新年度が始まり新しい新入社員が入社したけど、「思った以上に仕事ができない・・」こんな風に感じた事はありませんか?新人教育は会社にとっても大切な事なので、疎かにする訳にはいきません。
しかし、思った以上に仕事ができない新人が入社してくると、どう接すればいいのか分からなくなりますよね・・・
そこで今回は、仕事ができない新人社員の特徴や対処法、正しい育て方などについてご紹介していきます!
新人を指導する上司はもちろんですが、これから社会に出て働く「新入社員」の方も是非今後の為に目を通して下さいね。
1,仕事ができない新入社員の特徴
それではまずは、「仕事ができない新人の特徴」をまとめます。どのような人が上から「仕事ができない!」って思われるのでしょうか・・・?
●基本的に受身
●嫌な仕事を避ける
●時間にルーズ
●マナーがない
●同じ失敗を繰り返す
●仕事が遅い
●自分で考えない
●素直じゃない
仕事ができない新入の特徴1:基本的に受身
社会に出て評価されるのはズバリ「やる気」です。多少覚えが悪くても、積極的に動く新人であれば評価されます。
しかし反対に何に対しても受身で、言われた事しかやらないと評価は悪くなるばかり。
特にバイト経験のない新入社員ですと、「仕事を貰いにいく」という当たり前の事が出来ません。「上司から言われた仕事をやる」というスタンスなので、何も支持がなければその場に突っ立っています。
これは仕事の経験がない人であれば、仕方がない事かもしれませんがやはり評価は悪くなりますね。
上司側はイライラしますが、イライラをぶつけるのではなくキチンと”仕事がない時はどうするべきか?”を教えてあげましょう。
働いた事の無い新人であれば最初は仕方ないことなので、少しずつ自分で動くよう伝えていきましょう。
仕事ができない新入の特徴2:嫌な仕事を避ける
仕事が出来ない新入社員は、仕事の大変さを理解していません。これまで学生生活で好きなことばかりやってきた訳ですから「嫌な仕事」や「やりたくない仕事」は基本的に避けようとします。
よくあるのが、「電話対応」ですね。電話対応はお客さんや取引先と会話しなくてはいけないので、誰もが「やりたくない。」と感じる仕事です。
私の部下にも電話対応を嫌う社員がいましたが、電話対応を避けているのは上司から見ればすぐに分かります。そういった部下には将来が期待できないし、昇給や昇進を進んで行ってあげようという気持ちにもなれません。
仕事ができない新入の特徴3:時間にルーズ
社会に出るならば、時間には余裕を持って行動するべきです。朝出社がギリギリだったり、休憩時間ギリギリに戻ってくるような働き方ですと、上司は「ダメ社員」と感じるでしょう。
やはり時間には余裕を持って行動した方が、周囲からの評価が高くなります。
出社が8時であれば、7時45分には入社する。昼休憩が12時~13時であれば、12時55分には職場に戻っているのが理想的です。
このように時間に余裕を持たせて行動するだけでも、ダメ新人から脱却できます。
仕事ができない新入の特徴4:マナーがない
「仕事ができない」これは新人だから仕方の無いことです。しかし挨拶をしなかったり、返事ができないなど「コミュニケーション不足」は新人だからといって許されるものではありません・・・
こういった人には周囲もイラッとするし、仕事云々ではなく、人としてどうかと感じます。
「挨拶」や「言葉遣い」、「返事」などは最初からしっかり行うべきです。
仕事ができない新入の特徴5:同じ失敗を繰り返す
新人であれば最初は、何もかもが始めての事だらけです。当然毎日が失敗の繰り返しでしょう。
しかしここで気をつけたいのが、同じ失敗を繰り返してはいけないという事。新しい失敗は吸収して成長するためには必要ですが、同じ失敗を繰り返す行為は、ただ覚える気がないだけです。
覚えられないのであれば「ノートを取る」「予習・復習する」など、失敗を繰り返さない対策を行なわなくてはいけません。
これらを疎かにしていると、当然上からは「仕事ができない新人」として扱われます。
仕事ができない新入の特徴6:仕事が遅い
当然仕事が周囲より遅ければ、上司からの評価は下がります。
始めての作業で仕事が遅いのは仕方ありません。しかし少しずつブラッシュアップを行い、精度やスピードを上げていく事が大切。日頃から自分なりに工夫して仕事を進めたり、どうすれば無駄を省けるか考えながら仕事を行いましょう。
何も改善しないまま只仕事を行っていれば、ブラッシュアップされずいつまで経っても力が尽きません。
仕事ができない新入の特徴7:自分で考えない
上司から高評価を得るためには、自分で考えて行動する事が大切。もちろん分からない事は聞かなければいけませんが、何でもかんでも「質問」ばかりする新人は嫌われます。
例えば仕事で何か分からない事があったとします。
これでは、自分は仕事ができないと言っているようなものです。自分の考えを述べた上で質問するのが常識です。
このように自分で考える事が成長に繋がり上司からも評価されます。
仕事ができない新入の特徴8:素直じゃない
新人が成長する為に必要なのは「素直さ」です。素直で愚直に仕事に取り組める人は、上司からの評価も高いし成長スピードが早いです。
反対にいい訳が多かったり、素直になれない人は評価も低くなるし成長スピードも遅いです。
具体的には「ミスをしたら素直に謝る」「上司に注意されたら素直に受け入れる」「分からない事があれば考えを述べた上で質問する」こういった当たり前の事です。
ミスをしてもいい訳したり、注意されても反発する、分からない事があっても質問しない、これらは自分の評価を下げるだけでなく、会社にも迷惑を掛けるのでNGです。
2,ダメ新入の育て方・対処法
続いては新入社員の正しい育て方や、ダメ社員への対処法についてです。新人の教育で困っている上司は是非参考にして下さい。
●知らない事は1つ1つ丁寧に教える
●誉めて伸ばす
●メモを取らせる
●しっかりフォローする
●そもそも新入社員は仕事ができなくて当然
●仕事が遅い
●自分で考えない
ダメ新入の育て方・対処法1:知らない事は1つ1つ丁寧に教える
「メモを取るのが当たり前!」
「仕事がなければ上司に聞くのが当たり前!」
このような事を、”当たり前”として部下に押し付けるのはよくありません。仕事の経験がない新人であれば、社会のルールなど何も知るはずがありません。
新人なのですから、「当たり前」で片付けずに、一つ一つ社会のルールを説明していってください。
手間や時間は掛かりますが、真面目な社員であれば一歩ずつ成長していくはずです!
ダメ新入の育て方・対処法2:誉めて伸ばす
これは個人的な意見ですが、私がこれまで従業員を雇って感じたことは、「ほとんどの人は誉めることで伸びる」という事です。
一昔前であれば「飴とムチ」を上手に使ったり、って反骨精神を利用する部下の育て方がありました。
しかし現代の若者は、基本的に誉めれば伸びる人が多いです。
上記のように新人を育てる場合は、まず誉めてください。誉めることで職場でのモチベーションが高まるので、自然とやる気を出し成果に繋げてくれます。
仮に注意する場合でも、怒鳴るのではなく誉めながら上手く注意するようにしましょう。
若い新人にはこういった伝え方がオススメです。必要以上に怒鳴ると、大抵の新人はやる気を無くしたり反発してくる事が増えるだけです・・・
ダメ新入の育て方・対処法3:メモを取らせる
新人は口頭で説明しても仕事をすぐに覚えられません。ただでさえ新しい職場で緊張しているので、その場で言った事をすべて理解させるのは不可能。
当たり前の事ですが、対策にはとにかくメモを取らせる事が大切です。メモに残しておけば後から復習もできますので、新入社員にはメモを取る癖を付けさせましょう。
それだけでも新人の成長するスピードが大幅に変わりますよ。
ダメ新入の育て方・対処法4:しっかりフォローする
ある程度仕事ができる部下であれば、「任せる」事も大切です。しかし仕事ができないダメ新人ですと、仕事を任せてしまうと適当にこなし成長が無くなります。
対処法としては、やはり時間は掛かりますが上司が常にフォローしてあげることです。新人が行った仕事を常にチェックして、ミスが出れば訂正させる。
最初はお荷物になりますが、しっかりフォローして育っていけば、職場での戦力になるはずです。
ダメ新入の育て方・対処法5:そもそも新入社員は仕事ができなくて当然
新卒で入ってきた新入社員は、仕事ができなくて当然だと思って下さい。「社会のルール」は新入社員には通用しません。
入社して2年、3年と経過しているのに、成長がないのであれば問題ですが1年目はしょうがないです。仕事ができないからといって、必要以上に怒ったり、放置してしまうとその時点で成長が止まってしまいます。
短期で即戦力になるとは考えずに、長いスパンで考えてしっかり育てる気持ちで接するのが大切です。
3,仕事ができない新人がやるべき対策
続いては事ができない新人がやるべき対策についてご紹介します。。仕事が上手くいかない新入社員はもちろん、来年就職する学生さんも参考にしてくださいね。
●まずは従うことから
●メモを取る
●仕事が出来る人を見極めて学ぶ
仕事ができない新人がやるべき対策1:まずは従うことから
社会に出て働くと、不合理な事もあり納得できない事が多々でてきます。そんな時も反発していては成長できません。
会社の方向性や考え方を尊重して、今の職場に併せて働く事が大切です。もちろん付いて行けないようであれば「転職」を考えても良いですが、ある程度の事は理解して考え方を変えていきましょう。
そうする事で会社の求める人材になり「できる新人」として扱われるようになります。
仕事ができない新人がやるべき対策2:メモを取る
どれだけ頭の良い人でも、メモを取ることを忘れないでください。会社では非常に多くの事を学びます。頭に入っていてもメモを取っておくことで、後々困ったときに必ず助けとなります。
メモを取って自分で解決する姿勢は、上がキチンと見ているので評価されます。
仕事ができない新人がやるべき対策3:仕事が出来る人を見極めて学ぶ
「仕事が出来ない人」「さぼってる人」「適当な人」こういった人と一緒にいると、同じようになっていきます。
反対に「仕事が出来る人」「上司から評価されている人」こういった人と一緒にいれば、学ぶ事が多く自分自身の成長に繋がります。
どうせなら「仕事が出来る人」の側について成長していきましょう。
4,職場環境が悪いなら転職を考える
●ダメ社員扱いされて仕事を続けるのが辛い・・・
●職場が仕事ができない人ばかりなので転職したい
●上司にしかられてばかり。
このように現在の職場に不満がある場合は、転職を考えても良いと思います。転職エージェントを使えば、現在の仕事を続けながら転職活動が行えるのでリスクがありません。
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5,オススメ転職エージェント
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おすすめ転職エージェント1:リクルートエージェント
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6,まとめ
以上です。今回は、仕事ができない新入社員の特徴・対処法や、ダメ新入の育て方、仕事ができない新人の改善方法などについてご紹介しました。
新入社員であれば仕事が出来ないのは当然です。最初から「できて当たり前」と決め付けるのではなく、上司は一つ一つ丁寧に教えていきましょう。
しっかり上司がフォローしてあげることで、部下もミスに気付けて一歩ずつ成長していくはずです。最初は大変かもしれませんが、キチンと育てることで戦力になるので、大変ですが諦めずに指導して下さい。
反対に新人は、「解決しよう」という気持ちで仕事に取り組むこと。現状に満足せず常に改善・解決を繰り返し、成長していく事が大切です。