「ネットショップ開業でHTMLなどのパソコンの知識は必要ですか?」こういった質問は、ネットショップを開業する前の人がよくしてきます。現役のネットショップ店長が、これらの疑問についてお答えします!
1,HTMLの知識は必要か?
2,ネットショップオープンで必要なパソコンスキルは?
3,HTMLが不要なネットショップについて
4,HTMLが必要なネットショップについて
5,HTMLの勉強はするべき
6,まとめ
1,HTMLの知識は必要か?
HTMLとは?
HTMLとはWEBのページを作るときに必要な、もっとも初歩的で簡単なプログラミング言語です。プログラミングを覚えることで、「ホームページの作成」はもちろん、もっと高度な「アプリの作成」や「ゲームの作成」なども可能になります。
アプリやゲームを作るには「HTML」だけの知識では不可能ですが、「ホームページ作成」や「ネットショップの構築」ぐらいでしたら、「HTML」「CSS」などが分かれば可能でしょう。
サービスを利用すれば必要なくてもOK
ネットショップを構築するのに、「HTML」や「CSS」の知識はあったほうがいいです。しかしなくても開業することは可能です。
最近では「HTML」などのプログラミングを全く使わず、ネットショップをオープンさせられるサービスがたくさん存在します。このようなサービスを使えば、プログラミング知識0でも大丈夫です。
知識が必要なサービスもある
中には最低限度のHTMLの知識が必要なネットショップも存在します。
ちなみにHTMLの知識やスキルが必要になるのは、最初にページを作る時だけです。ですので最悪HTMLが必要な場合は、「最初だけ業者にページを作ってもらい、後から自分で運営していく」というスタンスがオススメ。
実際私もHTMLの知識はほぼ皆無ですが、自社サイトを始めほとんどのECモールへ出店させてきました。最初だけページを作ってもらうのに委託しましたが、それからは自分たちで運営しています。
2,ネットショップオープンで必要なパソコンスキルは?
キーボードを打つ
ネットショップを開業するなら、パソコンを使って作業することがほとんどです。最低限のスキルとしては、キーボードは打てないとダメですね。
「ブラインドタッチ」ができるほどの能力はいりませんが、文章を打って変換したり文章をコピーペーストするなど。普段パソコンを使っている人であれば、このあたりのスキルは身についているはずです。
写真の加工技術
ネットショップを運営していくには、写真を撮ってパソコンに取り組み、その写真を簡単に加工する必要があります。最初の段階であれば、パソコンに備え付けられているソフトでも大丈夫です。
「写真を明るくする」「写真を切り取る」「写真をくっつける」「写真に文字を書く」
この程度の作業ができるソフトを準備しましょう。パソコンに入ってなければ、無料でダウンロードできるものもあるので、ネット上で「ネットショップ 画像編集ソフト 無料」などと調べてみてください。
無料のソフトであれば、加工は難しくありません。
カッコいいバナーや本格的な画像を作りたいのであれば、後程紹介する「オンラインレッスン」を受けるといいですよ。
最低限のスキルはパソコンが使えること!
ネットショップ運営において、パソコンでの必須のスキルは「パソコンを快適に使いこなせること」です!
ネットショップの管理画面に入って、商品ページを更新したり受注を確認する。ネットショップの運営ってそこまで難しくないです。
一般的なパソコンのスキルがあれば、「ページ更新」や「商品画像加工」「管理画面の操作」などはすぐに慣れていきます。
ただし「楽天」や「本格的な自社サイト」を作ることも考えて、今のうちから少しずつHTMLの勉強もしておいたほうがいいでしょう。
3,HTMLが不要なネットショップについて
続いては、先ほどご紹介した「HTMLの知識がなくても開業できるネットショップ」についてもう少し詳しくご紹介します。
ベイス(BASE)
「BASE」は自社のショッピングサイトを作れるサービス。こちらも無料で開業ができて、さらにHTMLの知識は必要ありません。
ただし自社サイトなので、自分で集客する必要がありますので、ネットショップ初心者であれば難易度はやや高め。
アマゾン(Amazon)
アマゾンでは「トップページ」や「カテゴリーページ」などが存在しません。商品ページのみ作ることになるので、HTMLやCSSの知識は全く必要ないです。商品ページも必要な項目に文章や文字を入力していくだけなので、何も難しいことはありません。
4,HTMLが必要なネットショップについて
楽天市場
「楽天」はECモールの中でも最大級の規模を誇ります。トップページや特集ページを作るのに、HTMLの知識やスキルが必要です。
しかし1から全て構築するわけでないので、部分的に簡単なHTMLを使っていく程度です。簡素なページでいいのであれば、初心者でもネットで調べて作る事は可能です。
せっかくであれば、最初だけ業者に簡単に作ってもらい、その後自分で運営していくのがいいと思いますよ。資料請求は無料なので、興味があれば料金体制など確認してみましょう。
ヤフーショッピング
ヤフーも楽天と同じように、「トップページ」や「特集ページ」でHTMLが必要です。自分でページを作らずに簡易的に出店する方法もあるので、HTMLを使えないならそちらで出店するのもいいですね。
自社サイト
BASEなどの無料でお手軽に出店できる自社サイトではなく、本格的な自社サイトあれば「HTML」の知識は必要です。どのサービスを選ぶかによって変わってくるので一概には言えませんが。
自社サイトに興味があるなら、コチラの記事でショッピングカートについてご紹介しているのでチェックしてください。
【関連記事】・自社ネットショップ開業!オススメショッピングカート12選を徹底比較!
5,HTMLの勉強はするべき
ご紹介した「ワウマ」や「BASE」などのHTMLが完全に不要なネットショップのみ使うのであれば、HTMLを勉強する必要はありません。
しかしネットショップを本格的に行っていきたいのであれば、「楽天」などのネットショップにも出店しなくては売上が大きく伸びません。
もちろん独学でHTMLを学んでくのもいいですが、それには相当な時間を要します。私は従業員のおかげで助けられましたが、何度もHTMLでつまづき時間を必要以上に無駄にしてきました。
近くにHTMLを教えてくれる人がいればいいですが、いない場合はネットを使って勉強するのがオススメです。
プログラミングをネットで学ぶ
最近では必要なプログラミングやHTMLのスキルを、「ネット」で学ぶ事ができます。「CodeCamp」では様々なことが短期間で習得できます。
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・プログラミングのオンラインスクールCodeCamp
学ぶ費用はかかりますが、業者に一度でもページ委託すれば、これくらいの金額はすぐに飛んで行きます。スキルとして身に付けることで、今後すべて自分で管理できるようになります。
ネットショップで簡単な特集ページを作ったり、セールページを作る程度は自分で出来るようになっておくと便利です。
CodeCampでは無料体験レッスンも行っているので、興味があれば無料体験だけでも行ってみましょう。
6,まとめ
以上です。今回はネットショップでのHTMLの知識の必要性についてご紹介しました。
「とりあえずネットショップを開業したい」と考えているのであれば、HTMLが使えなくても開業できるサービスは存在します。
ただしネットショップを本業にしたり、売上を伸ばしたいのであれば「楽天」や「自社サイト」の運営は必須だし、商品画像やバナーなどもカッコよく作る必要があります。
これらのパソコンスキルは一般人が持ち合わせているものではありません。独学で時間をかけて学んでいくか、ノウハウのある知り合いに教わる必要があります。
ネット上でのオンラインレッスンなども受講できるので、試しに行ってみてもいいですね。
ちなみに独学で「HTML」や「画像加工技術」を勉強すると、かなりの時間が掛かります。ネットで一つ一つ調べていくしかないですからね・・・私も何度もページが上手く作れなくて、徹夜した日があります。
知り合いに教えてもらったりオンラインレッスンを受けられれば、必要な知識がすぐに手に入るので、自分で勉強する時間はかなり短縮できますね。
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