ブログやサイトの運営で、グーグルからの検索流入はとても重要です。安定的なユーザーの流入を目指すのであれば、検索を一番に考えてSEO対策を行わなければいけません。
その中でも大きく分けて、「ホワイトSEO」と「ブラックSEO」という2つに分かれます。今回はこの2つについて説明したいと思います。
目次
1,ホワイトSEOとは?
2,ブラックSEOとは?
3,オススメはどっち?
1,ホワイトSEOとは?
まず「ホワイトSEO」とは何のことを指すのでしょうか?条件として「グーグルの規約違反をしていないSEO対策」ということになります。質のいいサイトをユーザーに提供することを一番に考えて、ブログ更新をしていく考え方です。
基本的にはロングテールのキーワードで施策をして、地道にSEO対策をしていく方法です。それではホワイトSEOの特徴を説明していきましょう。
時間が掛かる
まずホワイトSEOは労力や時間が掛かります。地道に記事を更新し続けて、その中でグーグルから認知されて評価を受けていかなければいけません。私は基本的にホワイトで現在のファッションブログを運営してきたので、大変さが分かります。
まず最初の半年程はほとんどお客さんが入ってきません。「いつかは人が集まってくるのかな?」と半信半疑な気持ちで記事を更新し続けるのは、意外と大変です。
そこからはゆるやかに成長しだすのですが、爆発的に人が増えるということはないです。アクセスが増えて少し落ちてと繰り返して、気付いたらある程度のPVになっていたという感じですね。
お金は掛からない
ホワイトSEOでは外注や人を雇わなければ、お金は掛かりません。記事更新をひたすらするだけなので、忍耐や労力は必要ですが自分一人でやれます。簡単ではないですが、ブログを運営していて大きな出費をしなくていいのは助かりますね。
ビッグワードで1ページ目表示には時間が掛かる
ホワイトSEOでビックキーワードの上位表示を狙おうと思ったら、相当な時間が必要になります。ブログ立ち上げ時期に人気のあるキーワードで記事を作っても、見つけることも出来ないです。
ビッグキーワードで1ページ目表示されると、その1記事だけで一日数千~数万というユーザーの流入が見込めます。スモールワードでどれだけ1ページ目に出しても、ビッグワードには太刀打ち出来ません。
しかしホワイトSEOでこれを狙うのであれば、まずスモールキーワードで上位表示出来るようになってからになります。それだけでも半年~1年は掛かるので、1つの大きなキーワードで上位表示取ることがどれだけ大変か分かると思います。
スモールワードでこつこつと
いくら最初から大きなキーワードで狙ってもダメなので、まずはスモールワードでコツコツアクセスを稼ぎましょう。そうしているうちに次第に大きなワードでも、自分のサイトを見つけることが出来る様になってきます。スモールワードでも1ページ目に出せば、安定したPVは取れますので積み重ねていくことが大事です。
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ペナルティーは?
ホワイトSEOは基本的にブラックSEOに比べて、グーグルからのペナルティーは少ないです。当たり前ですよね、グーグルのガイドラインに従っているのに、何故ペナルティーを受けなければいけないの?ってなります。
しかしホワイトSEOで頑張っていても、ペナルティーは存在します。特に記事のクオリティーが低いサイト、中身がないサイトは注意が必要です。どれだけコツコツ頑張ってきても、「低品質なサイト」とグーグルに評価されてしまえば検索結果が圏外に吹き飛ばされることだってあります。
2,ブラックSEOとは?
ブラックSEOについては判断が人それぞれになります。ホワイトSEOのようにコツコツアクセスを伸ばすと言うよりも、テクニックを使って、一気にサイトを上位表示させてやろうっていう考え方です。
一般的に行われているのは、「自演リンク」「サテライトサイトの作成」「記事の外注」などですね。
被リンクはまだまだ効果的
「ブラックSEOは昔に比べて段々通用しなくなってきた」と言われています。しかしそれでも被リンクにおける効果は絶大で、アフィリエイターのほとんどがこれを自主的に実行しています。
被リンクとは通常、いいと思った他者のブログやサイトのURLを、自分のサイトに貼り付ける作業です。しかしこれを自分で作ったサイトで行うのが「自演リンク」と呼ばれるものです。
グーグル側から見れば他者がつけたリンクと変わらず、「別のサイトから評価を受けている」と認識してしまうわけです。
とはいっても個人的には「自演リンク」が”悪”とは思えないです。サイトをいくつも運営していれば、サイト同士をリンクさせるのは当然の事です。さらに似たサイト同士なら互換性もあり、ユーザーにとっても意味のあることだと思います。
ダメなのは「自演リンク」のためだけにサイトを生産することです。中身の無い薄っぺらなサイトを量産して、そこにリンクを貼り付ける。これは完全にブラックなSEOで、グーグルから評価を落とされても仕方がないと思います。
知識や技術が必要
ブラックSEOはホワイトSEOに比べて難易度が高いです。ホワイトSEOは考える必要が無く、ひたすら記事を書き続けるだけなので誰にでも出来ます。(頑張れるかは別として)
しかしブラックSEOは手法や知識を持っていないとできません。別でサイトを作る?自演リンク?中古ドメイン?どのような規模のサイトを作れば効果的かも分からないし、外注先も分かりません。
ヘタに素人が手を出せばグーグルからペナルティーを受けて、こつこつホワイトで頑張っていたサイトが”圏外”なんてことも。
ブラックはお金が掛かる
私もブラックSEOに力を入れているわけでないので、詳しく分かりませんがホワイトに比べて出費は多いです。例えば別でサイトを作る時は「中古ドメイン」というものが効果的です。
これは元々あったサイト(グーグルからある程度評価を受けたサイト)を購入して、そこから自演リンクを飛ばすという方法です。中古ドメインは「サイトを購入する」ということと同じなので、サイトにもよりますが大きなお金が掛かるのは間違いないです。
サテライトサイトであれば、ある程度記事も量産しなければいけませんので、外注を頼む方も多いです。メインのサイトでないので、クオリティーがそこまで必要なく、委託してしまおうって訳ですね。これももちろんお金が掛かります。
3,オススメはどっち?
これは判断が難しいところです。ホワイトSEOがこれから重要になってくるのは間違いありませんが、それでもブラックSEOが多少必要な場合もあります。
過剰にやり過ぎない
ブラックSEOを施す場合でも、「過剰な施策」はペナルティーの恐れがあるのでオススメしません。中古ドメインや外注などは私はあまりオススメしません。
自分で頑張って作ったサイトからのリンクは問題ないと思います。何も悪い事はしていないし、ユーザーに価値のあるサイトを見てもらためにリンクを貼っているだけですから。
恐らくグーグル側もこういった所にペナルティーは科さないです。インチキをして上位表示しようとしているサイトには厳しいですが、価値(質の高い別のサイト)を提供するのは悪いことではないからです。
ホワイトSEOが一番大事
なんだかんだ言っても、こつこつ記事を書き続けることが一番大事です。価値のあるブログやサイトを作って、ユーザーにそれを届ける。これがグーグルも一番推奨していることで、核となる部分です。
初心者であればブラックSEOとかホワイトSEOなど考えずに、まずはサイトを更新し続けることが大事です。その中で過剰にならない程度にブラックSEOも試してみましょう。
記事を更新していれば必ず少しずつですが、アクセスは増えていきますので、とりあえずは頑張るしかないですね。自分にもそう言い聞かせています。
私はエックスサーバーを使って、ワードプレスでブログを作っています。
サーバーが安定して稼動してくれるので、とてもオススメです。
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