ネットショップは参入障壁が低いことから、たくさんの人が副業や本業として始めます。しかし成功するのは一部の人で、多数の人は上手く運営できずショップを閉店してしまいます。これは一体なぜなのでしょうか?
目次
1,早く結果が出ると勘違いしている
2,戦略がない
3,集客方法を考えていない
4,オリジナル性がない
5,在庫の管理
6,まとめ
1,早く結果が出ると勘違いしている
「ネットでの販売」と聞くと、すぐに儲かると考える人が多いです。「ネットショッピングは今ブームだし、最初は大変かもしれないけど頑張ればすぐに売れるようになる。」
このように考えている人は未だに一定数はいます。さすがに最近では「出せば売れる」といった甘い考えを持っている人は少ないですが、それでもネットショップに対する考えが甘ますぎます。
ネットショップは現在激戦区
リアルショップの場合、ライバルはそこまで多くありません。同じ商圏で同じ商材を扱うお店だけですので、多くても数店舗程度でしょう。
しかしネットショップは、それこそ全国の同じジャンルのショップがすべてライバルになります。現在ネットショップの参入障壁が下がっていることもあり、お店は増える一方です。
周りと同じ事をやっていても、お客さんは日々奪われて売上が減少するのは目に見えています。
認識を変える
現在のネットショップ運営は、過去と比べれば間違い無く難易度が上がっています。通販業界は成長期から成熟期に入り、たくさんのサイトが淘汰していっています。
「ネットショップを出店すればすぐに稼げる」
「ネットショップはリアルショップより稼ぎやすい」
こういった認識をしていると、いざ商売を始めた時にすぐに挫折して失敗しやすいです。「ネットショップは簡単には結果が出ない」ということを頭に入れて、長い目で取り組むことが挫折しない1つの運営方法となります。
”ネットショップは早く結果が出ると勘違いしていること”
これが初心者が運営で失敗する1つの理由です。
2,戦略がない
これからのネットショップ運営では、「戦略」がないお店は間違い無く生き残れません。
・どの商品を売っていくのか
私もネットショップ開業当初であれば、「戦略」など考えたこともありませんでした。しかしただ仕入れた商品を販売していても、売上が伸びることはありません。
「周りと同じ商品を売っていても、埋もれるだけだ・・」
私の場合は最初このような考えが頭をよぎりました。ですので他で取り扱っていない商品構成で、お店を作っていくようにすることにしました。
1,まずはニッチな商材でお客さんの確保
2,お店にお客さんがついたら、少しずつマス向きの商品を入れる
上記のような戦略を元に、少しずつお店を強化していきました。お店の規模や段階によって、戦略は変わってきます。常にどのような戦略で売上を伸ばしていくかを考えていなければいけません。
”戦略を考えない”
これがネットショップで失敗する二つ目の理由です。
3,集客方法を考えていない
「ネットに出せば売れるは過去の話・・・」
こういった言葉はよく耳にしますよね。本当にその通りでネットショップを開業して間もない時は、このことが頭に入っていない人が多いです。
「仕入れ」や「商品ページの作成」には力を入れるのですが、肝心の集客のことは全然考えていないんですよね。ページを作って待っている状態。
これでは売れ始めるのに時間がかかりすぎて、「ネットショップは売れない・・」と勝手に判断してしまいます。
自社サイト
自社サイトは特に「集客」を考えなくてはいけません。ブログで人を集めたり、リスティング広告などを打つのもありです。グーグルショッピングへの出稿も、大きな費用は掛からないのでオススメです。
楽天などのモールでは?
楽天やワウマ、ヤフーなどのモールは比較的集客がしやすいです。モール自体がお客さんを集めてくれるので、多少の流入は見込めます。
しかしそれでも、待っているだけと戦略的に集客するのでは雲泥の差が表れます。モールでは基本的に集客方法は限られています。
広告
投資できるのであれば、モール内で「広告」を使えば確実に集客はできます。ただ1からネットショップを作ったのであれば、まだ集客したお客さんに購入させる力がないので、広告はあまりおすすめしません。
広告のお客さんは何となく回遊している人が多いので、検索から入ってくるお客さんより購入率が悪いです。
商品検索からの流入
購入にもつながりやすいし、費用も掛からない集客方法は「検索からの流入」です。検索からお客さんを呼び込むには、モール内で商品を上位表示させなければいけません。
よくネットショップ出店者が使うのが、「入り口商品を作る」ことです。利益がほとんど取れないくらい価格を下げて、1つの商品だけ他の店舗との差別化を図ります。
価格を下げた商品は売れるようになり、検索結果でも上位表示されます。その商品が入り口となってお客さんが入ってくるようになり、他の商品も売れてお店全体の売上が上がっていくといった戦略です。
これはネットショップでは鉄板の販売方法なので、是非実践してください。
モールを使って商品の上位表示がおすすめ
初心者がネットショップで売上を作るなら、モールに出店して検索からお客さんを集めるのが一番おすすめです。
長期的な売上にも繋がるし、そこまで難易度も高くありません。
おすすめのモールは楽天市場ですね。費用は掛かりますが、集客力はダントツで1つでも商品を上位表示させれば、そこからある程度の売上は作れます。資料請求はコチラから無料で出来ます。
4,オリジナル性がない
オリジナル性がないショップも今後益々弱くなっていきます。最近メンズファッションで弱くなっているジャンルは、量販店型のショップです。
普通のチノパンであったり、普通のTシャツを安く販売している所ですね。数年前はこういったお店は上位店舗に入っており、大きな売上を作っていました。
しかし最近では似たようなお店が溢れており、売上を落としている傾向があります。
ジャンル特化型が強い
ファッションばかりで悪いのですが、例えば「アロハシャツ専門店」のような、専門性のあるサイトはますます強くなっていきます。
仮に他のショップと同じ商品が並んでいても、「アロハシャツ」に関しては数量も多いでしょうし、「アロハシャツを探しているお客さん」はお店の雰囲気から、アロハシャツ専門店に入ってきてくれます。
お店の雰囲気を出す
トータルでお店を見れているネットショップの運営者は少ないです。自分が何となく気に入ったものを販売する。こういったことをやっていると、お店の雰囲気がまとまらずオリジナル性がなくなります。
これがネットショップで失敗する理由となる場合もあります。
ショップのコンセプトや雰囲気は、今後さらに重要視していくべきです。
5,在庫の管理
ネットショップを運営しているのであれば、在庫に関しては正しく管理しておくべきです。
「黒字経営なのに倒産した・・・」
ネットショップではこういったことが頻繁におきます。これは在庫の持ちすぎが原因で、利益は出ているけどその分を仕入れに回しているせいで、資金繰りができなくなり倒産します。
仕入れはネットショップを伸ばすには大事なことですが、売上に見合った仕入れをしなければ資金繰りが出来なくなります。
在庫やお金に関する管理が甘いのも、ネットショップが失敗する1つの原因です。
6,まとめ
今回は初心者の方がネットショップを開業して、失敗する理由についてご説明しました。
ネットショップは成功すれば、やりがいもあるし大きな利益も生み出せます。しかし甘い認識でやっていると、すぐに失敗してしまうので注意しましょうね。
・ネットショップはすぐに売れるという考えを捨てる
・戦略を持って運営する
・集客方法を考える
・在庫とお金の管理を疎かにしない
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