休日出勤の断り方&断る理由。土日出勤は拒否できるの?

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忙しい職場では「休日出勤」をお願いされる場合があります。唯一の休みである休日が仕事になるなんて出来れば避けたい所。




「今週の日曜日、仕事出れる?」

こんな風に急に休日出勤をお願いされた事はありませんか?多分誰もが「行きたくない!」って感じますよね。

今回は休日出勤をお願いされた時に拒否できるのか?についてと、上手な断り方などをご紹介します。

サラリーマンの方は是非参考にして下さいね。

 

1,休日出勤は拒否できる?会社側が強制するのは違法?

会社から突然、「今週の土曜日人手不足だから仕事に出てくれ!」と、休日出勤を頼まれるケースがあります。もちろん労働者側にも予定があるので、断りたい時がありますよね・・・

そもそも休日出勤って、拒否できるのでしょうか?会社側が休日出勤を強制してくるのは違法?

普通の会社員であれば、こういった法律的な部分は分かりませんよね・・・・

【会社側が休日出勤を強制できる条件】
・就業規則に明記されている
・労働基準監督署に36協定を提出している

上記2つの条件を満たしていれば、会社側は休日出勤を社員に強制することが出来ます。

とは言っても、実際に会社側が2つの条件を満たしているかどうかは、社員は分からないですよね。

仮に知っていても「就業規則に明記されていないので、休日出勤はできません!」なんて馬鹿正直に答えたら、上から嫌われて職場に居づらくなるだけです。

 

普通の会社であれば強制はしない・・・

会社側は休日出勤を強制しようと思えば出来ます。

しかし普通の会社であれば、従業員にそれなりの理由があり休日出勤を断る場合は、それを受け入れるのが自然な流れです。

体調不良や外せない予定があるのに、仕事の都合だけを考えて、休日出勤を強制するのは人として間違っていますよね。

従業員の事を何も考えずに、休日出勤を強制してくるのはブラック企業の特徴です。

普通の会社であれば、正当な理由を用意すれば、休日出勤を断る事ができます。

ただしあくまでも、常識の範囲内で上司が納得するような断る理由を告げることが大切です。

 

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2,前もって休日出勤を拒否する準備をしておこう

休日出勤は、突発的にお願いされるケースが多いです。

【休日出勤をお願いされるケース】
・月末までに仕事が片付かない
・トラブルが起きた
・誰かが休んだ、辞めてしまったetc…

こういった突発的なことが起きて、仕事に何らかの支障が出た時に休日出勤をお願いされるパターンですね。

基本的には会社からの評価にも繋がるので、お願いされれば出勤するのが一番です。しかし誰にでも、仕事を休みたい時ってありますよね。

友達との予定が入っていたり、疲れていて休みたい時など。こんな時は正直に理由を話すのはNG。上手な休日出勤の断り方を身に付けておきましょう!

 

前もって断る理由を用意しておく

休日出勤をお願いされる時は、突然「今週仕事出れないかな?間に合いそうもないから。」このように上司にお願いされます。

ここで大切なのは、断る理由や断り方をあらかじめ用意しておくこと。

用意していないと、下記のような流れになり上手く断れません。

上司「今週の土曜日人手不足だから出勤してほしい!」
社員「今週は予定があって・・・」
上司「どんな予定があるんだ?」
社員「・・・・・・・・人と合う予定が。」
上司「誰と?どこで?仕事より大切な事?」
社員「・・・・・・・・。」

このように咄嗟に言い訳しても、上司からの頼みを上手く断ることができません。「休日出勤をお願いされたら、○○○を使って断ろう」と、正当な理由をある程度考えておくことで、上手く対処できるようになります。

上司「今週の土曜日人手不足だから出勤してほしい!」
社員「今週は予定があって・・・」
上司「どんな予定があるんだ?」
社員「家族旅行で大阪に行く予定で・・・もうホテルのチケットも手配済みなんです。」
上司「そうか・・・それなら仕方ない」

このように具体的ないい訳を考えておくと、もっともらしい理由になります。あらかじめ拒否する理由を考えておけば、迷いがなくスムーズに断ることができます。

 

3,休日出勤の上手な断り方&拒否する理由

続いては、休日出勤の上手な断り方&拒否する理由をご紹介します。どうしても休みたい時は、是非今回ご紹介する「理由」を使ってくださいね!

【おすすめの断り方】
・病院
・家族との旅行
・冠婚葬祭
・高齢者の送り迎え
・子供の面倒を見なければいけない
・手伝いがある
・仕事での体調不良

 

休日出勤の上手な断り方&拒否する理由1:病院

「病院」は定番の断り方だし、一番使いやすい拒否理由になります。病院を断る理由にする場合は、土曜日限定にしましょう。

土曜日に診察や検査を行っている病院は多いので、疑われる心配がありません。日曜や祝日は病院が休みなので、「どこの病院だ?」と突っ込まれる可能性があります。

・歯医者
・胃カメラなどの検査
・体の不調からくる診察

病院で休日出勤を断る場合も、理由を明確にしておくことが大切。上司が「病院に行く理由」を聞いてくる可能性もあるので、頭の中で、どの病院でどんな検査を受けるのか、ある程度決めておきましょう。

会社を休むわけではないので、基本的に診断書の提出などは求められないです。しかし疑われると面倒なので、嘘がバレないようにしましょう。

 

休日出勤の上手な断り方&拒否する理由2:家族との旅行

休みの日であれば家族と旅行に行くのは普通のことです。独身の場合はこのいい訳は難しいですが、家族を持っている方であれば通用します。

近場ですと「日にちをずらせないか?」などといわれる可能性がありますので、県外でホテルや電車を予約済みといった設定がベストです。

さすがによっぽど切羽詰っていない限り、ホテルの予約を解除してまで仕事に出てくれとは言わないでしょう。

 

休日出勤の上手な断り方&拒否する理由3:冠婚葬祭

冠婚葬祭も定番の断り方ですね。しかし誰々が亡くなったなどの嘘は、バレる可能性がありますので、「法事」「友人の結婚式」などが調度いいかと思います。

冠婚葬祭であれば会社側は何もいえないし、無理に仕事に出ろとは言いません。

法事や結婚式は基本的に休日の昼間に行われます。ですので仕事の時間と被ることになるので、断るにはベストないい訳ですね。

ただし何度も冠婚葬祭を使っていると疑われるので、頻繁に使うのはオススメできません。

 

休日出勤の上手な断り方&拒否する理由4:高齢者の送り迎えがある

親や祖父母など、「高齢の方を車で送り迎えする」といった理由も意外と使えます。前々から病院への送迎をお願いされている、といった状況であれば上司も無理に出勤しろとは言ってこないはずです。

特に高齢者は車を持っていないことが多いので、疑われる心配は少ないです。

・前々からお願いされている
・その日は送ってあげられる人が自分しかいない

こういった点を強調して断ると、上司を納得させやすいです。

 

休日出勤の上手な断り方&拒否する理由5:子供の面倒を見なければいけない

お子さんがいる家庭であれば、「子供の面倒を見る」というのは立派な休む理由になります。奥さんが仕事や何かの用事で外出していれば、誰かが子供を見ていなくてはいけなくなります。

自分の子供でなくても、親戚の子供の面倒を頼まれているといったいい訳でもOK。

ただし小学生や中学生など、大きな子供になると「見ている必要がないのではないか・・・?」と思われるので、小さなお子さんを断る理由に使うようにして下さい。

 

休日出勤の上手な断り方&拒否する理由6:手伝いがある

例えば引越しの手伝いや仕事の手伝いなど、知人や家族の手伝いもいい訳に使えます。田舎であれば「田んぼ」「畑」などの手伝いも普通ですよね。

ただ手伝いがあると伝えるのではなく、誰に対して何を手伝うのかキチンと説明すれば、上司も理解してくれます。

 

休日出勤の上手な断り方&拒否する理由7:仕事での体調不良を理由にする

例えばオフィスワークであれば、「腰痛」「肩こり」など。ただの腰痛で休日出勤を断るには厳しいので、「腰痛がひどいので整体の予約を入れている」などといった断り方がベスト。

仕事で体調不良を起こして病院に行こうとしているのに、それを辞めさせてまで出勤させられることは少ないです。

体を使う仕事であれば、「腕の痛みが取れない」「間接が痛い」など。

 

別の案を提案すると拒否しやすい!

ただ「出勤できません。」では休日出勤を断れない可能性があります。そんな時は別の案を提案してみましょう。

例えば「残業でカバーする」「代わりに代役をたてる」などなど。

どうしても休日出勤がいやな場合は、別の案を提示してみましょう。別の人に休日出勤をお願いする場合は、きちんと自分の口からお願いするようにしましょう。

 

4,断る際の注意点

続いては、休日出勤を断る際の注意点をいくつかご紹介します。

【注意点】
・同じいい訳を使わない
・明確な理由を提示する
・後から断るのはNG
・たまには出勤する事も忘れずに
・常識の範囲内で断ろう

 

注意点1:同じいい訳を使わない

休日出勤を断るのに、同じいい訳を使ってしまうと一気に怪しさが出てしまいます。先月断る理由に「法事」を使ったのに、今月も法事で断る。これは絶対やってはいけないミスです。

自分が休日出勤を断るのに使った理由は、覚えておくようにしてください。

 

注意点2:明確な理由を提示する

「用事があるので・・・」などと、ざっくりした断り方は基本的にはオススメしません。ちゃんと理由を説明しないと、上司をイラつかせる可能性があるし、嘘っぽさが出てしまいます。

最初から出勤できない理由を明確にする事で、信憑性が増して信じてもらえます。

「用事があるので・・・」
「どんな用事だ?」
「家族で用事がありまして・・・」

こういった断り方よりも、


「その日は前々から家族で大阪に旅行に行く予定が入ってまして・・・既にチケットも手配済みで・・・」

このように最初からハッキリと理由を明確にした方が、もっともらしく聞こえます。

 

注意点3:後から断るのはNG

休日出勤をお願いされて、一度はOKのサインを出してしまった・・・けれど後から理由をつけて休む・・

このように後から断るのは基本的にNGです。一度OKを出してしまったら、会社側も他の人を探す時間がなくなるため、さらに困った状況になってしまいます。

断るのであれば、一度目にお願いされた時にキッパリと断りましょう。そうすれば会社側も代打で別の方を探してくれます。

 

注意点4:たまには出勤する事も忘れずに

毎回休日出勤を断っていればいずれ嘘だとバレます。できれば数回に一回程度は出勤するのがベスト。

ただし絶対に休日出勤したくないのであれば、はっきりと上司に告げてしまい、残業などで対応する姿勢を見せた方がいいです。

毎回嘘をついて断っていれば明らかに嘘だとバレるし、周囲も良い顔はしませんよね。

 

注意点5:常識の範囲内で断ろう

休日出勤を断る場合はあくまでも常識の範囲内で断る事。

【常識外れな行動はNG!】
・仕事が繁忙期で皆が休日出勤しているのに自分だけ毎回休んでいる
・むちゃくちゃな理由で断る

このような常識のない行動を取ると職場での評価が下がります。

会社の状況などを見ながら上手に断る事が大切です。

 

5,休日出勤を強制する会社であれば転職を視野に入れる

休日出勤は、休みの日を返上して働くことです。基本的に会社側がお願いする立場にあるし、強制する事はおかしな事です。

どうしてもやらなければいけなかったり、本当に困った時であればしょうがないかもしれません。しかし毎回当然のように休日出勤を命令してくる会社は、ブラック企業である可能性が高いです。

そんな会社であれば、長く働いてもいい事はないので、転職を視野に入れてもいいかもしれません。

 

転職エージェントを使おう!

転職エージェントを使えば、全国の「仕事」をネットを使って探す事が可能です。

さらに転職エージェントに無料登録を行えば、転職のプロが全面的にサポートを行ってくれます。

「休みの多い仕事に転職したい。」「休日出勤のない仕事が良い。」など、希望に沿った仕事を探してもらえます!続いてはオススメの転職エージェントをご紹介します。

 

おすすめ転職エージェント1:リクルートエージェント


【公式サイト】
リクルートエージェント

リクルートエージェントは、100,000件以上の求人があると言われている転職エージェント。求人数がとにかく多く、担当者の当たり外れが少なく質が高いことも有名です。

転職に関するサポートも受けられますので、転職に不安を抱える人でも、安心して転職活動が行えます。

リクルートエージェントは大手企業のリクルートが運営している事もあり、様々な業種にコネクションを持っていることでも有名。他のエージェントでは取り扱っていない求人もありますので、是非無料登録を行い活用しましょう。

20年以上にわたって転職活動を支援しており、一人ひとりに合わせた転職のサポートを行ってくれます。

【リクルートエージェントの詳細】
・業種全般取り扱いあり
・対応地域 全国
・種類 転職エージェント

 

6,まとめ

以上です。今回は、休日出勤の断り方や拒否する理由、休日出勤の強制は違法にあたるのか?についてご紹介しました。

どうしても休みに仕事に出たくない時ってありますよね。無理をしてしまうとそれこそストレスに繋がるし、今後の仕事にも影響してしまいます。

嫌な事や出来ない事は上手に断って、力を抜いて仕事を続けるのが働く上では大切ですよ。今回の記事を参考にして、上司が納得できる、上手な断り方を身につけて下さい。

休日出勤を毎回強制してくるような会社であれば、完全なブラック企業なので、転職エージェントを使って水面下で転職活動を行いましょう。

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