社会では手取り足取り仕事を教えてくれるような職場もあれば、反対にまったく仕事を教えてくれないような職場もあります。こんな会社に入社してしまった場合、どのように解決するのが正解なのでしょうか・・?
今回は仕事を教えてくれない理由と解決策についてご紹介していきます。職場で上司や先輩から仕事を思うように教われず、困っている方必見です。
目次
1,先輩、上司が仕事を教えてくれない理由
2,仕事を教えてもらえない場合の対処法・解決策
3,教えてくれないくせにミスして怒られるのはパワハラ?
4,仕事を教えてくれない場合は転職するべきなのか?
5,オススメの転職エージェント
6,まとめ
1,先輩、上司が仕事を教えてくれない理由
職場で仕事を思うように教われず、不満を抱えている従業員はたくさんいらっしゃいます。
「仕事を全然教えてくれない割にはミスを出すと怒られる・・・」
「うちの会社は見て覚えろというスタンス。」
「上司は仕事を教えないくせに、教えたと上には報告している。」
「仕事について質問しても、マニュアル見て、としか言われない」
仕事をキチンと教えてもらえないのって、思っている以上に辛いです。ちゃんと教わっていないとミスが多くなるし、必要以上に仕事を終えるのに時間を要します。
まずは、先輩や上司が仕事を教えてくれない「理由」についてご紹介します。
仕事を教えてくれない理由1:上司の性格が悪い
上司や先輩の中には性格が悪く、ひねくれている人もいらっしゃいます。このような上司に出会うと、部下の事をただ「気に入らない。」というだけで、仕事を教えてくれません。
非常に幼稚な行動ですが、「パワハラ」「イジメ」に近い行動なので、部下からすると大きなストレスを感じます。
仕事を教えてくれない理由2:上司が忙しすぎる
上司の仕事が必要以上に忙しいと、仕事を教えてもらえない事があります。
仕事を教えるのって、結構時間を取られます。余裕がある時であれば良いですが、自分の仕事で一杯一杯の時は、どうしても後回しにしちゃうものです。
人手が足りてない職場や教育体制が整っていない職場にありがちです。ただこの場合は悪気がある訳ではないので、上司に余裕がある時に声を掛けるのが良いと思います。
忙しくない時に改めて質問すれば、しっかり仕事を教えてくれるはずです。
仕事を教えてくれない理由3:仕事は見て覚える物と勘違いしている
「仕事は見て覚える物」
一昔前であれば、こういった意見も通りましたよね。しかし職人や技術職ならまだしも、普通の職場で「見て覚えろ。」と言われても効率が悪くて仕方ありません・・・
もちろん見て覚えることも大切ですが、上司であれば説明しながらキチンと教えるべきです。見て覚えろというのは、ただ説明するのが面倒なだけという可能性が高いです。
仕事を教えてくれない理由4:何でも質問してくる部下にうんざりしている
これは社会では意外と多いので注意して欲しいです。どうでも良い事や少し考えれば分かるような事を永遠と質問されると、上司は仕事を教えるのが嫌になります。
何も考えずに質問するのはバカな部下のする事です。
ネットでは「まずはググれ!」という言葉がありますが、これはリアル世界でも同じです。まずは自分で考えてみる。それで分からなかった場合に質問するのが正しい手順です。
仕事を教えてくれない理由5:覚える努力を感じられないから
上司は部下の行動を見ています。部下が仕事を覚える気が無いようであれば、わざわざ時間を取ってまで仕事を教えようとはしないはずです。
●メモを取っていない
●何度も同じ事を聞いてくる
せっかく教えているのにメモを取っていない、もしくは一度教えた事をまた聞いてくる部下。こういった部下は「覚える気が無い」と判断されてしまい、上司から見放されます。
「上司が仕事を教えてくれない!」と相手のせいばかりにするのではなく、自分にも原因がないのか考えてみましょう。
仕事を教えてくれない理由6:会社がそういう体質になっている
職場によっては、仕事を教えないのが体質になってしまっている場合があります。部下を育てる環境が整っていなかったり、古い考えの会社だと、こういった体質になっている事があります。
こういった職場では改善するのが難しいです。周りと同じように、自分の力で仕事を覚えていくしかありません。
2,仕事を教えてもらえない場合の対処法・解決策
続いては仕事を教えてもらえない場合の、「対処法」や「解決策」についてご紹介します。
仕事を教えてもらえない場合の対処法・解決策1:メモを取って見て覚える
上司や先輩が仕事を教えてくれない場合、頼れるのは自分だけです。実際の仕事風景を見て、メモを取り自分自身で覚えていくしかありません。
職人や技術職ではこれが当たり前なので、やれない事はないはずです。分からない事や疑問に思ったことだけ聞くスタンスにして、基本的な事は見て覚えていきましょう。
職場には「資料」「マニュアル」などが置いてある場合があるので、そういった物があれば活用していってください。
仕事を教えてもらえない場合の対処法・解決策2:他の人に聞く
直属の上司が頼りにならないのであれば、他の第三者への協力を依頼しましょう。他の先輩や上司でも良いし、仕事について知識のある同僚でも良いと思います。
周囲の人に協力を仰ぐことで、仕事を教えてもらえなくても、上手くカバーする事ができます。
仕事を教えてもらえない場合の対処法・解決策3:自分の行動を改める
「何も考えず質問ばかりしている。」
「同じ事を繰り返し教えてもらった事がある。」
「仕事メモを取った事がない。」
上記に当てはまる場合は、まずは自分の仕事に対しての「行動」を改めてみましょう。こういった理由で上司が仕事を教えてくれない場合は、部下に問題があります。
仕事に対する姿勢を変えて、ちゃんとメモを取ったり考えて行動すれば、上司も仕事を教えてくれるはずです。
仕事を教えてもらえない場合の対処法・解決策4:上層部に相談する
直属の上司や先輩が仕事を教えてくれないのであれば、もっと力のある「役員」や「社長」など、上層部に相談してみてください。
上層部に相談すれば、直属の上司が指導されるため、仕事を教えてくれるようになるかもしれません。ただし「悪口を上に告げた」と取られ、逆効果になる事もあるので注意して下さい。
仕事を教えてもらえない場合の対処法・解決策5:転職する
最終手段としては「転職」が考えられます。上司や先輩、会社自体に問題がある場合は、それを部下1人の力で解決するのは不可能です。
転職して、仕事をしっかり教えてくれるような環境の良い職場で働くのが、一番ストレスを溜めないで済みます。
3,教えてくれないくせにミスして怒られるのはパワハラ?
「仕事を教えてくれないくせに、ミスすると怒られる・・・」
社会ではこういった不満が多発しています。これはブラック企業でよくある事例なので注意して頂きたい。
仕事を教えてもらっていないのにミスを出すのは、当たり前の事です。これは誰が考えても分かりますよね。だって教わっていないんですから・・・
仕事を教えていないのにミスを出した時に怒るという行為は、部下が文句を言えない状況を作り出している事になります。これはパワハラ以外の何者でもありません。
こういった職場は上司が権力を駆使しているブラック企業なので、すぐにでも退職するべきです。
4,仕事を教えてくれない場合は転職するべきなのか?
仕事を教えてくれない会社で働いていると、この先どうすれば良いのか悩む事があります。仕事で嫌な思いをすれば、どうしても「転職」の二文字を考えてしまいますよね・・・
上司・先輩・会社側に問題がある場合は、転職してしまった方が良いです。転職する事で職場環境がガラリと変わり、ストレスから開放されます。
意地悪な上司や性格の悪い上司の下で働いていると、毎日嫌な思いをさせられますからね・・
こんな時は転職してしまって問題ありません。
自分に問題がある場合は転職するべきではない!
しかし、もし自分に問題があるならば・・・?自分に問題がある場合は、転職しても同じ事を繰り返します。
仕事に対して真面目に覚える努力をしなかったり、メモを取らない、何でも人に聞く、という行為を日常的に行っている場合は、まずは自分の行動を改めてください。
こういった場合は転職するのではなく、自分の行動を切り替えることで、解決に繋がります。
4,オススメの転職エージェント
転職エージェントとは、ネット上で使える無料の転職サービスです。
転職エージェントは簡単な無料登録を行うだけで、全国の求人を見たり、転職に関する相談を聞いてもらえます。是非今のうちに無料登録を行い、いざという時のためにリスクヘッジを行っておきましょう。
続いては、私がオススメする転職エージェントをご紹介します。
おすすめ転職エージェント1:リクルートエージェント
・リクルートエージェント
リクルートエージェントは、100,000件以上の求人があると言われている転職エージェント。求人数がとにかく多く、担当者の当たり外れが少なく質が高いことも有名です。
転職に関するサポートも受けられますので、転職に不安を抱える人でも、安心して転職活動が行えます。
リクルートエージェントは大手企業のリクルートが運営している事もあり、様々な業種にコネクションを持っていることでも有名。他のエージェントでは取り扱っていない求人もありますので、是非無料登録を行い活用しましょう。
20年以上にわたって転職活動を支援しており、一人ひとりに合わせた転職のサポートを行ってくれます。
・業種全般取り扱いあり
・対応地域 全国
・種類 転職エージェント
おすすめ転職エージェント2:DODA(デューダ)
・dodaエージェントサービス
DODA(デューダ)は、業界でもシェア率が高い転職エージェント。こちらも全国展開しており、首都圏や地方の求人も豊富なので安心して転職活動が行えます。
リクルートエージェントと同等の求人数を誇っており、どのような職種にも強い転職エージェントです。
DODAは転職サポートにも定評があり、親切で親身に対応してくれるという口コミが多いです。丁寧なカウンセリングや転職者に合わせたサポート体制は、強い味方となり転職にも有利に働きます。
サポートが充実しているため、始めての転職エージェントの利用でもオススメできます。もちろん登録は無料で行えます。
・業種全般取り扱いあり
・対応地域 全国
・種類 転職エージェント
5,まとめ
以上です。今回は、仕事を教えてくれない理由や対処法についてご紹介しました。職場で仕事を教えてもらえないのは、上司や先輩、会社自体に問題がある事がほとんどです。
「面倒」「気に入らない」など個人的理由で仕事を教えてくれない場合は、「転職」を考えるのも良いと思います。こういった考えを持った上司の下で働くと、過度なストレスを受けますからね。
しかし自分に問題がある場合は、転職するのではなく自分の仕事に対する姿勢を改める事が大切です。
上司や先輩が仕事を教えてくれない理由は様々です。まずはその理由をキチンと考えて、理由に合った対処法を取る事が大切です。