IT業界では、実は「仕事を辞めたい」と感じている人が非常に多いです。IT業界で働くメリットは多いのですが、それと同じくらいデメリットも多く存在します。
今回は、「ITの仕事を辞めたい。」「IT業界から別の仕事に転職を考えている」こういった人たちに向けて記事を書きます。
ITの仕事はとっても大変です。会社によっては、まだまだブラック気質な職場も存在します。今の仕事を続けるのが辛いと感じているならば、ほかの業種への転職も視野に入れましょう。
記事の最後には業種別の転職方法もご紹介しているので、是非参考にしてくださいね!
目次
1,IT業界の離職率について
2,ITで仕事を辞めたいと感じるのはどの業種?
3,ITが辛い、辞めたいと感じる理由
4,IT業界に向いてる人とは?
5,今の職場が辛い、辞めたいと感じるなら転職を考えよう
6,IT業界への転職?他の業界への転職?
7,オススメのIT系転職エージェント
8,オススメの総合型転職エージェント
9,IT辞めたいのまとめ
1,IT業界の離職率について
IT企業の離職率の平均は、10〜15%程度と言われています。全ての職業の離職率の平均値は15%なので、IT企業の平均値は一般的に見てやや低い事になります。
しかしこれには落とし穴があるので注意が必要。
IT業界は会社によって「働き方」「給料」「労働時間」などに大きな差が生まれます。
例えば大企業であれば、働き方が見直されており環境が良い職場が多いです。高収入に安定した仕事、定時に帰れる職場であれば、「仕事を辞めたい!」と感じる人は少ないはずです。
しかしベンチャー企業や小さな会社では、ブラック企業のようにハードワークを強いられている職場が多く存在します。こういった会社では圧倒的に離職率が高くなります。
中には離職率が30%を超えるような職場もあります。職場や会社の規模によって、IT業界は離職率が全く異なります。
2,ITで仕事を辞めたいと感じるのはどの業種?
IT業界にはいくつかの業種が存在します。
●SE、プログラマーなどの技術者
●営業系
●開発・研究者
●管理職、マネージャー
この中でももっとも人気がある職業が「SE、プログラマー」などの技術者です。技術者はサイトの設計やシステムの開発、クライアントとのやり取りなどの仕事を一通り行います。
技術者は仕事量が多いので、IT業界の中でも特に「仕事を辞めたい。仕事が辛い。」と感じる人が多いそうです。
年収は安くても300万以上、優れたエンジニアだと1000万クラスもいらっしゃいます。アプリを開発したりサイトを設計するので、事業の中枢を担っており、やはり責任が強く大変な仕事です・・・
もちろんやりがいはありますが、職場によっては長時間労働を課せられており、辛い思いをしているエンジニアが多くいらっしゃいます。
3,ITが辛い、辞めたいと感じる理由
続いては、「IT業界が辛い、辞めたい」と感じる理由についてご紹介します。
辞めたい理由1:過剰なストレス
常にパソコンを相手にプログラミングを行う作業は、大きなストレスを溜め込みます。さらにITの技術者は作業だけでなく、納期にも追われています。
クライアントや上司から常に仕事をチェックされており、膨大な作業を毎日クリアしなければいけません。他の仕事のようにサボったり、息抜きの時間がないのがIT業界の特徴。
1日何時間、何十時間とパソコンだけを相手にしていれば、仕事を辞めたくなる気持ちは分かります。
辞めたい理由2:仕事量に見合わない給料
IT業界の給料は、他の業界に比べれば高めに設定されています。しかし作業量を考えると、技術者はやはり納得できない人が大半を占めるでしょう。
ITはパソコンを使った仕事なので、フリーランスで働く人もたくさんいらっしゃいます。フリーランスで働く人は、同じ仕事をしているのに、給料を何倍も稼いでいます。
やはり会社を通すと利益は会社に搾取されますので、膨大な作業量をこなしても、技術者が受け取れるのは本の一部です。
このような給料体勢から「仕事を辞めたい・・」と感じる人は多いです。給料が安い職場では、他のIT企業へ移籍する人が多く目立ちます。
辞めたい理由3:社長と合わない
IT業界の中でもベンチャー企業や中小企業ですと、社長との相性が大切です。こういった小さな会社では、社長の考え方や仕事への体勢がそのまま影響されます。
トップダウン式やボトムアップ式、ワンマン体勢など、社長によって働き方は様々です。このような職場では、社長と意見が合わないと仕事が長続きしません。
辞めたい理由4:人と接することが少ないストレス
ITの仕事は基本的にパソコンをずっと触っています。接客業やサービス業に比べると、やはり人と接することが少ない仕事です。
社交的な人や色々な人と会話したい人は、接客業やサービス業への転職がオススメです。
辞めたい理由5:仕事でミスを多発してしまった時
ITの仕事は、どの仕事も決して簡単ではないです。単純な入力作業であれば楽ですが、プログラミングやデータ解析は誰にでも出来る仕事ではありません。
やはりそれなりの技術や知識、才能が必要です。難しい仕事なので、中にはミスを連発する人もたくさんいらっしゃいます。
何度もプログラミングのミスを連発すると、上司やクライアントからの圧力が掛かり仕事を辞めたくなります。
辞めたい理由6:クライアントからのクレーム
どんな仕事においてもクレームは発生します。ITの世界ではクレームが非常に多く、たちの悪いクライアントがいるのも事実です。
例えば納期を突然早めてきたり、プログラミング上の細かい部分までクレームを入れてくる人がいらっしゃいます。
プログラミングの仕事をしていれば分かりますが、「バグ」が出る事は日常茶飯事です。いちいち怒られても仕方ないし、バグは出る物です。
完璧を求めるクライアントの仕事を請けると、プログラマーやシステムエンジニアは疲弊してしまいます。
4,IT業界に向いてる人とは?
向いてる人の特徴1:とにかくプログラミングが好きな人
ITの仕事はプログラミングが中心です。私もプログラミングの経験がありますが、本当にプログラミングが好きな人でないと、仕事として続けるのは不可能です。
パソコンやプログラミング作業が趣味となっている人であれば、IT業界でも活躍できます。
向いてる人の特徴2:考えるのが好き、頭を使うのが好きな人
ITの仕事は常に頭を使う必要があります。文型というよりは理系な人が向いている職業です。
常に数学的に考えて、集中力を要する仕事です。「英語」「数学」が好きな人は向いてます。
向いてる人の特徴3:作業を黙々とこなせる人
プログラマーやSEの仕事は、パソコンを相手に黙々と仕事をこなさなければいけません。社交的な人や人とコミュニケーションがを取るのが好きな人、会話が好きな人は苦痛に感じるでしょう。
向いてる人の特徴4:何かを作ったり構成を考えるのが好きな人
プログラミングの仕事は、プログラミングを通してサイト設計を行ったり、アプリを作ったりします。一つ一つのページ作成を通して、大きなサイトなどを構築していくので、1から何かを作るのが好きな人に向いてます。
コツコツと作業を通してサイトやアプリが出来上がると、何とも言えない達成感を感じられます。
5,今の職場が辛い、辞めたいと感じるなら転職を考えよう
「IT業界から別の業界へと転職したい。」
「プログラミングの仕事が辛い。」
「IT企業を辞めたい・・」
このように感じているのであれば、「転職」を考えてみてください。給料が良い職場、やりがいのある仕事は魅力的かもしれません。
しかし毎日仕事によってストレスを感じているのであれば、遅かれ早かれ辞める事になります。無理して働いても体を壊すだけなので、早い段階で転職活動を行いましょう。
転職活動をするなら転職エージェントがオススメです。転職エージェントは無料登録すれば、誰でも利用することが可能です。無料登録するだけで、全国の様々な業種の求人を探せて、転職のプロに相談が出来ます。
転職エージェントとは、民間の転職サービスです。無料登録を行えば、担当者がつき転職活動を全面的にサポートしてくれます。履歴書の書き方や面接方法はもちろん、企業とのマッチング活動も行ってくれるので、すぐに仕事が見つかります。
6,IT業界への転職?他の業界への転職?
これから転職を考えるのであれば、「IT業界への転職」か「全く違う新しい業種への転職」かを決める必要があります。
ITの仕事でも働き易い職場はたくさんあります。仕事自体を嫌いなっていないのであれば、再びIT・WEB関係の仕事への転職がオススメです。
反対に職場というよりも、パソコンやプログラミング業が嫌になった場合は、他の業種への転職をオススメします。
続いては、「IT・WEB系の転職エージェント」と「総合型の転職エージェント」をご紹介するので、自分がどの道への転職を考えているのかによって、上手く使い分けてください。
総合型ではITの仕事も見つけられるので、どの業種への転職をしようか迷っているのであれば、総合型の転職エージェントで相談してみましょう。
7,オススメのIT系転職エージェント
まずはIT関連、WEB系への転職にオススメの転職エージェントを1社ご紹介します。ITへの転職を考えているのであれば、是非無料登録をして、今より良い職場を探してください。
IT業界への転職にオススメの転職エージェント:レバテックキャリア
・IT・Web業界での転職なら【レバテックキャリア】
ITやWEB関係の仕事をお探しであれば、レバテックキャリアがオススメです。
レバテックキャリアでは、「YAHOO」「DMM」「DWANGO」「GUNGHO」といった日本の有名なIT企業の求人が掲載されています。
ITエンジニアやWEBクリエイターに特化された求人情報が、実に4,000件以上掲載されており、これまでに78,000人以上をサポートした実績があります。
IT業界への転職をお考えであれば、レバテックキャリアを利用するのがオススメ。
・IT、WEB関連の求人情報
・対応地域 全国
・種類 転職エージェント
8,オススメの総合型転職エージェント
続いては、総合型の転職エージェント2社をご紹介します。総合型にもIT業界の求人は掲載されています。IT以外でも様々な業界の求人がありますので、他の職業もお考えの方であれば登録必須です。
おすすめ転職エージェント1:リクルートエージェント
・リクルートエージェント
リクルートエージェントは、100,000件以上の求人があると言われている転職エージェント。求人数がとにかく多く、担当者の当たり外れが少なく質が高いことも有名です。
転職に関するサポートも受けられますので、転職に不安を抱える人でも、安心して転職活動が行えます。
リクルートエージェントは大手企業のリクルートが運営している事もあり、様々な業種にコネクションを持っていることでも有名。他のエージェントでは取り扱っていない求人もありますので、是非無料登録を行い活用しましょう。
20年以上にわたって転職活動を支援しており、一人ひとりに合わせた転職のサポートを行ってくれます。
・業種全般取り扱いあり
・対応地域 全国
・種類 転職エージェント
おすすめ転職エージェント2:DODA(デューダ)
・dodaエージェントサービス
DODA(デューダ)は、業界でもシェア率が高い転職エージェント。こちらも全国展開しており、首都圏や地方の求人も豊富なので安心して転職活動が行えます。
リクルートエージェントと同等の求人数を誇っており、どのような職種にも強い転職エージェントです。
DODAは転職サポートにも定評があり、親切で親身に対応してくれるという口コミが多いです。丁寧なカウンセリングや転職者に合わせたサポート体制は、強い味方となり転職にも有利に働きます。
サポートが充実しているため、始めての転職エージェントの利用でもオススメできます。もちろん登録は無料で行えます。
・業種全般取り扱いあり
・対応地域 全国
・種類 転職エージェント
9,IT辞めたいのまとめ
以上です。今回は「IT業界が辛い、辞めたい」と感じた場合の対処法などをご紹介しました。
仕事でのストレスはどんな仕事でも多少はあります。しかしあまりにも辛かったり、辞めたいと感じる場合は、他の仕事への転職をオススメします。
辛い職場で無理して働くと、「うつ病」など精神疾患を発症する恐れがあります。体を壊したら意味がないですからね・・・
もっと環境の良い職場や職業は世の中にたくさんあるので、そういった場所を転職先に選んでください。
転職エージェントを利用すれば、現在の仕事を辞めずに転職活動が行えます。転職でのリスクを最小限に抑えられるのでオススメです。
転職エージェントで担当者に相談すれば、自分の希望に合った職業や職場を探してもらえます。
ITやエンジニアの転職に強い転職エージェントについては、下記の記事でもご紹介しています。
>IT業界・エンジニアに強い転職エージェントおすすめ15選を解説