警備員の仕事は未経験から誰でも始められるのが魅力的です。しかし仕事内容によっては体力面で厳しかったり、仕事自体が「暇」と感じている人もいらっしゃいます。
1,警備員の仕事内容について
2,警備の中でも交通整備員は辛い仕事
3,施設警備は暇だから辞めたいと感じる
4,その他警備員の仕事を辞めたい理由とは?
5,警備員が辛い、辞めたい場合の対処法
6,オススメ転職エージェント
7,警備員の仕事が暇、辛い、辞めたいのまとめ
警備員は大切な物や人々を守る、重要な仕事です。しかし警察官のように特別な資格は必要なく、未経験者でも働ける所が魅力的です。
「アルバイト」や「派遣」としての仕事も多く、若い人からのバイト先としても人気があります。
今回は「警備員の仕事が暇、辛い、辞めたい」と感じる理由や対処法、オススメの転職方法などをご紹介します。是非参考にして下さいね。
1,警備員の仕事内容について
「警備員」と一言に言っても、勤務先や勤務時間、仕事内容は職場によって様々です。肉体労働のように過酷な職場もあれば、涼しい所で立っているだけの楽な仕事も存在します。
まずは警備員にはどのような職場、仕事内容があるのか見ていきましょう。
警備員の仕事の種類について
●施設の警備員
●道路の交通整備員
●駐車場の誘導員
警備員の仕事は、「施設警備員」「交通整備員」「駐車場誘導員」などが主な職場となります。
施設警備員ですと、「会社」「デパート」「イベント会場」「美術館」「駅」「銀行」などの施設を警備するのが仕事です。会社やデパートなどの施設内は、冷暖房が完備されており、働き易い環境が多いです。
反対に交通整備や駐車場誘導員の仕事は「外仕事」になるので、体力面でも割とハードです。特に交通整備は危険と隣り合わせなので、常に注意して仕事に取り掛からなくてはいけません。
警備員の仕事内容ついて
警備員の仕事内容は、「目視監視」「モニター監視」「整備」「誘導」「出入り管理」「防災管理」などが挙げられます。整備や誘導は動かなければいけませんが、監視の仕事であれば持ち場で立っている事がほとんどです。
不審者など人の監視はもちろんですが、財産や展示物などを守る監視もあります。「見張り役」のような役目ですね。
警備員の仕事時間ついて
警備員の仕事時間は、「AM8時~PM5時」くらいが一般的です。ただし警備員の仕事では「夜勤」を行っている場所も存在します。
夜勤があると基本的には社員が交代制で仕事を行うことになります。特に会社やデパートなど屋内の警備だと、夜勤がある事が多いです。
2,警備の中でも交通整備員は辛い仕事
警備員の仕事の中でも、「交通整備」の仕事は外仕事になるので、体力面でもハードで辛い仕事です。夏場は炎天下の下で働かなくてはいけないし、冬場は寒さに耐えなくてはいけません。
天候が悪い日はカッパを着用して交通整備を行います。交通整備員は、「夏は暑い」「冬は寒い」と気候に左右される仕事です。
体育会系が多い職場
交通整備の仕事は「工事現場」「施設の出入り口」が主な職場となります。工事現場だと、「工事作業員の手伝い」という形で仕事を行います。
工事作業員の人は体育会系が多く、上手く整備を行えないと怒号が飛び交うので大変です。工事作業員だけでなく、一般のドライバーからも怒られる事があります。
交通量が多い道路だと車が非常に多く、整備するのがとても難しいです。
3,施設警備は暇だから辞めたいと感じる
「会社」「イベント会場」「公共施設」などの屋内での施設警備員は、交通整備と違って基本的には楽な仕事です。屋内では空調管理がされており、基本的には目視やモニター越しに「監視」しているだけです。
施設警備員の仕事の場合は、「仕事が辛いから」ではなく「仕事が暇だから」辞めたいと感じる人が多いです。
1日中同じ場所に立っているだけだと、時間が過ぎるのが長く感じてしまい、毎日が暇に感じてしまいます。最初は楽だから良いかもしれませんが、次第に「やりがいの無さ」に嫌気が差し、仕事を辞めてしまいます。
仕事が退屈なら、巡回できる職場がオススメ!
施設警備員は二通りに分かれます。それは「立っているだけの仕事」と「巡回する仕事」です。やってみれば分かりますが、立っているだけ警備の仕事は本当に暇です。
全然時間が進まないし退屈です!
反対に巡回できる仕事は、好きなように動けるので、ストレスを感じづらいです。ジッとしているのが苦手な人は、巡回できる警備の仕事を探しましょう!
4,その他警備員の仕事を辞めたい理由とは?
警備員の仕事を辞めたい理由は、他にどういったものがあるのでしょうか?よくある理由をご紹介します。
辞めたい理由1:給料が安い
警備員の仕事は給料が安い職場が多いです。もちろんこれは職場によるのですが、15万円~25万円くらいが一般的な相場となります。
派遣やバイトであれば悪くないかもしれませんが、正社員だと頑張っても評価が受け辛く、昇給が少ないのも辛いところです。
警備員は誰でも出来る仕事なので、給料水準が低めに設定されています。警備の仕事で高給を受け取りたいなら、下記のような仕事がオススメです。
●交通量の多い交通整備の仕事
●夜勤の警備の仕事
交通量の多い場所で交通整備を行ったり、夜勤の警備を行えば、通常の警備員より給料を高く受け取れます。他にも資格取得を積極的に行えば、昇進や給料アップに繋がります。
辞めたい理由2:人との接点が少ない
社交的な人や人と話すのが好きな人だと、警備員の仕事には向いていない可能性が高いです。なぜかと言いますと、警備員は基本的に人と喋ることがほとんど無いからです。
同僚と休憩中に話す機会はあっても、お客さんやその他の人と会話する事はありません。人との交流が少なく、退屈に感じる人はいらっしゃると思います。
辞めたい理由3:将来性がない
警備の仕事はアルバイトや派遣社員で多く募集されています。正社員として募集している所が少なく、長く続けられないのも辞めたい人が多い理由の1つです。
さらに最近は「無人セキュリティー」の導入が増えており、少しずつ警備の仕事は少なくなっています。
辞めたい理由4:やりがいがを感じられない
警備員の仕事は「ノルマ」があるわけでもなく、淡々と与えられた仕事をこなすだけです。ですので仕事での評価も受け辛く、「やりがいの無さ」は常に問題視されています。
仕事は上司から評価されたり、何か達成感を得られると「モチベーション」が上がります。警備員の仕事では、そういった仕事でのやりがいを感じづらいです。
辞めたい理由5:人間関係に不満を抱えている
警備員は従業員同士の交流は少ないのですが、直属の上司とは仕事を行う上で交流が必要になります。特に最初の内は一人で仕事を任せてもらえないので、上司や先輩とペアになって仕事を行う事が多いです。
そんな上司と相性が悪いと最悪です。
直属の上司の性格が悪かったり、パワハラ、モラハラを平気でしてくるような人間だったら・・・・。誰でも仕事が嫌になってしまいます。
辞めたい理由6:やりたい仕事が見つかった
世の中には、「営業」「エンジニア」「販売職」「企画」「経理」など様々な仕事が存在します。何か他の仕事にチャレンジしたくなったり、別で興味のある仕事が見つかったら、仕事を辞めたくなりますよね。
やりたい仕事が見つかるというのは、辞めたい理由でもポジティブな考え方です。そういった場合は何でもチャレンジしてみる事をオススメします!
5,警備員が辛い、辞めたい場合の対処法
続いては、警備員の仕事が「辛い、辞めたい」と感じた場合の対処法についてご紹介します。
対処法1:警備会社に配属先を変えてもらう
警備員の仕事は、基本的に警備会社で雇われて働くのが一般的です。
「会社の警備」「銀行の警備」「美術館の警備」「デパートの警備」
警備会社に就職して、そこから上記のような場所に配属されていきます。
ですので現在の職場に不満があるなら、勤め先の警備会社に配属先の移転を申し出てみましょう。
給料が安いのであれば、もっと給料が高い配属先。仕事が退屈ならば、立っているだけでなく巡回したり、そのほかの仕事を任せてもらえるような職場に配属を申し出てください。
対処法2:キャリアに不満があるなら、警備の資格を取得する
給料やキャリアの面で不満を抱えているのであれば、警備関係の「資格取得」をオススメします。警備の資格には下記のようなものが存在します。
●警備員指導教育責任者(国家資格)
●機械警備業務管理者(国家資格)
●警備業務検定(国家資格)
●施設警備業務検定
●交通誘導警備業務検定
●雑踏警備業務検定
●貴重品運搬警備業務検定
●核燃料輸送警備業務検定
●空港保安警備業務検定
警備の資格は個人で取得する事も可能だし、警備会社に入社してから受けさせてもらうこともできます。資格を取得すると昇進しやすくなり、キャリアップにも繋がります。
対処法3:思い切って他の仕事への転職を考える
もし現在働いている「警備員」の仕事に、不満があったり辛いと感じているなら、他の仕事への転職を考えてみても良いと思います。
新しい職種にチャレンジしても良いし、もっと条件の良い警備員の仕事を探すのもオススメです。
転職エージェントを使えば、現在の仕事を続けながら転職活動が行えます。「次の仕事が決まったら、今の仕事を退職する」といったスタンスでOKなので、リスクがなく安心です。
6,オススメ転職エージェント
ここでは私がオススメする転職エージェントをご紹介します。どのエージェントも対応がよく使いやすいので、是非無料登録して利用してみて下さいね。
おすすめ転職エージェント1:リクルートエージェント
・リクルートエージェント
リクルートエージェントは、100,000件以上の求人があると言われている転職エージェント。求人数がとにかく多く、担当者の当たり外れが少なく質が高いことも有名です。
転職に関するサポートも受けられますので、転職に不安を抱える人でも、安心して転職活動が行えます。
リクルートエージェントは大手企業のリクルートが運営している事もあり、様々な業種にコネクションを持っていることでも有名。他のエージェントでは取り扱っていない求人もありますので、是非無料登録を行い活用しましょう。
20年以上にわたって転職活動を支援しており、一人ひとりに合わせた転職のサポートを行ってくれます。
・業種全般取り扱いあり
・対応地域 全国
・種類 転職エージェント
7,警備員の仕事が暇、辛い、辞めたいのまとめ
以上です。今回は「警備員の仕事が暇、辛い、辞めたい」と感じる理由や、オススメの転職方法についてご紹介しました。仕事が辛い場合は、無理して仕事を続ける必要はありません。
転職エージェントを利用すれば、現在の仕事を続けながら転職活動が行えるので、リスクがなくオススメです。
警備員の仕事自体が嫌になっているのであれば、新しい職種を探してみましょう、警備員の仕事はいいけど、今の職場に不満がある場合は、もっと条件の良い警備員の仕事を見つけましょう!
是非今回の記事を参考にして、警備員の仕事からの転職に役立ててくださいね。