ネットショップを出店する場合、「どこに出店するか？」はとっても悩みますよね。規模や商品のジャンルによっても、出店先は変わってくるのでしっかり検討する必要があります。
目次
1,楽天市場
2,ワウマ（旧DENA）
3,AMAZON（アマゾン）
4,ヤフーショッピング
5,Q10（キューテン）
6,ショップリスト
7,まとめ
1,楽天市場
ネットショップのモール出店といえば、「楽天市場」が絶対的な知名度ですよね。集客力も強く、まだまだ多くのネットショップが楽天の集客力に頼っています。
他のモールが出店費用や月額費を無料化していますが、楽天だけは金額を変えることがなく強気の姿勢です。
一番安いプランでも月額の１９，５００円×１２ヶ月（1年分一括支払い）＝２３４,０００円＋初期費用６０，０００円＝２９４,０００円の費用が最初に掛かってきます。
これはある程度の資金がないと、少し厳しいですよね。
※関連記事
⇒楽天にネットショップ出店して売れるの？【2017年度版】
上手く運営すれば一番儲かるモール
楽天市場ではネットショップの規模が大きくなればなるほど、支払う手数料も下がり利益が出やすくなります。売上が小さいうちは、費用がかさむので大きな利益を出しづらいです。
しかし一度軌道に乗ってしまえば、楽天の集客力のおかげで一気に青天井の売上を作ることができます。これは他のモールでは中々難しく、楽天市場に出店する最大のメリットと言えます。
おすすめの出店順番
楽天は売上を大きく上げるには必須のモールです。ですが費用もそこそこ掛かるので、最初の出店先としてはオススメできません。
一番いい方法は最初に安いモールに出店して、ある程度の売上が作れるようになってから楽天出店がおすすめです。そうすることでリスクを取らずに、運用資金で楽天市場に出店ができるようになります。
元から資金力がある方であれば、楽天へ出店して一気に売上を伸ばすべきです。
【楽天市場出店にかかる費用】
・初期費用 ６０，０００円
・月額費用 １９，５００円～（年間一括払い）
2,ワウマ（旧DENA）
ワウマでは運営会社の変更があり、現在ネットショップ出店の無料化が取り組まれています。初期費用と月額手数料が1年間無料となっており、個人的にはちょっとくらい忙しくても必ず出店するべきだと思っています。
私も5年以上前からワウマ（旧DENA）に出店していますが、一定の売上は毎月あります。特にファッションなどであれば、スマホユーザーが多いため売上は比較的作りやすいです。
【関連記事】・Wowma! [ワウマ]にネットショップ無料出店！絶対出店すべき！
【関連記事】・Wowma(ワウマ)への出店方法。評判・審査・費用・手数料などは？
今までにない取り組み
ワウマ（旧DENA）では楽天と同じくらいの費用が毎月掛かっていました。これが「０円」となっている今は、絶好の出店チャンスです。
仮に売れなくても1年以内に退店すれば、費用は0円だし失うものがありません。ネットショップは相性が大事なので、1度試してみるというスタンスはとても重要です。
現在はKDDIが運営会社となっていますが、CMなどもバンバン打つ予定だそうです。これによってワウマ（旧DENA）自体が集客してくれるので、売上はさらに倍増する可能性があります。
【ワウマ（旧DENA）出店にかかる費用】
・初期費用 ０円
・月額費用 ０円（1年間）2年目以降は月会費4,800円
3,AMAZON（アマゾン）
アマゾンは他のモールと比べると、少し体制が違います。個人的には売上が落ち易く、安定しない印象です。
アマゾンは顧客がつかない
アマゾンでは他のネットショップと違い、お店のページを作ることができません。基本的に商品を出品する作業のみで、「お店のお客さん」ではなく、「アマゾンのお客さん」となる感じです。
ですので売上も安定しにくいです。
運営が簡単
アマゾンでは商品出品のみの作業なので、正直片手間で運営できます。出品作業さえ行っていれば、ある程度は売れるのでとっても楽です。
アマゾンは楽天なみの集客力があるので、売れている店舗は楽天と同じくらい売っており、最初から出店しておくべきです。どのタイミングで売れ出すかは分かりませんからね。
費用が安い
アマゾンでは月額4,900円＋販売手数料８％～１５％くらいが掛かってきます。１５％と聞くとちょっと高いと感じるかもしれませんが、月額費用は４，９００円と安いし、大きく引かれるのは販売手数料だけなのでそこまで悪くないです。
【AMAZON（アマゾン）出店にかかる費用】
・初期費用 ０円
・月額費用 ４，９００円
・販売手数料が８％～１５％と少し高め
4,ヤフーショッピング
ヤフーショッピングもネットショップの無料化をしていますね。無料化当初はネットショップの費用が０円になって喜んだのですが、最近はちょっとやりづらいと感じています。
別のところで回収しようとしている
ヤフー側も商売なので当たり前なのですが、無料化した部分を広告などで回収しようとしています。ネットショップでは検索からの流入が一番大事なのですが、検索上位が広告を支払った店舗が優先されるようになりました。
「PRオプション」という広告なのですが、これにたくさんお金を使うと検索結果で上位表示されます。もちろん商品の売上なども加味されますが、資金力のある店舗には太刀打ちできません。
広告費を支払わないと売上は減少する
私も一定の広告費は出していますが、広告を出さないと売上は減少する一方です。無料化はありがたいですが、利益が出しづらいのが現状です。
【ヤフーショッピング出店にかかる費用】
・初期費用 ０円
・月額費用 ０円
5,Q10（キューテン）
キューテンは月額０円で運営できるECモールです。最初に１０，０００円が必要になりますが、他には特に費用が掛かりません。
アマゾンと同じで販売手数料が、７％～１２％掛かりますがそれ以外は費用が発生しないので良心的だと思います。
広告を出すと売れる
キューテンは規模が大きくないせいか、出店しているだけでは正直売れません。安い広告でも出せば、ある程度売上を作れるので、出店するのであれば安い広告を試してみましょう。
そこで利益が出せるようであれば続けてもいいと思います。
【Q10（キューテン）出店にかかる費用】
・初期費用 １０，０００円
・月額費用 ０円
・販売手数料 ７％～１２％
6,ショップリスト
ショップリストはメンズ、レディース、キッズのアパレルに特化したショッピングモールです。初期費用や月額費は掛からないのですが、「販売手数料４０％」というのが高すぎます。
私も出店していましたが、この高すぎる手数料がネックとなって退店しました。作業も少なく片手間で出店できるのでいいのですが、手数料が高かったら辛いですよね。
ショップリストが配送・顧客対応は行う
ショップリストに出店していて「楽だな」と感じたのは、顧客への出荷や対応をすべてショップリスト側が行ってくれることでした。
商品の出品作業と、売れた商品だけショップリストにまとめて出荷するだけなので、面倒な作業がありません。利益率が７０％程度ある店舗であれば出店してもいいと思います。
【ショップリスト出店にかかる費用】
・初期費用 ０円
・月額費用 ０円
・販売手数料 ４０％くらい（店舗によって多少上下する）
7,まとめ
１からネットショッピングの開業を考えているのであれば、「ワウマ」や「アマゾン」「ヤフーショッピング」などの、無料か安く出店できるモールがおすすめです。
安いモールで売上を作れるようになったら、楽天市場に出店しましょう。資金力があれ場合は、最初から楽天市場をおすすめします。
ネットショップ出店なら楽天がオススメ！
楽天はECモールの中でも最大級の規模です。ネットショップを出店するなら、楽天は一番オススメです。資料請求は無料なので、一度料金や体制を確認してみましょう。
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