現在ネットショップのECモールの中で、勢力をあげているのがWowma(ワウマ)です。初期費用を「無料」にしたことで、モールを拡大しており、お客さんの数も増えています。今回はワウマの出店方法や、評判や口コミ、審査や手数料など気になる点についてまとめます。
1,ワウマはどんなモール?
2,Wowma(ワウマ)の出店方法
3,ワウマで掛かる費用・手数料
4,モールの評判や審査基準は?
5,ワウマではどんな商品が売れる?
6,Wowmaには出店するべき?しないべき?
7,その他出店すべきモールは?
8,登録するべき仕入れサイトについて
9,Wowmaの出店方法・評判・審査・手数料まとめ
1,ワウマはどんなモール?
ワウマは、2017年1月に「DENAショッピング」と「auショッピングモール」が統合されてできた新しいショッピングモールです。
元々は「DENA」が運営していたのですが、現在は「KDDI」が引き継いでおり「初期費用の無料化」「月額手数料の割引」「露出の拡大」など様々な施策を打っています。
主にスマホユーザーに強く、若い世代の利用が多いのが特徴です。
ちなみにワウマでは、「スマホ85%」「パソコン9%」「携帯6%」というユーザーの比率となっています。8割以上がスマホユーザーが使用しています。
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ワウマは現在急成長中のモール
ワウマでは「商品の取り扱い高」や「出店店舗数」は年々拡大傾向にあり、現在急成長を遂げています。
これは2017年からKDDIが運営するようになり、「出店無料化」「新プラン登場」などを行ったタイミングで伸びています。
KDDIはショッピングモール事業に力を入れており、今後も何かしらの施策を打つ事が予想されます。今後ますます拡大するショッピングモールなので出店する価値はあります。
KDDIの恩恵を受けている
KDDIという母体が大きな大企業だからこそ、ワウマは様々な恩恵を受けられます。
まず「au WALLETポイント」をワウマでも利用できるようにしていますね。CMでも流れている「三太郎の日(3のつく日)」には、ワウマで使えるクーポンもauユーザーに付与しています。
このような施策により、現在3,800万人存在するauユーザーをワウマに誘導するようにしています。
KDDIは他にも大型のサイトをたくさん運営しており、それらのユーザーをワウマに流しているのも強みですね。
・割引チケットサイト「LUXA」
・子育て向けQ&Aアプリ「mamari」
・ニュースアプリ「Gunosy」
母体が大きな企業だからこそ受けられる恩恵ですね。こういった施策を打っていれば、自然とワウマのユーザーは増えていくので、今後のモールの拡大が期待できます。
2,Wowma(ワウマ)の出店方法
まずはWEBから申し込む
ワウマにネットショップを出店させようと思ったら、まずはWeb上での申し込みが必要です。
申し込みの際に必要なものは、下記5点となります。個人事業主と法人では、必要な書類が違いますので注意しましょう。
・メールアドレス(フリーメールアドレス以外)
・申込み者名義の銀行口座
・印鑑登録証明書
・住民票(個人事業主の場合)
・履歴事項全部証明書(法人の場合)
メールが届いたら資料を送る
web上での申し込みが完了したら、その後にKDDIからメールが届きます。そちらのメールに必要な情報が記載されているので、そこから下記の書類を送付してください。
・取得3ヶ月以内の住民票
・取得3ヶ月以内の印鑑証明書
KDDI側の審査を待つ
これらのステップが完了したら、後はKDDI側の審査が終るのを待ちましょう。書類送付後、5営業日以内に審査の結果が出ます。審査は早まることもあるので、2~3日程度で合否が出る事もあります。
必要書類の提出
審査が合格となれば、その後KDDIから別で書類が送付されます。そちらに必要事項を記載して再度KDDI側に返送しましょう。
ログインや初期設定を行う
問題なければその後、管理画面にログインして初期設定を行います。
以上が簡単な出店方法の流れとなります。難しいこともなく、全体でも1週間程度で出店できます。
出店が完了したら、次は「商品の出品」や「ページ作成」を行いましょう
ワウマのページ作成や出品作業
ワウマの出品作業やページ作成は、他のモールに比べてもかなり簡単です。他のモールですと「HTML」の知識が多少必要なのですが、ワウマはパーツを使ってページを作るのでHTMLの知識が必要ありません。
これはネットショップ初心者であれば、かなり助かる機能ですね。HTMLって本当に面倒だし、理解するのに時間がかかります。
パーツを並べてページが作れるワウマは、初心者にもオススメなモールと言えます。
ペイジェントへの登録
クレジット決済・auかんたん決済・ドコモケータイ払い・ソフトバンクまとめて支払いなどは、別で審査を行う必要があります。
そちらは「ペイジェント」という会社が請け負っていますので、ワウマの管理画面から審査を行うようにしましょう。
ペイジェントでは「審査の条件」もいくつか存在するので、ワウマの人に相談したりヘルプを読んで対応してください。
決済機能はすべてペイジェントが管理しているので、ペイジェントの審査が通ればほとんどの決済が使えるようになります。
3,ワウマで掛かる費用・手数料
ネットショップ出店で気になるのが、「出店費用」「手数料」「月額費用」などの支払う料金ですよね。次は出店に掛かる費用や、手数料、プランなどをご紹介します。
ワウマのプラン
・決済導入費 3,000円
・成約手数料 2.0~6.5%
・決済手数料 3.7~4.7%
・ポイント手数料 1.0%
・決済導入費 0円
・成約手数料 4.5%~9.0%
・決済手数料 0%
・ポイント手数料 1.0%
ワウマでは2通りのプランしか準備されていません。さらに言うとワウマは「コミコミプラン」を完全に推奨しています。
私も元々はシンプル出店プランを利用していましたが、結果的に「コミコミ出店プラン」へと変えた記憶がありますね。
「コミコミ出店プラン」は成約手数料が少し高いかわりに、その他の「費用」をすべて排除しています。クレジットカードや携帯支払いで、お店側が支払う手数料はすべて0円です。普通は決済のたびにお店も手数料を引かれるので、0円になるとかなり助かります。
大抵のお店は「コミコミ出店プラン」を利用した方が、費用を安く抑えられると思います。一度売上に応じてシュミレーションをしてみるのがオススメです。
初期費用や月額費は?
Wowma(ワウマ)では現在、「初期費用」「月額費用」共に無料となっています。
DENA時代は初期費用だけでも数十万掛かっていたので、ワウマになってかなりお得になりましたね。
しかしキャンペーンとして行っているので、もしかすると初期費用が発生するかもしれません。
出店を考えているのであれば、すべて無料のうちに出店しておくのがベストです。売上がなければ費用もほとんど発生しないので、とりあえず出店してゆっくりお店を作ってもOKだと思います。
4,モールの評判や審査基準は?
ワウマの審査基準について
まず審査基準ですが、ワウマでは個人であっても出店が可能です。「住民票」と「印鑑証明書」を取得3ヶ月以内のものが準備できれば、基本的には審査も通ります。
住民票は近くの市役所などで貰えます。印鑑証明書を貰うには、印鑑を登録してから発行してもらうことになります。
モールの評判や口コミは?
ワウマは「楽天市場」「アマゾン」などに比べると、まだまだ集客力は劣っています。ネット上での評判や口コミを見ていても明らかだし、私が運営していた数字でも同じような結果でした。
かといって、ワウマの評判や口コミが悪いわけではありません。なぜかといいますと、やはり出店料や月額の手数料が0円に設定されているからです。
費用が掛からずにある程度売上が作れるのであれば、利益を生み出してくれますからね。
出店料を数十万円取っていたときは、悪い評判や口コミも目にしましたが、無料化してからはいい評判が多いように感じます。
5,ワウマではどんな商品が売れる?
ワウマはスマホユーザーが8割以上を占めているので、当然スマホユーザーが購入する商品が売れます。
20代~30代の若者をメインターゲットにしているので、そういった層にアプローチできる商品は強いですね。
私はメンズアパレルをワウマで販売していましたが、やはりそれなりに売上はありました。
6,Wowmaには出店するべき?しないべき?
個人的には、費用が掛からない今こそワウマに出店するべきと言えます。費用が掛からないのであれば、仮に売上が悪くても放っとけばいいだけです。
毎月数万円の売上でもあれば、利益は少なからず発生しますからね。
これが毎月手数料や費用が掛かるのであれば、利益が出づらいのでオススメしませんが、費用0円であれば困る事がないです。
ネットショップ出店は盛り上がる前がおいしい
「楽天市場」も「アマゾン」も同じですが、ショッピングモールが大きく成長する前に参入していたお店は、売上を一気に拡大しています。
「先行者利益」という言葉がありますが、まさにネットショップではこれが当てはまりますね。
まだモールがそこまで成長していない時期に参入していると、リピーターを獲得できるので、いざモールが拡大したときに大きな恩恵を受けられます。
楽天やアマゾンで現在上位に食い込んでいるネットショップは、どこもモールが盛り上がる前から参入しているお店ばかりです。
後から参入しても、もともとの店舗がお客さんを囲んでしまっているから、なかなか売上を伸ばすのが難しくなります。
そういった意味では「ワウマ」はこれからのモールなので、無料のうちに参入しておいて、早い段階で顧客を囲っておく事が大切ですね。
7,その他出店すべきモールは?
ネットショップ出店なら楽天がオススメ!
楽天はECモールの中でも最大級の規模です。ネットショップを出店するなら、楽天は一番オススメです。資料請求は無料なので、一度料金体制やプランを確認してみましょう。
アマゾンやヤフーなど無料モールは利用するべき
ネットショップでは多角化することをオススメします。最近ではどのモールでも掛かる費用が落ちているので、できるだけ多くのショッピングモールに出店しましょう。
そうすることで全体の売上を高めて、リスクヘッジにも繋がります。
「ヤフーショッピング」
ヤフーショッピングも無料化をしてから店舗が一気に増えましたね。ライバルが多いので今は売上を上げるのが難しいですが、無料なので時間があるなら出店しておきましょう。
・初期費用 0円
・月額費用 0円
「アマゾン」
アマゾンは毎月の費用が4,900円で出店できます。ただし他のモールに比べて、販売手数料が8%~15%と高く設定されているので注意。
・初期費用 0円
・月額費用 4,900円
・販売手数料が8%~15%と少し高め
自社サイト構築サービスなら「スクエアオンラインストア」がオススメ!
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「スクエアオンラインストア」はネットショップを始めて作る方にオススメのサービスです。無料で本格的なネットショップが作れるので初心者の強い味方となってくれます!
開設や運用に掛かる費用が全て無料となっており、固定費が一切掛からないのが魅力的。
スクエアオンラインストアで掛かる費用は、売上に応じた「決済手数料3.6%」のみ!
さらに作成からオープンまで簡単な作業で行えるため、ネットショップ初心者でも簡単にお店を開けます。
8,登録するべき仕入れサイトについて
続いては、ネットショップを運営するなら登録するべきその他のオススメ仕入先をご紹介します。ネッシーは一番有名ですが、併用して他の仕入れサイトも利用するべきです。
利用する仕入れサイトの数は、多ければ多いほど良いです。
たくさんの仕入れサイトを使っていれば、その分商品が豊富に揃うし、目新しい商材も見つかります。下記は私がオススメする仕入れサイトです。
無料の物がほとんどなので、是非この機会に登録して商品をチェックして下さい。
・TOPWHOLE(トップホール)(今後拡大が予想される仕入れサイト)
・【卸の達人】(「美容」「雑貨」「健康系」が強い仕入れサイト)
オールジャンルの仕入れが行えるのが、「ネッシー」です。仕入れサイトの中で大手なので商品数が多く、どんなジャンルの商品も準備されています。さらに個人でも利用できるのが嬉しいですね。
「卸の達人」では、テレビやネットで話題の商品を始め、他の仕入れサイトでは手に入らない商品を仕入れる事が可能です。こちらの仕入れサイトも無料なので登録しておきましょう。
「TOPWHOLE」もファッション系のアイテムが増えており、今後楽しみな仕入れサイトです。
9,Wowmaの出店方法・評判・審査・手数料まとめ
以上です。今回はWowma(ワウマ)への出店方法や、ワウマの評判・審査・費用・手数料などの気になる点についてまとめました。
無料で出店できるワウマは、ネットショッピングを既にお持ちの方も、これから始める初心者の方でもオススメできます。
管理画面も使いやすくHTMLの知識も必要ないので、片手間でも運営できるのが嬉しいですね。
DeNAショッピング、AUショッピングモールの時から比較しても、料金は安くなっているしモールも拡大してきているので、昔以上に出店でのメリットが期待できます。
一気にネットショップの売上を上げたいのであれば、これから伸びる市場に参入して成功を掴みとりましょう!