ネットショップでの税理士の必要性。個人であればいらない!

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ネットショップの開業で気になるのが、「税理士の必要性」です。私がネットショップ立ち上げから法人化するまでで感じた、税理士の必要性について今回はお話します。


 

1,ネットショップに税理士は必要か?

まずネットショップ経営での税理士の必要性ですが、「法人であれば必要」「個人事業主であれば必要ない」というのが答えになります。

個人事業主の場合は法人に比べて、仕分けや確定申告もシンプルで簡単です。私は簿記の知識がほとんどありませんでしたが、個人事業主の数年間はすべて自分で仕分、決算まで行っていました。

分からないことがあれば税務署に問い合わせたことはありますが、親切に教えてもらえたので、特段困ったことはありませんでしたね。

税務署以外でも商工会議所などで、相談する場所があるので上手く活用するといいですね。

 

法人であれば税理士は必要

個人事業主では税理士は必要ないですが、法人になれば必要となります。個人に比べて何もかもが煩雑になるため、一人で確定申告を行うのはほぼ不可能です。

本業にも集中できなくなるので、法人の場合は税理士を雇うようにしましょう。

法人ですと節税対策なども増えるので、雇った方が結果的に得になることが多いです。

 

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2,個人であれば会計ソフトは必須

個人事業主であれば、自分一人で確定申告まで行うことは可能です。しかしそれには会計ソフトは必要不可欠となります。

会計ソフトなしですと、ちょっと簿記の知識があるくらいでは個人といえ確定申告まで行うのは難しいです。

しかし会計ソフトを1つ導入すれば、普段の仕分けから確定申告までソフト1つでスムーズに行えます。「貸借対照表」「現金出納帳」といった、ややこしい簿記の知識は必要なく、感覚的にパソコンに打ち込んでいくだけでOK。

例えばボールペンを経費で買ったのであれば、「備品購入」といった項目を選んで金額を入力するだけで、必要な項目にソフトが自動で仕分けしてくれます。

会計ソフトでは、「商品を仕入れた」「備品を買った」「電気代が落ちた」といった、素人目線での文章にしてくれているので、入力がしやすいです。

 

3,オススメの会計ソフトは?

 

freee(フリー)

freee(フリー)は、ネットを通して使えるクラウド型の会計ソフトです。パソコンやスマホなどのネット環境さえあれば、どこからでもログインして使えるので、非常に便利です。

アプリを使えばスマホからの確定申告書類を作成する事が可能なので、パソコンがなくても安心して使えます。freeeは電子申告にも対応しているので、確定申告書類が作成できれば、電子申告を使って自宅から書類を提出することができます。

 
「自動で帳簿付けしてくれる」

freeeでは、銀行口座やクレジットカードの明細を取得し、自動で帳簿付けを行ってくれます。入力の手間が省けてとっても楽です。

 
「スマホ撮影で経理処理」

さらにレシートや領収書などをスマホで撮影するだけで、Aiが自動解析して経理処理まで行ってくれます。

 
「無料で試せる」

会計ソフトは使ってみて、初めて使いやすいのか使いにくいのか判断できます。せっかく使い出したのはいいですが、使い勝手が悪いと大変な思いをしてしまします。

その点freeeでは、30日間の無料お試し期間があるので、まずは使ってみることをオススメします。確定申告ギリギリでやろうと思うと大変なので、前もって会計ソフトを使えるようにしておきましょう。

無料から使える会計ソフト「freee(フリー)」


【freeeの料金プラン】

税理士と契約を結ぶと最低でも月に3万円、高い所ですと10万近くすることもあります。ネットショップが軌道に乗っているのであればいいですが、開業したばかりであれば、会計ソフトを使って安く済ませるのが一番です。

 

4,本業に集中したければ税理士を雇ってもOK

個人事業主だからといって、必ずしも税理士が必要ないという訳ではありません。会計の部分はすべて税理士に丸投げして、本業に集中した方がいいと感じるならば、それも1つの戦略といえるでしょう。

どうしても経理まで自分でやろうとすると、会計ソフトが便利といっても、調べる事もあるし少しずつ慣れていくことになります。多少時間も割かなければいけないし、それをしたくないと感じる事業者もいらっしゃるでしょう。

 

節税対策にも効果的

他にも税理士を雇うことで、「節税対策」などでも力を発揮してくれます。自分が気付かないことを税理士が指摘してくれて、その分大きく節税できることもあります。

個人事業主であっても、節税の面で色々と指摘はもらえるかもしれません。

 

法人化のタイミングを教えてもらえる

これからネットショップでの”法人化”を考えているのであれば、その適切なタイミングについても税理士に教えてもらえます。売上や収益などが一定水準まで上がらないと、法人化しても損をするだけです。

しかし個人の時から税理士と契約していれば、法人化のタイミングで悩む心配もありません。

 

税理士の探し方

税理士を探すなら、「税理士ドットコム」を利用しましょう。無料で希望に沿った税理士を探してくれるので、安心してマッチングする事ができます。

「ネットショップに強い税理士を紹介して欲しい。」
「節税に強い税理士を紹介して欲しい。」

こういった要望を伝えるだけで、自分に合った税理士を紹介してくれます。しかもすべて無料で行ってくれるのが嬉しいですね。

税理士ドットコム



仮に税理士を変えたくなっても、何度でもサポートしてくれます。その他にも税理士への金額の交渉なども引き受けてくれるので、とっても助かります。

税理士には当たり外れがあり、直接税理士と契約してしまうと解約し辛くなります。しかしこういったエージェントを間に置くだけで、すぐに別の税理士を紹介してくれるし、税理士に直接言い辛いことも伝えてくれるので楽です。

 

5,まとめ

以上です。今回は、ネットショップ経営での税理士の必要性についてご紹介しました。基本的に個人事業主であれば、税理士はいらないと考えてOKです。

法人化するタイミングで、税理士をつけるのが費用対効果を考えても一番お得。

個人事業主の時から少しでも会計に携わっていれば、将来会計についてチンプンカンプンという状態を回避できます。最低限の知識をつけておくだけでも、税理士と対等に会話ができますからね。

「逆に本業以外の仕事をやりたくない!」と考える経営者であれば、最初からすべて税理士に経理を投げてもいいと思います。その分費用は掛かりますが、本業を軌道に乗せれば問題ないでしょう。

どちらにしても「メリット」「デメリット」が存在するので、自分のスタイルに合わせて税理士が必要か必要でないか考えてください。

▼個人で税理士を雇うメリット▼

 
・経理や確定申告を丸投げ出来るので本業に集中できる
・法人化のタイミングを教えてもらえる
・節税対策をしてくれる

 

▼個人で税理士を雇うデメリット▼

 
・毎月高額な費用が発生する
・すべて任せるので自分に経理の知識がつかない

 

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