アパレル商品には売れる時期と売れない時期があります。これを知っておくことで、いざ売れなくなった時も適切な対処方法を取ることができるし、変に慌てることが少なくなります。アパレル商品の販売を行おうと思っているのであれば、是非一読しておいて下さい。
目次
1,アパレルには売れる時期と売れない時期がある?
2,売れない時期を把握しないと危険
3,アパレルは2月と8月は売れない?
4,ネットショップとリアル店舗での違いは?
5,実店舗の衰退
6,売れない時期と売れる時期にやるべきこと
7,まとめ
1,アパレルには売れる時期と売れない時期がある?
私はネットショップのアパレル会社を経営していますが、特にアパレルは「売れる時期」と「売れない時期」の差が激しいように感じます。
アパレル以上に売上に波がある商材もありますが、アパレルもそこそこ波が激しいので「いつ売れなくなるのか?」ということを、事前に把握しておくことが大切です。
開業時は分からない!
2年、3年とアパレル販売を続けていると少しずつ分かっていくのですが、開業当時は”売れない時期”というのが本当に分かりません。
私も「売れる時期」「売れない時期」が分からなかったばっかりに、無駄な投資もしたし赤字をたくさん出した時もありました。
2,売れない時期を把握しないと危険
売上が伸びてきたら、「このまま売上が伸び続けるのではないか?」このように過信してしまい、適切な仕入れや投資ができなくなってしまいます。
実際は売上が縮小する時期なのに、大きく投資や仕入れを行ってしまい、赤字に転落してしまうことはよくあることです。
規模が大きくなると倒産の恐れも
よく「黒字倒産」といった言葉がアパレルの会社に起こりますが、これは在庫を持ちすぎたために起こる現象です。
売上はあるけれど、それ以上に仕入れをしてしまって、お金が回らなくなり倒産してしまう、といった状態のことです。
これは売上に対して適切な仕入れをできないと起こります。ようするに売上の予想額を、大幅に見誤ってしまうというミスのせいで起こる現象です。
売れる時期にはしっかりした投資を
アパレル販売において売れない時期を知ることは大切ですが、それと同じくらい「売れる時期」を知っておく事も大切です。
売れる時期にしっかり広告や仕入れなどの投資を行うことで、投資に見合った売上を作ることができるようになります。
逆に売れない時期にこれを行ってしまうと、思ったように伸ばせず赤字に転落してしまいます。
3,アパレルは2月と8月は売れない?
アパレルでよく耳するのは、「ニッパチ(2月と8月)は売れない」といった文言ではないでしょうか?
なぜ2月と8月が売れないかというと、理由はいくつか存在します。
服を買う時期ではない
まず2月は冬の終わりなので、そこで冬服を買う人はいません。たいていは10月~1月くらいの間にある程度購入してしまっています。
さらに2月は日数が少ないせいもあり、売上は必ず縮小してしまいます。
8月も同じように夏の終わりなので、夏物を買う人は少ないし、秋物もまだまだ暑いせいで売れません。さらにお盆などの影響もあり、商品が売れづらくなります。
何月が売れるの?
アパレルに限って言えば、7月と12月が売上の山を作りやすい時期となります。
特に12月はアウターなどが売れて商品の単価が高くなるので、夏場よりも売上高は断然伸びやすいですね。
2月が売上の底だとしたら、3月~売上が伸び始めて、8月、9月で一度落ちて、さらに10月~12月にかけて一番の売上の山ができるイメージです。
お店によって多少の違いは出てきますが、私の感覚ではこのような感じです。
12月はさらにボーナスの時期でもあるので、ユーザーが消費志向になります。
4,ネットショップとリアル店舗での違いは?
商品の販売にはネットショップとリアル店舗があります。これら2つは「売れない時期」「売れる時期」に違いはあるのでしょうか?
月は関係ない
アパレルや服飾系であれば、ネットショップもリアル店舗も売れる月や売れない月は大体同じです。
2月と8月はどちらも売れないし、12月はネットでも実店舗でも売上が一番作りやすい時期です。
連休の影響
ネットショップであれば、大型連休は基本的に商品が売れなくなります。これはお客さんが出掛けるのが関係しており、実店舗にお客さんが流れるようになります。
逆に普通に仕事がある平日であれば、わざわざ実店舗に買いに行く人も少なく、ネットショップのほうが賑わいを見せています。
お盆、正月、3連休などは、ネットよりも実店舗の方が売上を作りやすいです。
時間の影響
リアル店舗は夜は閉まっているので、オープンしている時しか売上はないですよね。ネットショップの場合は、一日中オープンしていますが、日中よりも夜のほうが売上が上がります。
これは仕事や学校などが影響しており、仕事や学校に通っている時間帯はどうしてもネットショッピングを楽しむユーザーが少なくなります。
しかし夜になればネットを閲覧するユーザーが増えて、ネットショップに賑わいが出てきます。
5,実店舗の衰退
ネットショップと実店舗では月別でいけば売上に偏りはありません。しかじ全体で見ると、あきらかに実店舗からネットショップにユーザーが流れているのは間違いありません。
私は仕事柄ネットショップも実店舗も両方の情報が入ってきますが、正直実店舗はほとんどのお店が苦しい状況です。
これはネットショップがお客さんを奪っていることが原因となっています。
連休以外は実店舗に行かない
実店舗は大型連休になればある程度賑わいますが、それ以外の平日は日に日にお客さんが減少するばかりです。
おそらく今後さらにひどくなるし、実店舗のみで運営している会社は消えていく可能性が高いです。
ネットショップも始めよう
もし実店舗のみでアパレル販売している人がいれば、できるだけ早めにネットショップ運営も始めるべきです。
少しずつでもページを作っていけば、時間が経てば売れるようになるし、さらに最近はコストもほとんど掛けずにネットショップを開業することも可能です。
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6,売れない時期と売れる時期にやるべきこと
売れない時期に商品を仕込む
アパレルで売れない時期は、広告などの販促にお金をまわすのではなく、仕入れの強化にお金を使いましょう。
2月であれば春服、8月であれば秋服。
これらの仕入れをしっかり閑散期に行っておくことで、いざ繁忙期になったときに売上を大きく作れるようになります。
売れる時期には投資をしっかりと
服が売れる時期になれば、それにあわせた投資を行っていく必要があります。
広告で露出を計ったり、仕入れももちろん行っていかなければいけません。
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7,まとめ
以上です。今回はアパレル(服)の売れない時期、売れる時期について解説しました。
アパレルは基本的に7月と12月が売上の山となり、2月と8月(ニッパチ)が売上の底となります。
こういったことを頭に入れておくだけでも、いざショップ運営を始めた時に適切な所で投資ができるようになります。
売れない時期というのは、お金をたくさんかけても売れづらいです。投資に見合ったリターンは期待できないし、赤字、倒産などにも繋がる恐れがあります。
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