ネットショップはモールから始めて、自社サイトへと移すのが王道の販売方法です。しかしモールでは売上が作れても、自社サイトでは売れないと嘆いている店長も少なくありません。自社サイトが売れない原因や理由には一体何があるでしょうか?
目次
1,モールと同じ売り方をしてしまっている
2,「安心・信頼」を疎かにしている
3,明確な集客方法がない
4,専任の店長をつけていない
5,ペルソナが明確でない
6,無理に自社サイトを運営する必要はない
7,売上拡大で出店しておきたいモールは?
8,まとめ
1,モールと同じ売り方をしてしまっている
まずネットショップで自社サイトを伸ばすのであれば、自社サイトの伸ばし方を知る必要があります。「売れない!」と嘆いている店長は大抵、ショッピングモールと同じような感覚で販売している事がほとんどです。
楽天やアマゾンなどの大手ショッピングモールであれば、人気商品を作り入り口ができれば、自然とお客さんの流入が増えて売上が増加しますよね。
しかし自社サイトではこれが通用しません。そもそも商品を出しておくだけで売れるモールとは違いますので、最初は自力で集客しなくてはいけません。
ショッピングモールのように、「いい商品を出して売れ出すのを待つ」といった方法は通用しません。自分で試行錯誤して、まずは集客に力を入れる必要があります。
2,「安心・信頼」を疎かにしている
自社サイトでネットショップの運営をする場合は、お客さんからの「安心」や「信頼」を獲得することが大切です。
楽天ショップであれば、「楽天の○○店」といった感じで、楽天のブランドを借りている状態ですよね。どんなショップでも「楽天」という看板があれば、お客さんは怪しまず、欲しい商品であればすぐに購入してくれます。
しかしネットで検索をかけて見つけた、全く知らない知名度もないショップだったらどうでしょうか?
最近では詐欺を行うサイトも増えており、消費者の警戒心も高まっています。よっぽど欲しい商品であれば購入するかも知れませんが、そうでなければもっと信頼のあるサイトで購入してしまうでしょう。
これを防ぐには、まずお客さんから安心や信頼を少しでも得る努力が必要です。例えば店長の顔を出したり、ショップの情報を全面に出すことです。これにはブログなどが効果的ですね。
「Google認定ショップ」というものも存在しており、これはネットショップの信頼性を、Googleが保証してくれるというものです。ちなみに、「Google認定ショップ」の権利を得るには条件があります。
一見無駄に感じますが、こういった細かい施策を打っていくことで、お客さんからの「信頼」や「安心」を獲得することができます。
3,明確な集客方法がない
自社サイトを伸ばしているショップは、明確な集客方法が存在します。逆に自社サイトが全く伸びていないお店は、集客方法が特に無く、「とにかく出店している」といった状態になってしまっていることが多いです。
様々な集客方法を試して、利益が出せるものを選び突き進めていく。これが自社サイトを伸ばすには必須と言えます。
【自社サイトおすすめ集客方法】
・リスティング広告
・SEO対策
SEO対策はある程度お客さんがついてからにしましょう。月に数百万程度のネットショップであれば、まずはリスティング広告がオススメ。
リスティング広告で費用対効果のよいキーワードを厳選して、そこを突き進めて行く。リスティング広告を赤字運用してしまうと、続かないので必ずリスティングのみの運用でも黒字化すること。
これを続けていれば広告費で利益は多少悪くなりますが、無理なく固定客を増やせて次第に売れる自社ECサイトへと成長していきます。
4,専任の店長をつけていない
自社ECサイトを作ると、最初はお店の構築で大変ですが、一段落すると「あれ?することない・・・」といった感じになります。ここで店長を他のモールなどと掛け持ちさせてしまうと、いつまで経っても売れないネットショップになってしまいます。
専任の店長は自社サイトにだけ力を注ぐべきです。自社サイトを軌道に乗せることは、ショッピングモールで売上を作るよりも難易度は高いです。できれば社内でも力があり、ネットショップに詳しい方が専属で店長を務めるべきです。
売れない自社サイトでよくありがちなのが、売上規模が小さいからといって、バイトや新人に自社サイトを任せてしまうパターンです。
一番難易度が高い仕事を力がない社員に適当に任せて、成功するはずがありませんよね?最低でもモールで売上を伸ばした実績のある人を店長に指名して、毎日試行錯誤させて自社サイトを成長させていく必要があります。
正直ショッピングモールでは外注は必要ありませんが、自社サイトを売れるショップにするためには、リスティング広告を能力のある外注に任せるのもオススメです。
5,ペルソナが明確でない
物を販売する上で、対象とするターゲットの的を絞るのは非常に大切です。ショッピングモールではあまり考えなくても売れますが、自社サイトでは売れないです。
「年齢」「性別」はもちろんですが、「どんな職業をしているのか?」「ネットショッピングする時間帯は何時ごろか?」こういった細かい情報をキャッチする事で、的確に販促を行えるようになります。
ペルソナを設定していくのは大変ですが、何となく売っているお店と、しっかりペルソナを設定して効率よく販売している店舗では、大きな差が生まれます。
6,無理に自社サイトを運営する必要はない
現在のネットショップって、「自社サイトは善」「モールは悪」みたいに思われていますよね。自社サイトは利益がいいし安全だけど、モールはいつ潰れるか分からないし利益も出ない・・・
これって間違っていると思います。
まず自社サイトにも不安な要素は腐るほどあります。グーグルのアルゴリズム変更で検索で圏外になる可能性もあるし、リスティング広告が出稿できなくなる可能性だってあります。
自社サイトの利益がいいと言いますが、それは販促をしていない状態ですよね。売上を伸ばすために広告を打てば、自社ECサイトでも利益は圧迫されます。
ショッピングモールにも不安な要素はありますが、それはビジネスを続ける以上何にだってあります。ですので別に無理して自社サイトを伸ばす必要はないと思います。
今までモール一筋でやってきた人が、自社サイトを成功させようと思えば、それなりに時間もかかるし努力も必要です。それよりも同じモールを横展開していき、売上拡大を狙ったほうが簡単に伸ばせます。
7,売上拡大で出店しておきたいモールは?
ネットショップ出店なら楽天がオススメ!
やはりECモールと言えば、楽天が王様ですね。国内では最大級の集客力とショップを抱えており、売上を伸ばすには絶好の売り場だと言えます。ただし費用もそれなりに掛かるので、その費用を捻出できるのかが問題になります。費用を捻出できるのであれば、まずは楽天に出店することをオススメします。料金などの詳細は、下記から資料請求する事で詳しく確認できます。
アマゾン
アマゾンは月額5,400円で出店が可能です。ただし毎月ロイヤリティーとして15%持っていかれるので、そこが利益を圧迫してしまいます。最近では広告などもスタートしており、利益は少しずつ出しづらくなっています。ジャンルによっては参戦するのもありです。
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・スクエアオンラインストア
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さらに作成からオープンまで簡単な作業で行えるため、ネットショップ初心者でも簡単にお店を開けます。
8,まとめ
今回は、ネットショップの自社サイトが売れない理由や原因、売れる方法についてご紹介しました。自社ECサイトは、ショッピングモールに比べて売上を伸ばすのは難易度がかなり高いです。
ネットショップの知識や力がある人が専任で店長を勤め、集客や販売方法を毎日考える必要があります。それでも伸ばせていないお店は存在するので、それだけ自社サイトを伸ばすのは難易度が高いということです。
もしショッピングモールにまだ出店していない場所があるのであれば、個人的にはまずショッピングモールを全制覇することをオススメします。
どこかのモールである程度売上を伸ばせているのであれば、他のモールへ出店して同じように伸ばす事はそこまで難しくありません。まずは確実に足元を固めて、お金や人に余裕ができてから、自社サイトに本格的に参戦しても遅くはないです。
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