会社の中でも難しい立場なのが「総務」です。総務は役員と一般社員の間に位置して、意外と辛い事が多く大変な仕事です。
総務をしており、「仕事を辞めたい」「仕事が辛い・・」と感じている人は多く、実際に総務から転職を考えている人も大勢いらっしゃいます。
そこで今回は、総務を辞めたい理由や、総務からのオススメの転職先などについてご紹介します。
1,総務を辞めたいと感じる理由
総務は仕事内容が幅広く、様々な人とコミュニケーションを取らなければいけません。一般職に比べて大変な事も多く、仕事に対する不満は後を絶ちません。
部下や役員との人間関係への不満、仕事へのやりがいに対する不満など、総務を辞めたいと感じる理由は様々です。まずは一般的に取り上げられる、総務を辞めたい理由をご紹介します。
総務を辞めたい理由1:仕事で評価されづらい
総務という仕事は、意外と仕事面で上司から評価を受け辛い傾向があります。
一般職の場合は同じ立場で働く人が大勢いるため、社員同士を比べて評価してもらえます。営業成績が周囲に比べて良かったり、仕事のスピードが他の社員より早ければ、その分評価されますよね?
しかし総務は他の人と仕事内容が異なるため、比べる対象が存在しません。さらに仕事内容が分散されており、個人の能力が仕事に反映しづらいため、上司から「評価」され辛い仕事です。
頑張っているのに仕事面で評価されないと、仕事に対するモチベーションが低くなります。
総務を辞めたい理由2:昇進できない、昇給できない
総務のポジションに一度就くと、給料や立場が固定されてしまうことが多いです。
総務という仕事は特殊な仕事です。代わりを立てるにも別の社員を育てるのに時間が掛かるので、基本的に同じ人がしばらく総務を続けることになります。
総務をしている間は、「昇進」「昇給」とは無縁になることがあります。
総務を辞めたい理由3:人間関係
総務は中間管理職となります。部下と役員の板ばさみに合う事が多く、人間関係でも苦労が耐えない仕事です。部下からは仕事に対する文句を言われ、役員からは部下に対する文句を言われます。
どちらとも上手く人間関係を築く必要があり、意外と大変な立場となります。
総務を辞めたい理由4:やることが多い
総務の仕事は部下のマネジメントから雑務まで幅広く行います。何か新しい仕事が出たり、困った事があれば、「とりあえず総務に任せる!」という風習があり、新しい仕事を任されたり、やることが多いポジションです。
小さな会社であれば、経理や人事も総務と一まとめになっており、総務がすべて一人で行うこともあります。特に年末や月末になると総務の作業量が増えるので、「仕事を辞めたい。」と感じる人も多いのではないでしょうか。
総務を辞めたい理由5:働く時間が長い
総務は幅広い仕事内容を行うため、どうしても一般職に比べて働く時間が長くなってしまいます。役員や一般社員が帰宅しても、総務だけ残っているのはよく目にする光景です。
2,仕事を辞められないときは退職代行サービスを使う
総務は全体の割合が非常に少なく、貴重な存在となります。仕事を辞めたくても役員から引き止められたりして、なかなか辞められない事も多いです。
「次の人が見つかるまで辞めないでくれ!」「今辞められたら困る!」など上司に言われて、ズルズル引き伸ばされると、退職時期を逃してしまいます。
このように仕事が忙しくて自分から辞められない場合は、退職代行サービスを使うのがお勧めです。
退職代行サービスとは、本人に代わって退職の意思を会社側に伝えてくれるサービスです。
オススメの退職代行サービス1:汐留パートナーズ法律事務所
汐留パートナーズ法律事務所は、弁護士が直接対応する「退職代行サービス」なので法律面でも安心です。民間の代行サービスに任せると、後々問題になるケースがあります。
会社側が納得してくれなかったり、最悪の場合は「訴訟」を引き起こされるケースも。
汐留パートナーズ法律事務所では最初から最後まで弁護士が対応してくれるので、トラブルに巻き込まれる心配がありません。相談は無料で、代行サービスの価格は54,000円です。
オススメの退職代行サービス2:退職代行Jobs
退職代行Jobsを使えば、会社への出社や連絡が一切不要で退職を行ってくれます。退職代行に掛かる費用は、29,800円。
正社員・契約社員・パート・アルバイトなど全て同じ料金で請け負ってくれます。退職代行利用者への無料カウンセリングを実施しており、専門家から話を聞くことが可能です。
価格は安いですが弁護士が対応するわけではないので、訴訟を起こされた場合手助けはしてもらえません。
3,総務からの転職にオススメな職業は?
続いては、総務からの転職にオススメしたい「職業」をご紹介します。総務は管理能力やマネージメントスキル、コミュニケーション力などが身につく仕事です。
転職を考えるなら、そういった経験を上手くいかせる職業がオススメです。
総務からの転職にオススメな職業1:マネージャー業、リーダー、店長など
総務のスキルを生かすには、「管理職」「マネージャー業」「店長」などを狙って転職するのがオススメ。例えば飲食店のマネージャー業、製造業のリーダー、お店の店長など。
こういった仕事は従業員のマネジメントを行ったり、職亜全体を管理できる広い洞察力が必要です。
最初から職場の店長やマネージメント業に就くのは難しいですが、そういったポジションを狙って転職するのはオススメです。過去に総務として働いた経験があれば、経歴が評価されるはずです。
総務からの転職にオススメな職業2:営業職
総務は努力が数字として現れないため、仕事で評価が受け辛いです。こういった事に不満がある場合は、「営業職」への転職がオススメです。
営業職は評価に数字が直結する仕事。どれだけ数字を伸ばせたかが、上からの評価に繋がります。
非常にシンプルですが、やりがいがあり、仕事を頑張る「意義」を感じる事ができます。トップ営業マンになれば、中間管理職以上の給料を貰う事も可能です。
総務からの転職にオススメな職業3:接客業、販売業
接客や販売の仕事も、仕事での頑張りが評価されやすいです。総務と求められるスキルは違いますが、「人とのコミュニケーション力」「広い洞察力」はどちらも必要となります。
総務からの転職にオススメな職業4:人事
総務からの転職であれば、「人事」の仕事もオススメです。人事の場合も、人とのコミュニケーションを取る能力や、マネージメントスキルが必要となります。
総務で培った経験を生かせるのでオススメ。
総務からの転職にオススメな職業5:経理、事務
経理・事務はパソコンを使えれば、未経験者からでもスタートできます。総務をしていれば、ある程度のパソコン能力は身についているはずなので、経理や事務で1からスタートするよの良いでしょう。
4,オススメ転職エージェント
総務が辛い、総務を辞めたいと感じているなら、「転職エージェント」を利用してみてください。転職エージェントとはネットを使って利用できる転職サービス。
転職エージェントへの無料登録を行うことで、全国の優良求人をチェックしたり、転職アドバイザーへの転職の相談ができるようになります。
すぐに転職を考えていなくても、いざという時のために無料登録しておく事をオススメします。
おすすめ転職エージェント1:リクルートエージェント
・リクルートエージェント
リクルートエージェントは、100,000件以上の求人があると言われている転職エージェント。求人数がとにかく多く、担当者の当たり外れが少なく質が高いことも有名です。
転職に関するサポートも受けられますので、転職に不安を抱える人でも、安心して転職活動が行えます。
リクルートエージェントは大手企業のリクルートが運営している事もあり、様々な業種にコネクションを持っていることでも有名。他のエージェントでは取り扱っていない求人もありますので、是非無料登録を行い活用しましょう。
20年以上にわたって転職活動を支援しており、一人ひとりに合わせた転職のサポートを行ってくれます。
・業種全般取り扱いあり
・対応地域 全国
・種類 転職エージェント
おすすめ転職エージェント2:DODA(デューダ)
・dodaエージェントサービス
DODA(デューダ)は、業界でもシェア率が高い転職エージェント。こちらも全国展開しており、首都圏や地方の求人も豊富なので安心して転職活動が行えます。
リクルートエージェントと同等の求人数を誇っており、どのような職種にも強い転職エージェントです。
DODAは転職サポートにも定評があり、親切で親身に対応してくれるという口コミが多いです。丁寧なカウンセリングや転職者に合わせたサポート体制は、強い味方となり転職にも有利に働きます。
サポートが充実しているため、始めての転職エージェントの利用でもオススメできます。もちろん登録は無料で行えます。
・業種全般取り扱いあり
・対応地域 全国
・種類 転職エージェント
5,総務が辛い、辞めたいのまとめ
以上です。今回は総務が辛い、辞めたいと感じる理由や、総務からのオススメの転職についてご紹介しました。
総務は中間管理職になるため、立場的にも辛い思いをする事が多いです。役員と部下の板ばさみに合うし、上から評価を受け辛いのも辛いところ。
総務の仕事には向き不向きがあります。自分が「管理職には向いていないな・・」と感じるようであれば、転職エージェントを利用してみてください。
転職エージェントには全国の様々な求人が記載されており、自分が本当にやりたい仕事がきっと見つかるはずです。