ネットショップに出店するときって売り上げがどれくらい作れるか分かりませんよね?楽天やアマゾンなどの大手であれば、他のお店のデータも出ているので想像がつきますが、小さなECモールであれば全く未知のものになります。今回はネットショップ出店者にとって気になる、「ショップリストは売れるか?」についてまとめてみます。
目次
1,ショップリストって?
2,ショップリストの形態
3,私が退店した理由
4,ショップリストでの売り方
5,まとめ
1,ショップリストって?
ショップリストとはレディース、メンズ、キッズを取り扱うファッションサイトです。主に価格帯の安いファストファッションブランドを、一つのサイトに集めて販売されています。楽天であれば、例えばA店とB店で商品を購入すれば、それぞれ別のお店から出荷がされます。(送料が×2でかかる)
しかしショップリストは、ショップリストからの出荷になるのでA店とB店で購入しても、まとめて出荷がされます。お客さんにとって送料の面ではお得ですね。
2,ショップリストの形態
ネットショップをお持ちの方であれば、どういったモールに出店しようかは悩むところだと思います。モールとお店の相性もあるし、売れるモールであればすぐに出店したいというのが本音ですよね。ショップリストではファッション分野の方のみ対象となっています。他のモール(楽天やアマゾン)と比べても少し特徴があるので、理解したうえで出店を検討するようにしましょう。
手数料が以上に高い
ショップリストでは手数料が以上に高いです。私が出店していたのは少し前なので変わっているかもしれませんが、売り上げの40パーセント程を手数料で持ってかれます。1万円のものを売れば、4000円をショップリストに取られます。その分広告や月額費などは掛かりません。全部こちら(ショップリスト側)で費用を見るので、売り上げの40パーセントだけ下さいね、ということです。
接客はやらなくていい
基本的に運営者は「ショップリスト」になるので、お客さんの問い合わせやクレーム対応はショップリストが行います。これはとても助かります。
商品は売れたらショップリストに送る
ネットショップの運営者は商品が売れた時点で、ショップリスト宛にまとめて商品を発送するだけでOKです。1日に10人購入しても一つの箱にまとめて、必要な商品をショップリストに出荷するだけですので作業も簡単です。ネットショップで煩雑な出荷作業に時間が掛からないので、とても嬉しいサービスですね。
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商品登録は自分で
お客さん対応や出荷などはショップリスト側が行ってくれますが、商品登録は自分で行わなければいけません。とは言ってもショップリストでの商品登録は簡単で、大した時間も取られません。ページ作成などは特に無いので、時間を奪われるということは少ないですね。
広告費は掛からない
ショップリスト側がグーグル上の広告などに出しているので、特にネットショップ運営者に広告費が掛かることはありません。
3,私が退店した理由
私は1年ほどショップリストでネットショップを運営しましたが、結果的に退店しました。売り上げとしては50万くらいだった?と思います。手間が掛からないショップだし、出しておく分にはよかったのですが退店した理由は”利益率の低さ”にあります。
価格を楽天や他のショップに合わせなければいけない
運営当初は楽天で1000円で売っていても、ショップリストでは1500円のように割り増しして売っていました。40パーセントの手数料を考えると、ショップリストでの価格を上げなくては利益が取れないですからね。私のところは利益率が55パーセントほどですので。しばらくは割り増しして売っていたのですが、ある時点でショップリストの担当から「楽天と価格をあわせて下さい」と連絡が来ました。
私も利益優先をして、値段をあわせると利益が取れなくなるので厳しいと伝えました。しかしショップリスト側も引くことがなく、退店か価格を合わせるかまで迫られました。ですのであっさり退店しましたね。これが退店を決めた理由です。利益も取れないモールでいくら売っても意味がありませんから。
4,ショップリストでの売り方
ショップリストで大きな売り上げを作ろうと思えば、お客さんに上手く商品を露出することを考えなければいけません。ページの作成や広告などもないので商品力が鍵を握ります。
価格が安いものをランキングに入れる
ショップリストは若い方向けのファストファッションに特化しています。ジャンルがあったお店であればそこそこ売れます。集客にはショップリスト側も力を入れていますので、後はショップリスト側でどう露出を計るかですね。広告などはないので、「ランキングに載せる」これはとても重要です。ランキングに入りやすい商品としては、「安い商品」が特に好まれる傾向があります。
定期的な値下げで露出
タイムセールのような枠もショップリストでは用意されています。私のお店の場合は常にタイムセールをしていた気がします。そうすることでトップページから誘導が掛かるので、お客さんを一定数確保できます。大きく割引必要がありませんが、露出のために値引きはしておく必要があります。
5,まとめ
ショップリストは手間が掛かるモールではありません。作業を下記にまとめておきます。
・売れた商品はショップリストにすべて出荷して、ショップリスト側からお客さんに送る
・お客さんの対応はすべてショップリスト側がやってくれる
作業が少ないのでネットショップの担当者を一人つけるまでもなく、他のショップを運営しながら片手間でも全然運営が可能です。それよりも気をつけなければいけないのは、「しっかり売り上げが作れて、利益を取れるか?」です。
他のモールと価格差がショップリスト側に気づかれれば、価格の割り増しは注意されてしまいます。利益が60%~くらいあれば利益を確保できるかと思います。(毎回セールをやることも考えて)
あとは「低価格路線のファッション」というジャンルにはまっていればOKですね。メンズ、レディース、キッズ、などであれば大丈夫です。ショップリスト自体のお客さんは増えているようなので、ある程度の規模があって上手く売れば月100万くらいにはなるのではないでしょうか?ショップリストでネットショップの出店を考えている人の参考になれば幸いです。
ネットショップ出店なら楽天がオススメ!
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