多いそうです。
ボーナスが低い仕事4:大工
大工は職人なのでボーナスは低めです。美容師や大工のように手に職を持った仕事は、基本的にボーナスが低い傾向があります。ただし大工の場合は美容師とは違って、毎月の基本給が高いので安心です。「大工=お金持ち」というイメージが強いですが、これはボーナスではなく毎月の給料が高いところから来ているようです。
ボーナスが低い仕事5:調理師
調理師もボーナスは低めです。大体調理師の見習いの方で年間11万円程度。普通に調理師として働いている方でも年間、34万円程度しか貰う事ができません。調理師の免許さえ持っていれば誰でも働く事ができるので、職業としては悪くないと思います。
ボーナスが低い仕事6:清掃員
清掃員の仕事はボーナスが低いです。特別な技術が必要なく年配の方も多く行っており、給料も低い傾向となっています。
ボーナスが低い仕事7:アパレル
アパレル系の仕事は、給料もボーナスも低いことで有名ですね。
ボーナスが低い仕事8:飲食業
飲食業は大手でもボーナスや給料が低いです。
この理由としてはやはり「利益率の低さ」があると思います。利益率の低い業種では出費を抑えなければ、マネーフローが厳しくなります。
基本的には無駄な出費を抑えるため、ボーナスも低くなる傾向が強いです。
3,ボーナスが高い仕事
次はボーナスが高い職業についてご紹介します。
・商社マン
・弁護士
・証券マン
・高校の教員
・ITエンジニア
・公認会計士、税理士
・医師
・公務員
ボーナスが高い仕事1:商社マン
商社で働く営業マンは、基本給・ボーナス共に高い傾向があります。
大手でいえば「三菱商事」「三井物産」「伊藤忠商事」「丸紅」「住友商事」など。
これらで働く正社員であれば、ボーナスで数百万円は受け取れます。ツイッターなどでも、商社マンがよくボーナスを自慢しているのを見かけますね。
年齢が上がるにつれて、ボーナスも大きく上がります。
ただし営業マンとしてのスキルや、語学力、判断力など様々なスキルが必要となります。大手であれば大学を卒業していないと就職できない事がほとんどです。
ボーナスが高い仕事2:弁護士
弁護士は当然ですが給料もいいし、ボーナスも非常に高いです。特に女性の中では弁護士という職業は、ボーナスが一番貰える職業として君臨しています。男性の中でもランキングでは3位となっていますね。
年齢や経験によっても大きく違いますが、弁護士の40歳~50歳の平均で1年で270万円程度の賞与を受け取っています。これもなかなか高額ですね。
普通の職業の年収くらいのボーナスを貰う事ができるので、かなり貯蓄も増えていきますね。これを投資などで上手く資産運用できれば、すぐにお金持ちになれそうです。
ボーナスが高い仕事3:証券マン
大手の証券会社で働く証券マンもボーナスは高い傾向があります。
平均でいうと大体年間で1年で220万~250万程度あり、職業別に見ても上位に食い込んでくるでしょう。
証券会社では上手く金融商品を販売できたりすると、さらにボーナスに上乗せされそうですね。経済や金融系に強い人であれば、安定しているし是非おすすめの職業です。
ボーナスが高い仕事4:高校や大学の教員
教員は給料の割りにボーナスが高いです。男性の平均でいきますと、年間で199万もらえています。
もちろん私立、県立などでも変わってくるし、学校の規模などでもバラバラです。それでも他の職業に比べると、高額なのでボーナス狙いとしてはオススメです。
ボーナスが高い仕事5:ITエンジニア
ITエンジニアの仕事では、特別なスキルや技術が必要となります。ですので給料はもちろん、ボーナスも高く出る傾向があります。
プログラミング技術が必要となります。
他の人が持っていないスキルがある職業は、基本的にボーナスや給料も高くなります。
ボーナスが高い仕事6:公認会計士、税理士
公認会計士や税理士のボーナスは、1年で平均およそ「120万~150万円程度」と言われています。
年収も高く、独立すればさらに上を目指せる業種となります。
ボーナスが高い仕事7:医師
医師看護師は給料もボーナスも多いことで有名。年間のボーナス支給平均額は1年で100万円以上あります。看護師でも「78万円」とかなり高額です。
大手の病院であればあるほど、ボーナスは高い傾向があるようです。
患者と接したり夜勤対応などもありますので、精神と肉体どちらもかなり疲れます。
医師になるのは難しいですが、看護師であれば就職しやすいのでオススメです。
ボーナスが高い仕事8:公務員
公務員は「国家公務員」であれば、1年で100万円以上のボーナスが受け取れます。地方公務員であっても60万~70万円程度は受け取れるでしょう。
公務員は全体を通してボーナスが高い傾向があります。
4,ボーナスのいい仕事への転職方法
「自分の会社はボーナスが貰えない・・」
「もっと賞与が多い仕事に転職したい!」
このように感じたならば、まずは転職エージェントに無料登録してみましょう。転職エージェントを使えば、今の仕事をやめる事無く仕事を探す事ができるのでオススメです。
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おすすめ転職エージェント1:リクルートエージェント
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・対応地域 全国
・種類 転職エージェント
5,まとめ
以上です。今回は、ボーナスが高い職業と少ない職業についてご紹介しました。ボーナスが高い職業ですと、普通の職業の年収近くも貰えてしまいます。
やはり仕事を決めるときは、ボーナスが高い職業を選びたいですよね。しかしボーナスだけが高く、毎月の給料が安い仕事ですと、それこそ安定しないし不安要素が大きすぎます。
「毎月の給料」「ボーナス」、どちらもある程度もらえる仕事を探すのが一番です。こういった職業を見つけたい場合は、転職エージェントに無料登録して探してください。
暇な時にでも仕事を探してみると、ボーナスが高い会社が見つかることもあるのでオススメです。