工場・製造業で派遣社員として働いた体験談。給料や仕事内容は?

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私は以前2回ほど、大手電気メーカーで派遣社員として務めていたことがありました。これから工場・製造業の転職や就職を考える人たちのために、私の工場職を通じての体験談や給料、仕事内容といった部分をご紹介します。


 

1,工場職はとっても楽で楽しかった!

私は、大手電気メーカーの工場に2回ほど派遣として働いていた事がありました。このときの体験談を少し話したいと思います。

一度目は1年程度工場でのライン作業をして、二度目は製造業の印刷業務で5年間務めていました。

正直仕事がまともに続いた事がない人生だったので、自分でも5年続いたのには驚いています。辞めるきっかけになったのも、独立したからであって、仕事が嫌になった訳ではありませんでした。

仕事内容や人間関係も両方とも全く悩みが無く、楽しく働かせてもらったのを覚えています。

 

仕事時間が短くてプライベートも充実させられる

製造業は忙しい時期でなければ、定時に変えることができプライベートでの時間をたっぷり持つ事ができます。

・一度目の工場職 朝8:30~夕方17:00
・二度目の工場職 朝7:00~昼15:00

忙しいときに1時間程度残業をお願いされる時はありましたが、キッチリ残業代ももらえるし嫌な気持ちにはなりませんでした。なにより2度目の工場職では15:00に帰宅できるので、そこから勉強したり昼寝したりと、有意義な時間を過ごさせてもらいました。

 

若い人が多くて楽しい!

これは職場にもよりますが、私が勤めていた工場では派遣社員と正社員が混ざっており、比較的若い人が多かったです。特に2度目の職場では、20代の男女が多くプライベートでも交流を持っていました。

15時に仕事が終るので、そこから若い人たちと買い物で県外までいったり、皆で夜ご飯を食べにいったりもしていました。若い人が多いので「忘年会」「送別会」なども楽しく、私には珍しく会社の集まりにも進んで参加していましたね。

 

生活が安定する

製造業って仕事に振り回されないのもいいです。大体は定時に帰れて、仕事の性でプライベートを犠牲にすることがほとんどありません。お客さんを相手にする仕事であれば、急に残業する羽目になったり休日出勤をお願いされることもあります。

製造業ではこういったことが少なく、プライベートを乱されないのも楽でしたね。

給料面でも安定感があります。特別給料が高いわけではありませんが、安定的にある程度の収入があるので悪くありません。

休日出勤や残業をしたり、夜勤に回ったりすれば給料も上げられるのもいいですね。このように仕事のやり方次第では、給料を上げる事も可能です。

 

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2,製造業の派遣は就職にも有利

私が勤めていた製造業では、希望を出せば正社員になることもできました。ミスばかりしていると厳しいですが、真面目に働いていればある程度の人は正社員になってました。

私は独立したので正社員にはなりませんでしたが、当時働いていた人たちで残っている人は、ほとんどが正社員になっています。

 

製造業は能力次第

普通の会社員として正社員になろうと思ったら、学歴や職歴、年齢などが重要視されます。しかし製造業・工場職では、基本的に真面目に働いていれば評価されて、正社員になることができます。

これはかなりハードルが低いので、これから正社員になりたい人にはオススメだと思います。

どこかの会社で最初から正社員になろうとすると、面接官は細かい情報まで見てクリアした人だけを採用します。正社員にしたら辞めてもらうのは厳しくなるので当然といえば当然です。

しかし工場での派遣社員ですと、「とりあえず雇ってみる」というスタンスなので、まず第一関門の「働くこと」はクリアできます。

そこから真面目に働いて認められれば、正社員になれるという訳です。面接だけで認められるのは経歴次第になるので難しいですが、働いていて認められるのは意外と簡単です。だって一生懸命さぼらず働いていれば、上司は評価してくれますからね。

 

3,給料について

製造業での給料は高いのか安いのか分かりませんが、個人的には当時かなり満足していましたね。

・一度目の工場職 月収16万円程度(手取り)
・二度目の工場職 月収23万円程度(手取り)

二度目の工場の方が基本給が高かったです。これは仕事内容が関係していると思います。

一度目の工場ではライン作業だったので、何も考えず流れてくる仕事をこなすだけでした。二度目工場は機械の操作をして印刷を行うのですが、それなりに技術も必要で一度目の仕事に比べれば難易度は高いから給料も高かったのだと思います。

 

リーダーや課長に昇格すれば給料大幅アップ

派遣社員は基本的に皆給料が同じです。夜勤や残業をすれば30万を越している人もいましたが、同じように働いていれば皆変わりません。

そこから正社員になって、部署の「リーダー」や「課長」になれば給料も上がっていきます。リーダーと言っても20人、30人を束ねるような大それたものではなく、5人程度の1つのグループをまとめるリーダーです。

グループを積極的に管理したり上司とある程度仲良くなっていれば、簡単にリーダーになることはできます。

 

4,仕事内容は?

派遣での製造業・工場職は色々ありますが、私は「ライン作業」と「印刷作業」を経験しました。この2つについて細かく説明しますね。

 

ライン作業

まず一度目に務めた製造業での仕事が、ライン作業です。電気製品、例えば蛍光灯を取り付けるパーツなどの作成ですね。天井に蛍光灯をはめ込むヤツです。

導線のようなものやプラスチックのパーツが作業代に流れてきて、それらをくっつけてそのまま流すといった仕事内容です。蛍光灯の取り付け器具以外にも、ダンボールを組み立てたりするラインなどもありました。

同じ作業の繰り返しになるので、仕事は誰にでもできますね。いかに早く丁寧にやれるかが仕事での評価ポイントでした。仕事自体はつまらないと感じていましたが、ストレスはなく淡々とやれるので楽でした。

 

印刷作業

個人的には二度目に働いていた、印刷作業の方が楽しかったです。大き目の機械を使って印刷をするのですが、機械のメンテナンスなどもするので、それなりに技術も必要だし頭も使いました。

周りにも何台か印刷の機械があり、それぞれ別の人がついているので、余裕がある時は隣の機械を担当している人と話ながら仕事してましたね。

大きな個室に5~6台くらいの機械がありそこで作業するので、上司から監視されることもなく伸び伸び仕事ができました。

 

5,これから製造業に勤める人への仕事の選び方

これから製造業・工場職に転職しようと考えている人へ、いつくか注意点や探し方などをご紹介します。

 

ハードな仕事は避ける

工場職といっても仕事内容は様々です。1つ言っておきたいのは、ハードな職場は選ばないことです。例えば鉄筋系の力仕事がメインの工場であったり、土木現場のように汚れる工場。

こういった工場はバイトで経験がありますが、正直かなりしんどいです。閉じ込められる上に肉体労働となると、毎日「辞めたい」「抜け出したい」と感じてしまいます。こんなくらいなら、外仕事でもしたほうがマシです。

できれば大手の綺麗な工場に勤める事をオススメします。大手の工場で最初から正社員は難しいですが、派遣業者を通して働きそこから正社員になることは簡単です。

 

若い人が多い仕事場を選ぶ

50歳のオジサンばかりの仕事場と、20代や30代の男女が多い仕事場では、モチベーションや楽しさも全く違ってきます。私が仕事を楽しめたのは、周りに若い人が多く、友達のような感覚で付き合いを持てたからだと考えています。

町工場や小さな工場ですと、オジサンしかいない可能性が高いです。大企業の綺麗な工場であれば、若い人たちも大勢働いているので、楽しい仕事場に出会える可能性が高いです。

 

1人暮らしなら寮完備もおすすめ

製造業では寮が完備されている職場も多くあります。一人暮らしであれば家賃を抑えられて、お金も貯まるのでオススメです。家族で暮らしている場合は厳しいですが、1人暮らしでお金を貯めたいのであれば「寮完備」の工場も検討してみましょう。

 

工場職専門のサイトで転職先を探す

ハローワークなどは正直求人内容が少なくオススメできません。ネットで使える製造業・工場職の転職サイトであれば、全国で求人をしているものがたくさん出てきます。

すべて無料で使えるので、まずはそちらから自分に合った求人がないか探してみましょう。

 

6,工場職の探し方

製造業・工場職への転職や就職を考えているのであれば、専門の転職サイトを使ってください。工場職に特化された専門サイトであれば、それだけ求人数も多いので自分に合った仕事を見つけやすくなります。

登録は無料なので、気軽に使う事ができます。

 

7,まとめ

以上です。今回は工場・製造業で派遣社員として働いていた私の体験談や、給料・仕事内容などについてご紹介させてもらいました。

色々な職業を体験してきましたが、製造業が一番私には合っていた仕事だと感じています。もちろん人によっては「退屈」「やりがいがない」と感じる人もいるだろうし、全員に当てはまるわけではありません。

しかし対人関係のストレスも少なく、プライベートも充実、さらには給料も悪くないので、転職先を探している人であればオススメできます。

製造業は常に一定数の募集があるので、興味があれば一度転職サイトに無料登録して求人をチェックしてみて下さい。

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