世の中には「転職が上手くいく人」もいれば、「転職で失敗ばかりする人」というのも存在します。例えば「中々面接が受からない」「転職したのは良いが仕事が合わない」「人間関係が上手くいかない」などなど。こういった転職での失敗が頻繁に起きると、何度も転職を繰り返すことになり、それだけで疲れてしまいます・・。
今回は「転職に失敗する人の特徴」についてご紹介します。転職で失敗しやすい人は、いくつかの共通点や特徴を持っている事が多いです。
転職の失敗を「運」で片づけるのは簡単ですが、それだけで終らせてしまうと何の解決にもなりません。まずは自分が転職で失敗する人の特徴に当てはまっていないかチェックして、改善していく事をオススメします。
目次
転職に失敗する人の特徴1:大手企業ばかり面接を受けてしまう
転職に失敗する人の特徴2:面接対策をしっかり行なえていない
転職に失敗する人の特徴3:これまでのキャリアを生かせない
転職に失敗する人の特徴4:仕事のデメリットを理解せずに転職してしまう
転職に失敗する人の特徴5:自分の強み・弱みを理解していない
転職に失敗する人の特徴6:自分だけの力で面接に挑んでしまう
転職に失敗する人の特徴7:第一印象が悪い
転職に失敗する人の特徴8:余計なプライドを持っている
転職に失敗する人の特徴9:一つの企業に固執してしまう
転職に失敗する人の特徴10:焦って転職してしまう
転職に失敗する人の特徴11:周りのせいにばかりする
転職に失敗する人の特徴12:衝動的に転職してしまう
対処法は転職エージェントを上手く使う事
まとめ
転職に失敗する人の特徴1:大手企業ばかり面接を受けてしまう
誰しもが名のある大企業に就職したいと思っています。しかし大企業であればあるほど、その分倍率は高いし、転職も困難になります。
学歴が高い人や何かズバ抜けた「長所」を持っているなら別ですが、特別何もないのであれば妥協して中小企業を選ぶことも必要です。
自分の力量に合わない企業だと面接が受からないのはもちろんですが、仮に入社しても仕事が間に合わず、再び「転職」なんていう事態になる可能性も考えられます。
大企業には働くメリットが存在しますが、中小企業にも働くメリットは存在します。何も考えず大手企業ばかり面接を受けるのではなく、自分がやりたいと思える中小企業への面接も検討してみましょう。
転職に失敗する人の特徴2:面接対策をしっかり行なえていない
転職で最初の段階でつまずくのは「面接」に対して対策をしっかり行なえていない人です。よく見るのが「機械的な受け答えしか出来ない人」。
本やネットには面接での対応方法はたくさん書かれています。しかしそれを鵜呑みにして、すべて機械的な返答しかできなくなるのは避けるべきです。
テレビやネットの「お手本」は確かにいいのですが、それに付け加えて自分のアピールポイントも伝えるようにしましょう。
自己PRや志望動機は特に大切です。有り触れた言葉ばかり並べるのではなく、自分が実際思ったことや感じていることもしっかり言葉に出してください。
そうすることで面接官はあなたの考えを理解して、人間味を感じてくれます。機械的なことばっかり言ってる人って、どこか信用にかけるし愛着が持てないですよね。
面接の重要性を理解していない人は、面接の対策を怠っており、大抵自分の魅力をアピールできず面接段階で失敗します。
家族や知人などに協力してもらい、面接の練習を繰り返しておくと、本番でも自然にやり取りができるのでオススメです。
転職に失敗する人の特徴3:これまでのキャリアを生かせない
転職が成功する人は、これまでのキャリアを上手く生かせている人に多いです。営業をずっとしてきた人であれば、次に同じように営業の仕事に就こうとすれば、採用されやすいし仕事もスムーズにいきます。
しかしこれまでに事務職しかしていない人が、突然営業の仕事に就こうとすれば、面接段階で落とされる可能性が高いし、せっかく転職しても失敗する確率が高くなります。
もちろん今の仕事が嫌いなのであれば、別の業種に転職するべきですが、それなりにリスクがある事を理解するべきです。
一度経験のある仕事やこれまで培ったことを生かせる仕事であれば、次の就職もすんなり決まる可能性が高いでしょう。
転職に失敗する人の特徴4:仕事のデメリットを理解せずに転職してしまう
転職する場合は、その仕事がどのような仕事で、さらに自分の性格やライフスタイルに合うのかまで考える必要があります。メリットだけでなくデメリットもしっかり考える事が大切。
何となく仕事の表面だけを見て転職すると失敗する可能性が高いです。
例えば「美容師がかっこいいと思ったから働いてみる」「保険の営業は給料が良いと聞いたから転職してみる」このような人たちですね。
誰でもこういった思考が働くのは普通ですが、その後にしっかり下調べをしたり、自分が本当に続けられるのか考える必要があります。
美容師であれば見た目はカッコいいかもしれませんが、実際には「長時間労働」「給料が安い」などのデメリットも存在します。保険の営業は給料は良いかもしれませんが、「商品を売り込まなければいけない」「毎月ノルマが発生する」などデメリットがあります。
転職する時は良い面だけ見るのではなく、こういったデメリットもきちんと理解する必要があります。
転職に失敗する人の特徴5:自分の強み・弱みを理解していない
転職で失敗する人は、自分の強み・弱みを分かっていない事が多いです。
自分の長所と短所が分かっていれば、「どのような仕事に就けば活躍できるか?」「面接官にはどのように自分をアピールすれば良いか?」このような事が自然と身についていきます。
自分が得意な事を仕事に活かすのは、実は非常に重要なことなのです。
・会話を繋ぐのが得意だから接客業に就く
・コツコツ一人で作業をするのが好きだから工場ではたらく
・数字に強いから経理に就く
転職に失敗する人の特徴6:自分だけの力で面接に挑んでしまう
誰にでも「欠点」はあります。一人で就職活動や転職活動をしていると、客観的な意見をもらえず「欠点」に気づくことができません。
自分の欠点に気づけないままですと、毎回面接で同じ過ちをおかすことになります。ですので何度も面接に落ちており、理由が分からない場合は「転職エージェント」などを使って、プロに相談してみるのがおすすめ。
面接の受け答えなどリハーサルしてもらえば、自分に何が欠けていたのか指摘してもらえるし、今後の面接でもより上手く立ち回れるようになります。
「転職エージェント」は無料で使えるので、就職や転職のことで悩んでいる場合は、是非積極的に活用していきましょう。
転職に失敗する人の特徴7:第一印象が悪い
会社の面接では、「第一印象」は思っている以上に重要視されます。面接官も人間なので、「この子はいい!」と感じれば、積極的に話を聞くし前向きに考えてくれます。
反対に第一印象が悪い人、例えば「声が小さい」「見た目に清潔感がない」このような場合、せっかく志望動機や自己PRが優れていても面接を前向きに行ってもらえません。
・ハキハキと丁寧な敬語で話す
・清潔感がある
・礼儀や挨拶がしっかりできる
・素直
・会話のキャッチボールが自然
転職に失敗する人の特徴8:余計なプライドを持っている
就職や転職活動では、余計なプライドを持ってしまうと成功の妨げになります。
「この会社で働きたい!」
「とにかく会社に貢献したい。」
面接官にいい印象を与えるには、こういった素直な気持ちをしっかりぶつけることが大切。
余計なプライドは捨てて、「働きたい」という思いを面接では全面的に伝えるようにしましょう。
そうするだけでも面接官が持つ印象は全然違うし、「合格させてあげたい」と少しでも感じてもらえます。
一生懸命で素直な人材は、面接官からも好印象を持ってもらえます。
転職に失敗する人の特徴9:一つの企業に固執してしまう
転職では一つの企業に固執してしまうと、他が見えなくなり失敗する可能性が高くなります。天職先を一つに絞っていると、仮にその会社の欠点が見えても、他に選択肢が無いためそのまま転職を強行突破してしまいます。
これにより後々「転職しなければ良かった・・」となってしまう事があります。
さらに転職する場合、「書類先行」「面接」「採用」と道のりは非常に長いです。この間に何もせず、一社に運命を委ねると失敗したときのダメージが大きくなります。
できれば何社か並行して転職活動を進めておくと、選択市が広がるので失敗が少なくなります。
転職に失敗する人の特徴10:焦って転職してしまう
「今の人間関係に耐えられないから、とりあえず転職する」
「仕事が嫌になったから、とりあえず出ている求人に応募してみる」
こういった軽率な行動は、転職での失敗のリスクを高めてしまいます。職種によって求人数が増える時期は違うし、少し待つだけでも希望の仕事が見つかる事があります。
こういった所はプロにしか分からないので、「転職エージェント」のような第三者の機関に相談する事をオススメします。
転職に失敗する人の特徴11:周りのせいにばかりする
何でも周りのせいにする人は、転職しても失敗に終わる事が多いです。「会社のせいで仕事が上手くいかない」「同僚が足を引っ張るから昇進できない」このような思考ですね。
何でも周囲のせいにばかりする人は、どの会社にいっても同じような思考を繰り返します。結果的に自分のミスを認められず、何の成長もないまま転職だけを繰り返してしまいます。
転職に失敗する人の特徴12:衝動的に転職してしまう
これはよく見かけるケースですが、失敗する人が非常に多いので危険です。「仕事がバカらしくなったから転職する」「上司にムカついたから転職する」このように突発的で衝動的な転職は絶対NGです。
転職する場合は、きちんと時間をかけて納得いくまで考えてから転職するべきです。
ただでさえリスクがあるのですから、突発的に転職しても失敗するのがオチです。どんな仕事をしていても、「仕事が嫌になる」「人間関係でトラブルが起きる」こういった事は起きます。
そのようなストレスから逃げるために転職しても、失敗するだけです。
9,転職エージェントを上手く使う
転職活動をしている人や、これから行おうとしているのであれば「転職エージェント」を利用することをオススメします。
転職エージェントでは、転職のプロが的確なアドバイスをくれたり、就職でのサポートを全面的にしてくれます。
面接での相談はもちろんですが、いい会社の選び方や、自分に合った企業など様々な視点からサポートしてくれます。
仕事を辞めずに転職活動ができる
転職エージェントの最大の強みは、今の仕事を辞めなくても転職・就職活動ができることです。
今よりいい仕事の内定が決まってから今の仕事を辞めてもいいので、リスクが全くなく転職活動ができます。
仕事が終わってからや休みの日でも使えるので、時間が空いたときに上手く使うようにしてください。
おすすめ転職エージェント1:リクルートエージェント
・リクルートエージェント
リクルートエージェントは、100,000件以上の求人があると言われている転職エージェント。求人数がとにかく多く、担当者の当たり外れが少なく質が高いことも有名です。
転職に関するサポートも受けられますので、転職に不安を抱える人でも、安心して転職活動が行えます。
リクルートエージェントは大手企業のリクルートが運営している事もあり、様々な業種にコネクションを持っていることでも有名。他のエージェントでは取り扱っていない求人もありますので、是非無料登録を行い活用しましょう。
20年以上にわたって転職活動を支援しており、一人ひとりに合わせた転職のサポートを行ってくれます。
・業種全般取り扱いあり
・対応地域 全国
・種類 転職エージェント
おすすめ転職エージェント2:DODA(デューダ)
・dodaエージェントサービス
DODA(デューダ)は、業界でもシェア率が高い転職エージェント。こちらも全国展開しており、首都圏や地方の求人も豊富なので安心して転職活動が行えます。
リクルートエージェントと同等の求人数を誇っており、どのような職種にも強い転職エージェントです。
DODAは転職サポートにも定評があり、親切で親身に対応してくれるという口コミが多いです。丁寧なカウンセリングや転職者に合わせたサポート体制は、強い味方となり転職にも有利に働きます。
サポートが充実しているため、始めての転職エージェントの利用でもオススメできます。もちろん登録は無料で行えます。
・業種全般取り扱いあり
・対応地域 全国
・種類 転職エージェント
まとめ
以上です。今回は転職に失敗する人の特徴についてご紹介しました。
転職の成功率は個人差があります。面接で合格しやすい人はすぐに転職が決まるけど、逆に面接で落ちやすい人は毎回のように落ちます。
「第一印象」「アピールの仕方」「マナー」などは、自分では上手くやっているつもりでも、面接官から見ると欠点として見られることがあります。
さらにせっかく転職できても長く続かない人も多くいらっしゃいます。このような人は転職を繰り返すので、結果的に「失敗している」といえますね。
転職活動が上手くいかない人は、自分で解決しようとするのではなく「転職エージェント」などのプロに相談するのがオススメ。
このような無料で使えるサービスをガンガン使って、自分の力で転職を成功させましょう。「運」で割り切るのは簡単ですが、それではいつまで経っても納得のいく転職ができません。