怖い上司がいると会社に行くのが嫌になりますよね。できれば近寄りたくないけど、仕事があるのでそんなことも言ってられません。今回は、怖い上司の特徴や接し方についてまとめてみます。
1,怖い上司の特徴
怒鳴る
何かミスをしたり間違ったことをしてしまった時に、どにかく怒鳴る上司っていますよね。話を冷静に聞く事ができず、感情をむき出しにして怒ります。
こういった上司は部下からすれば「怖い」と感じやすいし、仕事を一緒にしたくなくなるものです。「普通に注意してくれれば分かるのに・・」このように感じている部下も少なくないはずです。
職場で怖いと言われている上司は、「すぐに怒鳴る」といった特徴を持っています。
言葉遣いが悪い
他にも上司の言葉遣いでも部下は「怖い」と感じる時があります。
「この仕事早くやっとけよ!」
「この仕事早めにやっといて!」
上記2つの上司から部下への命令は、同じ事を言っていますが感じ方は違いますよね。言葉遣いが悪い人はどうしても命令口調になるし、高圧的な言い方になってしまいます。
言葉遣いが綺麗な人の命令は、言われた方も「命令」というよりは「お願い」されたような感覚になり、変に圧力を受けません。
常にイライラしている
日頃から仕事に追われておりイライラしている上司には、「怖い」と感じる部下も多いようです。喋りかけるなオーラを全開に出しており、仕事について質問することすらビクビクしてしまいます。
怖い上司は常にイライラしているという特徴を持っており、部下は話しかけること以前に近づくことすら避けたいと思っています。
愛想がない、冷たい
怖い上司の特徴としては、部下に冷たかったり愛想がないことも挙げられます。話しかけてもそっけなく、全然盛り上がらない・・・
愛想がない上司ってそれだけで、「あれ?怒ってる?」と感じますし、次から声を掛けづらくなりますよね。
部下の話を聞かない
部下の話を全く聞いてくれない上司って最低ですよね。何かミスがあれば、部下にも釈明したい気持ちはあります。そういった話をしようとすると、「いい訳はいい。」と言って一切話を聞こうとしてくれない。
とにかく自分が言いたい事を言って、怒り散らすだけ。このような状態では部下は怯えてしまうし、上司を嫌いになってしまいます。
2,接し方・対処法
怖い上司、苦手な上司って会社に勤めていれば出くわすこともあります。このような上司にはちゃんとした接し方を学んで、変にストレスを溜めこまないことが大切です。
「上司が怖い。」「会社に行きたくない・・」などと毎日考えてしまえば、仕事を続けるのが困難になってしまいます。
まずは慣れる
怖い上司の接し方としては、まずその上司に慣れることが大切。常にイライラしている上司であれば、「この人はこういう人」と割り切って変に気を使わず接しましょう。
上司と距離を取っていると、それこそいつまで経っても怖いままです。まずは自分から距離を詰めてみるのもオススメです。積極的に話しかけてみたり、挨拶をたくさんしたりと。
怖い上司って実は人見知りであったり、接し方が下手なだけな場合が多いです。実際話してみると面白い人であったり、全然怖くなかったなんてことも多いですよ。
怒る理由を考えてみる
怒ってばかりの上司であれば、「どんな時に何故怒っているのか?」を知ることで改善や対処に繋がります。
・仕事でミスを出した時
・朝イライラしている
・仕事が忙しいときに怒っている
・いきなり切れ出す
仕事でミスを出した時に怒るのであれば、ミスを減らす努力やミスをした後の対処の仕方を変えれば怒られなくなります。朝イライラしているのであれば、きっと朝に弱い上司なのでしょう。相談事や話しかけるのは、”朝以外”を選ぶ事をオススメします。
仕事で忙しいときにイラついているのであれば、できるだけサポートをしてあげましょう。「これ僕がやっておきますよ!」などと、献身的にサポートに回ってあげれば上司も優しくなるはずです。
最後に「いきなり切れだす」といった上司。こういった上司は根本的な性格に問題があり、解決する事は非常に難しいです。調子がよくても何かの拍子で切れだすので、できれば距離をおいて見守るしかありません。
ハキハキ喋る
まず上司が怒っているように感じているならば、それは部下に何か原因があるのかもしれません。よくありがちなのが、「部下がハッキリ喋らなくてイライラする」といった理由。
何を言っているか分からずモジモジした部下には、上司もイライラしてついついあたってしまう事も。ですので「何かイラついているな?」と感じたら、ハッキリした言葉や態度で上司と向き合うようにして下さい。
改善策を提示する
上司が部下に怒るのって、何も考えずに仕事をしておりイラッとしてしまうからです。何か注意すれば「すいませんでした。」と、とにかく謝ればいいと思っている。
仕事ができる人間は、上司に怒られた場合必ず改善策を伝えます。
上司「なぜ間違えたんだ!前にも注意しただろ!」
部下「本当にすいませんでした。」
これでは例え誠意を込めて謝っていても、「本当にすまないと思っているのか?」と受け取られても仕方ありません。
上司「なぜ間違えたんだ!前にも注意しただろ!」
部下「本当にすいませんでした。次は間違えないように2重でチェックするようにします。」
このようにミスをして怒られたなら、そのミスを出さないために対策として何をするのかまで答えられると、上司はイライラせずに済みます。改善策を提示する事は、怒鳴る上司をだまらす対処法として効果的です。
仕事以外でも接してみる
怖い上司の対処法としては、一度飲み会などに同席してみるのもオススメです。仕事場ではどうしても壁がありますが、意外とお酒が入る席では壁が崩れ仲良くなれるもの。
一度飲み会で会話が弾めば、上司について知る事ができ仕事場でも「怖い」と感じにくくなるはずです。会社で行われている飲み会に参加したり、部下同士で「今日は奢ります!」などと怖い上司を飲みに誘ってみてもいいと思います。
さらに上の上司に相談する
直属の上司が怒ってばかりで話にならない場合は、さらに上の上司に相談することも検討してみましょう。もし怖い上司が誰にでも怒ってばかりで問題があるならば、さらに上の上司も話を聞いてくれるはずです。
・仕事場の皆が働き辛いと感じている
・怒るだけで解決策を提示してくれない
といった仕事に支障が出る事を中心に話してみて下さい。「怖いからどうにかしてほしい」などと相談しても誰も相手にしてくれませんからね。
部署の異動を申し出る
最悪部署の異動を申し出てもいいと思います。この場合も理由は「上司が怖いから」と言っては絶対ダメです。そんな自己都合で部署異動をしてくれるほど会社は甘くありません。
「新しい仕事を覚えたい」
「もっと難しい部署でチャレンジしたい」
などと本当の理由は伏せて、向上心を理由にしての部署異動を申し出るのが理想的です。
対立するのはよくない
気が強い方ですと、「嫌いな上司との対立」を実行してしまう人もいらっしゃいます。怒られれば言い返すし、上司に対してもガンガン向かっていってしまう。
正直こういったタイプの人は仕事が長続きしません。上司は部下を評価する人間です。上司に噛み付いてしまうと、その会社での未来はありません。
出世するのも厳しくなるし、ずっとガミガミ言われ続けることになるでしょう。ぶつかり合うのはいいですが、メリットは何かあるのでしょうか?スッキリする?強く思われたい?
そんな小さなことのために時間を無駄にするのはオススメしません。
それだけの根性があれば、すぐに転職して上司に対してではなく仕事に対して精を出すことをオススメします。
3,転職を考えてみる
上司が怖くて仕方がない場合は、転職するものオススメです。特に直属の上司に大きなストレスを抱えていると、長い目で見たときに働き続けるメリットがありません。
上司との相性が悪ければ、出世も難しくなるし体を悪くする恐れだって出てきます。
転職エージェントに登録する
転職エージェントとは、登録をするだけで自分にあった就職先を紹介してくれるサービス。今の仕事を辞めずに転職活動ができるので、リスクがなくオススメです。
登録は無料ですので、どんな就職先があるのかまずは見ておきましょう。
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4,上司が怖くて仕事を辞めるのはどうなのか?
上司が怖くて転職することについては、賛否両論あると思います。
人によっては「情けない」「根性がない」「そんなやつはどこへ行っても続かない」このように言う人もいるでしょう。しかし上司からのプレッシャーは受けている本人でないと分かりません。
親や家族がいくら「情けない」と言っても、本当の辛さは分かってもらえないでしょう。そういった第三者の意見は仕事をする上で鵜呑みにしない方がいいです。
自分が辛いと思ったら転職をすればいいのです。仕事を全くしなくなる訳ではないのですから、悪い事は一切ありません。自分の生活をよりよくするためにも、今の職場が辛いならば転職を考えましょう。
いい職場に就けると毎日我慢していたことがバカらしくなります。私も何度か転職をしましたが、やはり「辞めて良かった!」と感じることの方が多かったです。
5,まとめ
以上です。今回は怖い上司の特徴と、接し方・対処法についてご紹介しました。上司が怖いと感じるならまず怯えているだけでなく、何か行動することが大切です。
「上司が怖い」「近寄りたくない」などと毎日ビクビクしていれば、それこそストレスが溜まってダメになってしまいます。
色々試してもやはり上司への恐怖心が消えないようであれば、転職を考えてみる事をオススメします。怖い上司がいない職場なんていくらでもあります。
ちょっと勇気を振り絞って転職する事で、毎日のストレスから開放されますよ。