銀行員は高収入で安定している仕事です。そのせいで「辞めたい」と感じても、実際には辞められない人が多く存在します。
誰でも安定した仕事を手放すのが怖く、「辛い、きつい!」と感じても中々辞める決断ができません。
今回は、銀行員の仕事が辛い、キツイと感じてしまった場合の、取るべき手段や行動、オススメの転職方法についてご紹介します!
目次
1,銀行員が辛い、きついと感じる場合はどうするべき?
2,転職エージェントに相談しよう
3,自分で仕事が辞めれない場合は、代行サービスを使う
4,銀行員が辛い、きついと感じる理由とは?
5,銀行員からの転職にオススメの職業一覧
6,銀行員が辛い、キツイのまとめ
1,銀行員が辛い、きついと感じる場合はどうするべき?
銀行員は高収入で安定しており、世間一般から見た場合は「ホワイト企業」と思われています。しかし実際は、ノルマが厳しく、お金を取り扱う仕事なので、大きなストレスやプレッシャーが社員には掛かります。
社員の中には、「仕事のノルマがキツイ」「ストレスで銀行員の仕事を辞めたい」と感じている人も多いはずです。
しかし銀行員の仕事は、辛い事やキツイ事が多い反面、他の仕事にはない「魅力」がたくさんあります。先ほども申し上げましたが、「高収入」「安定」などですね。
銀行員は社会ではエリートコースに分類されます。就職での競争率が激しいし人気の職業となります。そういった背景もあり、仕事が辛くても辞められない人が急増しています。
新卒なら半年は我慢してみる
新卒で銀行員の仕事が嫌になっている場合は、最低でも半年くらいは我慢して働いてみる事をオススメします。
ストレスやプレッシャーで限界を感じているようであれば、すぐにでも辞めるべきですが、少し仕事が嫌なくらいで辞めるのはNGです。
いつまでも学生気分でいると、どんな仕事をしても続かないです。仕事は我慢して続けることで、少しずつ「忍耐」がついていきます。
基本的に仕事はどの職業でも辛く、きついのが普通です。新卒ですぐに仕事を辞めてしまうと、「辞め癖」がついてしまい、転職を繰り返すことになります。
ストレスで体調を崩しているなら転職を視野に入れる
新卒で仕事をすぐに辞めるのはオススメしません。
しかし仕事が原因で体調に異変があったり、精神的に病んでしまっているくらい追い詰められているのであれば、すぐにでも転職する事をオススメします。
●毎日眠れない
●頭痛がとれない
●ネガティブ思考
●胃の調子が悪い
●食欲がない
上記のような症状が慢性的に続いているようであれば、注意が必要です。一時的なものであれば問題ないですが、慢性的に続くと、どこかで体調を大きく崩す可能性があります。
早めに診断を受け、仕事が原因であれば転職するなど、何かしらの対策を取らなければいけません。
何年も辞めたいと思っているなら、一度他の職業を探してみよう!
2年~3年以上「仕事が辛い、きつい。」「銀行員を辞めたい。」とずっと考えているのであれば、一度別の職業に目を向けてみるのがオススメです。
何年も仕事に対してネガティブな感情を持っていると言う事は、この先もずっと同じ気持ちで仕事を続けることになります。それでは何の成長もないし、ストレスだけが積み重なっていきます。
そんな時は一度他の仕事に目を向けてやるのも良いと思います。
ちなみに「辛い、辞めたい」と考えているだけでは、何も実行に移せません。
●自分に合う職業は他にあるのか?
●もっと待遇の良い仕事はどういったものか?
●世の中にはどういった仕事が存在するのか?
上記のような、次の仕事に対する知識を増やすことで、具体的に次の道筋が見えてきます。
2,転職エージェントに相談しよう
仕事が辛い、きついと感じる場合は、転職のプロに相談してみるのが一番オススメです。
転職エージェントに無料登録を行えば、全国の求人のチェックはもちろん、アドバイザーに転職に関わる相談ができるようになります。
ここでは私がオススメの転職エージェントをご紹介します。どれも大手でサポート体制が高いので、転職活動をしっかりサポートしてもらえます。
おすすめ転職エージェント1:リクルートエージェント
・リクルートエージェント
リクルートエージェントは、100,000件以上の求人があると言われている転職エージェント。求人数がとにかく多く、担当者の当たり外れが少なく質が高いことも有名です。
転職に関するサポートも受けられますので、転職に不安を抱える人でも、安心して転職活動が行えます。
リクルートエージェントは大手企業のリクルートが運営している事もあり、様々な業種にコネクションを持っていることでも有名。他のエージェントでは取り扱っていない求人もありますので、是非無料登録を行い活用しましょう。
20年以上にわたって転職活動を支援しており、一人ひとりに合わせた転職のサポートを行ってくれます。
・業種全般取り扱いあり
・対応地域 全国
・種類 転職エージェント
おすすめ転職エージェント2:DODA(デューダ)
・dodaエージェントサービス
DODA(デューダ)は、業界でもシェア率が高い転職エージェント。こちらも全国展開しており、首都圏や地方の求人も豊富なので安心して転職活動が行えます。
リクルートエージェントと同等の求人数を誇っており、どのような職種にも強い転職エージェントです。
DODAは転職サポートにも定評があり、親切で親身に対応してくれるという口コミが多いです。丁寧なカウンセリングや転職者に合わせたサポート体制は、強い味方となり転職にも有利に働きます。
サポートが充実しているため、始めての転職エージェントの利用でもオススメできます。もちろん登録は無料で行えます。
・業種全般取り扱いあり
・対応地域 全国
・種類 転職エージェント
3,自分で仕事が辞めれない場合は、代行サービスを使う
仕事を辞めたくても辞められない人は、世の中にたくさんいらっしゃいます。例えば人手不足で仕事が辞められない状況であったり、上司が怖くて「辞めたい」という一言が言い出せないなどですね。
中には退職を引き止められたり、ズルズル先延ばしにされるケースも存在します。
このように仕事が辞められない場合は、退職代行サービスを使うのがお勧めです。
退職代行サービスとは、本人に代わって退職の意思を会社側に伝えてくれるサービスです。
オススメの退職代行サービス1:汐留パートナーズ法律事務所
汐留パートナーズ法律事務所は、弁護士が直接対応する「退職代行サービス」なので法律面でも安心です。民間の代行サービスに任せると、後々問題になるケースがあります。
会社側が納得してくれなかったり、最悪の場合は「訴訟」を引き起こされるケースも。
汐留パートナーズ法律事務所では最初から最後まで弁護士が対応してくれるので、トラブルに巻き込まれる心配がありません。相談は無料で、代行サービスの価格は54,000円です。
オススメの退職代行サービス2:退職代行Jobs
退職代行Jobsを使えば、会社への出社や連絡が一切不要で退職を行ってくれます。退職代行に掛かる費用は、29,800円。
正社員・契約社員・パート・アルバイトなど全て同じ料金で請け負ってくれます。退職代行利用者への無料カウンセリングを実施しており、専門家から話を聞くことが可能です。
価格は安いですが弁護士が対応するわけではないので、訴訟を起こされた場合手助けはしてもらえません。
4,銀行員が辛い、きついと感じる理由とは?
続いては「銀行員が辛い、きつい」と感じてしまう理由をご紹介します。退職理由などでもよく使われる物を、ピックアップしてお届け致します。
銀行員が辛い、きついと感じる理由1:過剰なノルマ
銀行員で働いており一番「辛い、キツイ」と感じるのが、「過剰なノルマ」です。
保険や口座開設、投資信託や企業への融資、貸金庫、クレジットカード加入など、銀行員には様々なノルマが発生します。
ノルマが達成できなければ、上司からの評価は落ちるし昇進・昇給にも影響が出てしまいます。毎日のようにお客さんに頭を下げて、一件でも多く契約を取るのは大変です。
銀行員が辛い、きついと感じる理由2:責任感によるストレス、プレッシャー
銀行ではどの部署でもお金を扱います。投資信託や保険などお金が関わる仕事では、お客さんからのクレームが多く責任が伴います。
金融商品で少しでも話が違ったり損をさせてしまうと、大きなクレームに発展してしまいます。当然銀行員はクレーム処理やお客さんの対応に迫られ、心身ともに疲れ果てます。
お金が絡むと人はシビアになるので、神経をすり減らす毎日になります。
銀行員が辛い、きついと感じる理由3:転勤の多さ
銀行員は転勤が多い仕事です。銀行員は基本的に、「不正」や「癒着防止」のために一箇所では長く勤められなくなっています。
地方銀行であれば別ですが、県外に支社を構えるような場所ですと、異動や転勤が頻繁にあります。銀行員の場合、3年に一度くらいを目安に転勤を行わせる事が多いです。
家族やお子さんが居る場合は、引越しで環境が変わるため迷惑を掛ける事になります。
銀行員が辛い、きついと感じる理由4:資格取得など勉強が多い
銀行員として務めていると、資格取得は半強制的に行わされます。「金融関係」「簿記」「保険関係」の資格などは、働きながら勉強して取る必要があります。
当然休みに勉強する事もあるし、仕事のあと居残りで勉強をさせられるケースもあります。
最近ではTOEICなど英語に関する勉強をさせる銀行も増えており、とにかく学ぶ事が多く勉強は常に行わなければいけません。
毎日の業務に資格取得の勉強となると、「仕事が辛い、きつい」と感じるのは無理ありませんよね。
銀行員が辛い、きついと感じる理由5:パワハラ・モラハラ・セクハラ
パワハラ・モラハラ・セクハラはどの仕事でも有り得ます。国内の企業を対象にした調査、「ブラック企業大賞」でも一部の銀行がノミネートされています。
ある銀行では過剰なノルマや従業員に対するパワハラが原因となり、2018年にブラック企業大賞に選ばれています。
5,銀行員からの転職にオススメの職業一覧
銀行員から転職を考える人は少なくありません。そこで気になるのが、「銀行員からの転職先」にはどういったものがあるのか?
銀行員として数年働いて、ある程度のキャリアがあるのであれば、「金融関係」の転職先がオススメです。例えば、信用金庫、保険会社、証券会社、クレジットカード会社などですね。
銀行員としての経歴があれば、上記のような金融機関への転職は行い易いです。もちろん金融以外の仕事でもOKです。
銀行員は社会的信用が高い職業です。銀行員からの転職は有利に働くことが多く、金融機関以外の職業でも転職しやすいのが特徴となります。
銀行員からの転職にオススメの職業1:金融機関
やはり銀行員からの転職で一番多いのは、「金融機関」への転職です。銀行からの銀行への転職だけではなく、「クレジットカード会社」「証券会社」「保険会社」「信用金庫」などが転職先として挙げられます。
特に40代以上にもなれば、長いキャリアがあるので即戦力として金融機関からは、すぐに採用されるケースが多いようです。
銀行員からの転職にオススメの職業2:IT関係
ITではパソコンのスキルや、計算能力が必要となります。銀行員としての経歴があれば、転職しやすいのは言うまでもありません。
ITでは計算能力やパソコンに長けた人を必要としています。銀行員であれば信用力が高く、採用される可能性は極めて高くなります。
ITは昇進や昇給もしやすく、銀行員からの転職でも人気があります。
銀行員からの転職にオススメの職業3:公務員
意外と多いのが、銀行員から公務員への転職です。公務員は高収入で安定しており、銀行員と同じような社会的地位の高さがあります。
そういった面から銀行からの転職先としても人気があり、公務員の試験や資格を受ける人は増えています。
公務員も大変な事はありまうが、銀行員ほどのノルマやプレッシャーはなく、転職して満足される方は多いです。
銀行員からの転職にオススメの職業4:経理・事務
お金を取り扱う銀行員の仕事は、事務処理や計算能力など高いスキルが養えます。こういったスキル・経験は、一般企業の事務や経理でも役立ちます。
銀行員で働いていたとなれば、一般企業の事務・経理職でも優遇されるのは間違いありません。即戦力になるので採用される確率はグンと高くなります。
特に女性銀行員からの転職であれば、経理や事務への転職がオススメです。
銀行員からの転職にオススメの職業5:工場・製造業
接客や人間関係に疲れたのであれば、工場・製造業への転職がオススメです。工場では接客をする必要がなく、基本的には機械を相手に仕事を行います。
機械のトラブルなどはありますが、接客や人間関係のトラブルはありません。面倒なノルマや上司からの圧力、資格取得なども特別無いので、割と気楽に働けます。
6,銀行員が辛い、キツイのまとめ
以上です。今回は「銀行員が辛い、キツイ」と感じたる理由やオススメの転職方法をご紹介しました。銀行員は高収入で安定しているので、社会的地位の高い仕事となります。
しかし実際には「ノルマ」や「責任感」から大きなストレスを感じてしまい、仕事が嫌になっている人が大勢いらっしゃいます。