ネットショップ運営では、「画像加工ソフト」は必須です。撮った写真の明るさを調整したり、文字を挿入させたりと、必ず必要になってきます。そこで今回は、10年近くネットショップを運営している店長がオススメしたい、ネットショップで使える画像編集ソフトをご紹介します!
1,有料のフォトショップを使うべき!
最初から結論を言いますが、ネットショップで画像加工ソフトを探しているのであれば、フォトショップを使うべきです。
私は、ネットショップを始めた頃からずっとフォトショップ一本です。ネットショップ経営者の先輩にも最初からフォトショップを勧められましたし、使ってきて良かったと感じています。
ネットショップはもちろんですが、もっと高度な画像を作る場合でもフォトショップを使われている方は多いですね。
なぜ最初からフォトショップを勧めるのか?
ネットショップを運営する場合、基本的には無料のサービスを使い出来るだけ費用が掛からない運営をオススメしています。
それなのに何故最初から有料のフォトショップを勧めるのか・・・?
これは画像加工に早い段階で”慣れる”ためです。使ってみると分かりますが、1つの画像加工ソフトを使いこなそうと思うと、何ヶ月、下手したら何年も時間が掛かってしまいます。
画像加工ソフトは覚えることが多いし、スムーズに使えるようになるには、とにかく1つのソフトを使って画像を加工し続けなければいけません。
中途半端に無料ソフトを使っていると、いつまでたっても加工の技術が身につかないし、クオリティーの高いソフトを使いこなせません。
フォトショップをある程度使えるようになると、商品写真を自由自在に加工処理できるようになります。
ネットショップでは商品画像が命です。売れる商品画像を早い段階で作れるようになる事が、売上を上げるひとつのポイントになります。
ですので無料のソフトでチマチマやるのではなく、すぐにでもフォトショップに慣れてクオリティーの高い画像を作れるようになりましょう。
フォトショップの料金体制
フォトショップには通常の「フォトショップ」と「フォトショップエレメンツ」というものが存在します。
これらの大きな違いとしては、フォトショップは年間で2万円程度掛かりますが、フォトショップエレメントは1.5万円程度で永久に使う事ができます。
機能面ではフォトショップが優れていますが、フォトショップエレメンツも全く問題なく使えます。
ですので費用面が厳しければ、最初は「フォトショップエレメンツ」を購入してもいいと思います。
・フォトショップエレメンツ 費用は1.5万円(永久) 管理画面が簡単で加工や編集技術が低め
フォトショップがプロ向けなのに対して、フォトショップエレメンツは個人向けといったイメージでしょうか。
最初はエレメンツから入って、物足りなく感じるのであれば通常のフォトショップに切り替えてもいいですね。
【フォトショップエレメンツ】
【フォトショップ】
2,無料の画像加工ソフトはダメなの?
続いては、無料の画像加工ソフトをオススメしない理由についてご紹介します。
時間の無駄になる
無料のソフトは趣味で使う分には便利でいいのですが、ネットショップ運営となりますと話は変わってきます。ネットショップ運営では画像のクオリティーは、お客さんの購買意欲に大きく関わってきます。
素人っぽい商品画像を使っている通販サイトって、どこどなく購買意欲がなくなりますよね・・・
無料の画像加工ソフトを使い続けると、それだけ時間をロスすることになります。早い段階でフォトショップなどプロ向けの画像管理ソフトをマスターして、他のネットショップと同じようにクオリティーの高い画像を作れるようになりましょう。
編集や加工技術が低い
無料のものはお金が掛からずいいのですが、やはり無料だけあり編集や加工技術には限界があります。編集に必要以上に労力が掛かってしまったり、ボカシ、切り抜きなどが使えなかったりと。
有料では当たり前のように使える便利な機能が、無料ソフトでは使えないのも大きなデメリットですね。
どうしても無料ソフトがいいならpixlr(ピクセラー)かGIMP(ギンプ)
中には、「画像加工ソフトにどうしてもお金を掛けたくない!」と言う人もいらっしゃると思います。
ネットショップを試しで行っている人や、いつまで続けるか分からない場合も、無料の画像加工ソフトを使うのがいいですね。
pixlrは無料で使えて、さらにオンライン上での使用となるので面倒なダウンロードやインストールの必要がありません。
インターネットさえ接続されていれば、オンラインでパッと開いて画像加工ソフトを利用できます。
ピクセラーは英語表記なので、少し使いづらく感じるかもしれません。
「GIMP」も無料ソフトの中では、まあまあ機能が揃っており人気です。こちらはダウンロードタイプとなっております。ただし口コミを見ていると、「使いづらい」という評価がやや多いです。
3,商品画像とバナー画像は大切
ネットショップでは、商品画像とバナー画像がとても大切です。画像はお店の顔になるし、その画像から流入してくるお客さんはたくさんいらっしゃいます。
そのお店の顔とも言える商品画像が、素人っぽさ丸出しであったり、何の商品か分かり辛かったら、誰もページに呼び込めませんよね・・・?
説明文やページの作り、HTMLなどの勉強をする暇があったら、「まずは商品画像の作り方を勉強しろ!」って言いたくなりますね。
バナーも商品画像並みに大切
商品画像に加えて大切なのが、バナー画像です。バナー画像とはページのあちこちに使われている、画像のことです。例えばセールの画像であったり、季節商材の紹介画像などなど。
上記のファッションサイトのトップページを見てみると、オシャレなバナー画像が使われておりページが華やかに見えますよね。
バナー画像のクオリティーが高いと、クリックされやすくなるし、サイト全体が華やかでオシャレな印象になります。
反対に素人っぽいバナー画像ばかり使っていると、安っぽく個人ネットショップ丸出しのサイトに仕上がってしまいます。
最初からオシャレなバナーを作れと言われても不可能なので、”バナー作成ソフト”を使ってみるといいですよ♪
月々1,000円程度で利用できるのでリーズナブルです。
おすすめのバナー作成ソフト:バナープラス
バナープラスを使えば、初心者でも簡単にバナーが作れます。ネットショップを運営する場合は、商品画像以外でもトップページなどに貼り付ける「バナー」を作成しなくてはいけません。
初心者だとバナー作成は意外と難しく、「バナーを貼ってみたら安っぽいページに見えてしまう・・」なんてことは多々あります。
バナーは商品画像と違って、文字もたくさん使うし画像のサイズもバラバラなので、バランスやデザインが非常に難しいんですよね。
バナープラスがあればプロが作ったようなページ作りが可能になります。
※2年目からは9,800円
4,まとめ
以上です。今回は、ネットショップにオススメな画像加工ソフトについてご紹介しました。
ネットショップを開業したばかりの方であれば、画像加工ソフトで無料か有料かどっちを選ぶべきか悩むと思います。
基本的に開業時はお金をできるだけ掛けないほうがいいのですが、画像加工ソフトに関しては有料のフォトショップを購入するべきです。
古いフォトショップやフォトショップエレメントをアマゾンで購入すれば、2万円程度で永久版が手に入るのでコスパにも優れています。