管理職になる事で生じるメリット・デメリット7つ。

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仕事で実力を認められると「管理職」に昇進する場合があります。皆さんは管理職に対してどのようなイメージを持っていますか?一般職と比べて、良い面、悪い面は一体どういった所なのでしょうか?


 

一昔前であれば、「管理職」は憧れのポジションだったかもしれません。部下をまとめて仕事の指揮をとる、給料も高く周囲からは尊敬される存在です。

しかし最近では世の中の考え方が少しずつ変わってきています。

管理職になったことで得られる「メリット」よりも、「デメリット」の方が大きく感じてしまい、管理職を拒否する人が増えています。

今回は、管理職になることで得られるメリット・デメリットをそれぞれご紹介していきます。

 

1,管理職になるメリット7つ

まずは管理職になる事で得られる「メリット」をご紹介します。金銭面や社会的地位のアップなど、管理職は一般職に比べてメリットが多いです。

 

管理職になるメリット1:給料アップ

管理職になれば役職がつくので、「基本給のアップ」「ボーナスアップ」「役職手当」など、様々な形で会社から受け取る給料が増えます。

もちろん職場によって変わりますが、大企業の管理職であれば、年収は大幅にアップする事がほとんどです。

ただし気をつけて欲しいのは、必ずしも給料が上がるとは言い切れないという事。大企業ではあまり聞きませんが、零細企業や中小企業ですと、管理職になったせいで、反って給料が下がる事例が多発しています。

この原因は残業代がつかなくなるからです。これについては「デメリット」の方で後程ご説明します。

 

管理職になるメリット2:会社でのポジションや社会的地位が高まる

管理職は一般職とは違い「役職」がつきます。一般社員とは区別され、社内でのポジションや社会的地位が高くなります。

社内での権限を持つことができるので、一般社員に仕事の支持をしたり評価を下す立場になります。

一般社員は立場的には全員同じなので、年齢や経験で上下関係が決まります。しかし管理職になれば、例え年齢が若かったり経験が浅くても、一般社員よりも上に立つ事ができます。

 

管理職になるメリット3:経営陣側に立てる

管理職になると、従業員側から経営陣側に立場が逆転します。役員や上層部とコネクションが出来るため、今後も出世し易くなるでしょう。

会社の重要な方針の変更や仕事についても、管理職であれば上層部と共有する事ができます。

 

管理職になるメリット4:今後のキャリアアップに繋がる

管理職は役職がつくので、今後のキャリアアップにも生かせます。例えば転職する場合ですが、「○○会社で管理職をしてました。」というだけでも、面接官からは評価してもらえます。

管理職は部下のマネジメントをしたり、仕事全体を把握することができなければ勤まりません。管理職で働いていたという経歴があるだけでも、次の仕事につなげやすいです。

 

管理職になるメリット5:管理職のスキルが身につく

管理職は一般職とは仕事内容が異なります。具体的には「社員のマネジメント」「上層部との連携」「業績アップ」「業務改善」などなど。

管理職の仕事は多岐に渡ります。一般職では学べないようなスキルがたくさん身につくので、自分自身の能力アップに繋がります。

 

管理職になるメリット6:仕事に対するモチベーションが高まる

役職を貰うという事は、それだけ上から期待されている証拠です。普通の人であれば、仕事に対するモチベーションが高まり、やる気が出るはずです。

仕事でさらに結果を出そうとするので、それが昇進・昇給へと繋がります。

 

管理職になるメリット7:リストラされない

管理職は一般職に比べて、リストラの対象になりにくいです。それなりに重要なポジションなので、業績悪化でリストラする場合は、まずは末端社員からとなるのが普通でしょう。

長く働いていると、必ず不景気を経験します。そんなときに管理職になっておけば、そこまで焦らずに済みます。

 

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2,管理職になるデメリット7つ

続いては、管理職になる事で生じる「デメリット」についてご紹介します。メリットとデメリットをしっかり把握して、自分には一般職か管理職どちらが向いているのか考えましょう。

 

管理職になるデメリット1:残業代がつかない

管理職になるもっとも大きなデメリットは、残業代が付かなくなる事です。一般社員であれば、企業は残業代を付ける事が義務付けられています。

しかし管理職の場合は、企業は残業代を支払う義務がなく、残業代が支払われなくなる事が考えられます。

最近では管理職になったせいで給料が下がった、という事例が増えており、それが原因で管理職になる事を拒む人が増えています。

確かに仕事量や責任だけ増えて、肝心の給料が下がっているのでは、管理職になる意味が感じられませんよね・・

 

管理職になるデメリット2:一般社員との距離感を感じるようになる

管理職になると「経営陣側」に立つことになります。一般社員が雇われているのに対して、雇う側(経営陣側)に立つので、やはり一般社員とは距離感が生まれます。

一般社員で腹を割って話をしてくれる人は減りますし、「管理職」というだけで敵対心を持つ人も出てきます。

これまで仲良くしていた一般社員と距離感が生まれるのは、やはり寂しく感じてしまいます。

 

管理職になるデメリット3:責任感やプレッシャーが増える

管理職は部下をまとめるリーダー的な存在です。任された職場の指揮権を持つことになるので、仕事に対する「責任」「プレッシャー」は間違い無く増えます。

仕事の業績が低迷すれば、上層部から注意されるのは部下ではなく管理職です。

職場によっては「ノルマ」が設定されており、ノルマを達成するために、業績を上げる方法を考えなければいけません。こういった仕事も管理職に回ってくる恐れがあります。

 

管理職になるデメリット4:部下のマネジメントを行わなければいけない

管理職になると部下のマネジメントも仕事の一環となります。これは思っているよりも大変です。聞き分けの良い部下ばかりであれば良いですが、社会には必ず反発する部下がいます。

特に面倒なのは「年上の部下」です。部下が年上だと反発心が強く、年下の上司の言う事を聞いてくれません。

他にも「頻繁に遅刻する部下」「コミュニケーションを取れない部下」「ミスばかり出す部下」こういった部下を指導するのは、管理職の役目となります。

 

管理職になるデメリット5:上司や取引先とのやり取りが増える

管理職になると、上司や取引先とコミュニケーションを取ること増えます。飲み会などは頻繁に参加する必要があります。

社交的な人であれば問題ないですが、こういったコミュニケーションを嫌う人には、とっても苦痛に感じるはずです。

 

管理職になるデメリット6:長時間労働になる

管理職になると、一般職に比べて労働時間が間違い無く増えます。

一般社員は残業代をつけたり、働かせすぎると問題になる可能性があります。

しかし管理職の残業はこういった問題が起きづらく、さらに残業代を支払う義務がないので、会社側は一般社員よりも管理職に残業をさせようとします。

それと単純に管理職は仕事量が多いので、当たり前のように毎日残る必要があります。

 

管理職になるデメリット7:管理職に向いてないと体を壊す可能性がある

管理職には、向き不向きが存在します。一般職とは違いプレーヤーではなくなるため、これまでの仕事とは大きく仕事内容に変化があります。

管理職の仕事に向いていれば良いですが、仮に管理職の仕事が向いていない場合は、ストレスやプレッシャーに押しつぶされる可能性があります。

仕事が合わない場合、最悪、職を失ったり体を壊すリスクもあるので注意しましょう。

 

3,職場に不満を抱えているなら転職を考える

管理職になるのが嫌なのであれば、「転職」を考えても良いと思います。

現在の職場で管理職になって、大きなメリットを受けられるのであれば良いかもしれません。

しかし「給料が安い」「責任が重い」など、デメリットの方が強く感じるようであれば、管理職を続けるのが辛く感じてしまいます。

辞退できるのであれば管理職を辞退しても良いと思いますが、辞退できないのであれば、転職できる環境を整えておく必要があります。

 

転職エージェントへの無料登録を済ませておこう

転職エージェントとは、ネット上で使える無料の転職サービスです。登録する事で全国の求人をチェックしたり、転職のプロのサポートを受けられます。

今の仕事が辛く感じていたり、新しい仕事に興味がある人は是非利用してください。

 

4,オススメ転職エージェント

続いては私がオススメの転職エージェントをご紹介します。

 

おすすめ転職エージェント1:リクルートエージェント


【公式サイト】
リクルートエージェント

リクルートエージェントは、100,000件以上の求人があると言われている転職エージェント。求人数がとにかく多く、担当者の当たり外れが少なく質が高いことも有名です。

転職に関するサポートも受けられますので、転職に不安を抱える人でも、安心して転職活動が行えます。

リクルートエージェントは大手企業のリクルートが運営している事もあり、様々な業種にコネクションを持っていることでも有名。他のエージェントでは取り扱っていない求人もありますので、是非無料登録を行い活用しましょう。

20年以上にわたって転職活動を支援しており、一人ひとりに合わせた転職のサポートを行ってくれます。

【リクルートエージェントの詳細】
・業種全般取り扱いあり
・対応地域 全国
・種類 転職エージェント

 

おすすめ転職エージェント2:DODA(デューダ)

転職サイトはdoda

【公式サイト】
dodaエージェントサービス

DODA(デューダ)は、業界でもシェア率が高い転職エージェント。こちらも全国展開しており、首都圏や地方の求人も豊富なので安心して転職活動が行えます。

リクルートエージェントと同等の求人数を誇っており、どのような職種にも強い転職エージェントです。

DODAは転職サポートにも定評があり、親切で親身に対応してくれるという口コミが多いです。丁寧なカウンセリングや転職者に合わせたサポート体制は、強い味方となり転職にも有利に働きます。

サポートが充実しているため、始めての転職エージェントの利用でもオススメできます。もちろん登録は無料で行えます。

【DODAの詳細】
・業種全般取り扱いあり
・対応地域 全国
・種類 転職エージェント

 

5,管理職のメリット・デメリットのまとめ

以上です。今回は、管理職になる事で生じるメリット・デメリットについてご紹介しました。これから管理職になる可能性がある人は、是非今一度良く考えてください。

一度管理職になってしまうと、やはり一般社員に戻るのは難しいです。メリットとデメリットをしっかり把握した上で、管理職になるのか検討しましょう。

職場によっては管理職の待遇が全く異なるので、ちゃんと調べて精査する必要があります。

仕事はこの先何年、何十年も続けていかなくてはいけません。管理職は一般職に比べて、間違い無くストレスやプレッシャーは大きくなるので、よく考えて答えを出してくださいね。

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