ベンチャー企業はやめとけ!就職・転職するメリット&デメリット。

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就職先で人気なのはやはり大企業ですが、ベンチャー企業にも魅力はたくさんあります。ベンチャーは普通の会社では学べない事や、体験できないようなことが短期間で習得できます。


しかしベンチャー企業で働くという事は、それ以上に大変な事もあるので注意が必要。普通の会社員であれば、私は「ベンチャーへの転職はやめとけ!」伝えています。

ベンチャーでは、大企業や中小企業とは働き方が全く異なります。安月給や長時間労働はもちろん、サービスや商品が売れなければ、会社自体がいつ潰れてもおかしくありません。

ベンチャーで働くという事は、将来どうなるか分からないブラック企業で働くようなものです。

こんな会社で働いて成果を出せるのは、一部の人間だけ。向上心が高く、何が何でも成果を出してやろうと努力できる人です。

今回はベンチャー企業で働くメリット・デメリット、ベンチャー企業で働くべきではない理由についてご紹介します。

 

1,ベンチャー企業への就職・転職はやめとけ!

ベンチャー企業とは新しい「ビジネスモデル」や「アイデア」、「サービス」などを展開している企業のことです。大企業のような大きく資本力のある会社ではなく、小さなスタートアップの会社がこのように呼ばれています。

 

最近はベンチャーへの転職希望者が増えている

最近では「ベンチャー企業に就職したい。」「転職先はベンチャーを希望します!」といった声をよく耳にするようになりました。

ベンチャー企業には大企業にない魅力があるので、就職先に選ぶ人が増えています。確かにベンチャー企業は、上手く行けば若くして成功を掴めるので、夢のある仕事です。

しかし普通の会社員が成功できる程、ベンチャー企業は甘くないです。

 

普通の人に勤まる仕事ではない!

「ベンチャー企業はやめとけ!」まず私は、ベンチャー企業への就職・転職を考えている、普通の会社員にこう伝えたいです。

ベンチャー企業は大企業や中小企業とは、働き方が全く異なります。

普通の企業とベンチャー企業では、「労働時間」「求められる能力」「人間関係」何もかもが違ってきます。当たり前のように定時で帰宅したり、与えられた仕事をこなすだけではダメです。

普通の会社員のような働き方しかできない人間は、すぐに切り捨てられるし必要とされません。

ベンチャー企業の一寸先は「闇」です。サービスや商品が売れなければ、倒産するし給料は貰えません。ですので、従業員一人一人が全力で働く必要があります。

新しいサービスを一人で立ち上げたり、オフィスで寝泊りする事もあるでしょう。それくらいやる気が無くては勤まりません。

 

ベンチャー企業で成功できる人間とは?

ベンチャー企業で成功できる人は、自分の意思があり向上心が高い人間です。言ってみれば社長のような資質がある人間。

実際にベンチャー企業に勤めてから、自分で起業する人は非常に多いです。ベンチャーでノウハウを学び、知識や力を吸収する。

自分で将来起業するために、ベンチャー企業で働く人も数多く存在します。

 

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2,ベンチャーで働くメリット

 

色々な仕事が経験できる

ベンチャー企業に就職すると、1つの仕事だけでなく様々な仕事を経験できます。大企業では「営業」として入社すれば、”営業のみ”のスキルしか身につきません。

しかしベンチャーでは「営業」以外にも「経理」「雑務」はもちろん、どのように仕事が動いているかなど、「経営」的なスキルも学べます。

社長に近い場所で仕事をしていれば、社長目線で会社の全体像も把握できるようになります。

 

一攫千金の可能性も

それこそ成功するベンチャー企業の創業に携わる事ができれば、一攫千金も夢ではありません。ストックオプションを保有していたり、実力が認められて重要なポストを任せられれば、その辺の大企業の重役以上のお金を手にする事ができます。

普通の中小企業や大企業で働いていても、一攫千金を手にする事はまずありません。若くしてお金持ちになれるのは、ベンチャー企業ならではの「メリット」と言えますね。

 

やりがいがある

ベンチャー企業は少数制なので、社員一人ひとりが結果を出さなくてはいけません。ある程度成績が優秀であれば、突然重要な仕事を任せられたり、プロジェクトの指揮を執ることは普通にあります。

大企業では「会社のコマ」として扱われますが、ベンチャー企業では「重要な社員」として任務を任せられます。もちろんやりがいがあるし、成功した時の見返りも大きいです。

 

仕事は結果や実力がすべて

ベンチャー企業では、過去の実績や経歴は全く重要視されません。ましてや「学歴」なんてほとんど無視されます。

「東大出てるんだ。凄いねー。ところでプログラミングのスキルはどの程度あるの?」

仮にいい大学を出ていても、この程度の反応です。そんなことより入社して即戦力になるかどうかを重要視してきます。ちなみに特別なスキルがなくても、「やる気」でカバーする事も可能です。

「とにかく仕事で成功したいです!仕事のために人生捧げます!」

こんなこと言う社員だったら、経営者はすぐに採用したくなるでしょう。ただし言葉にあった行動を伴わなければ、すぐに切り捨てられます。

「学歴はないけど、やる気だけはある」という人は、ベンチャー企業では意外と重宝されます。

 

3,ベンチャーで働くデメリット

 

倒産の可能性が高い

普通の大企業はもちろんですが、その辺の中小企業に比べてもベンチャー企業は「倒産のリスク」が高いです。

新しい革新的なビジネスモデルを掲げているので、その”サービス”が世の中に受け入れられなければ、もちろん「倒産」ということになります。

さらに新しいビジネスをするには、膨大な資金が必要です。「銀行からの融資」「個人投資家からの融資」などを受けてビジネスを構築していくので、資金源が断たれればお金が回らずこれも倒産に陥ります。

いつ倒産してもおかしくない会社は、働く従業員からすれば不安との戦いになります。これは就職先にベンチャーを選ぶ上で、最大のデメリットとなります。

 

働く時間が長い

ベンチャーのイメージって完全なブラック企業ですよね。というか新しいサービスを世の中に広めていくのであれば、「仕事は定時で帰れる」「残業はよくない」など、甘いことは言ってられません。

倒産するか成功するかの瀬戸際で頑張っているので、働く時間が長いのは当たり前といえば当たり前です。プライベートを犠牲にして働くことになるので、仕事に魅力を感じてないと続けられませんよね。

「毎日定時で帰りたい!」
「休日出勤はできればしたくない!」

このような考えの人であれば、ベンチャー企業への就職・転職はまずオススメしません。

 

どんな仕事でもやらされる

ベンチャー企業は資本力もないので、少人数で回していることがほとんどです。少ない社員しかいないと、必然的に一人ひとりが様々な作業をこなしていく必要があります。

・「営業」だから「経理」はやらない
・人事担当だから雑務はやらない

大企業では当たり前の事も、ベンチャー企業では通用しません。一人ひとりが色々な仕事に着手することで、ようやく仕事が回りだします。

それこそベンチャーの社長なんて、「経理」「営業」「雑務」「プログラミング」「経営」と、どんな仕事でもこなしますよ。

 

インフラが整っていない

ベンチャー企業は創業して間もないことが多く、会社でのインフラが整っていない事がほとんどです。「福利厚生」や「設備」はもちろんですが、「人間関係」や「上下関係」もバラツキがあり、混沌とした状態の中で仕事をすることになります。

ですので普通の会社に比べて待遇が悪く、「仕事がやり辛い」と感じる社員も多いので離職率も高い傾向があります。

創業して間もない会社であれば、狭いオフィスに社員がギュギュウになって仕事をしている会社もありますからね。

 

将来が不透明

ベンチャー企業で働くデメリットとしては、将来がどうなるか全く分からないという所。もしかしたら大金持ちになっているかもしれないですが、職を失って転職活動している可能性もあります。

会社の業績次第で天国にも落ちるし、地獄にも落ちます。

これを回避するには、ある程度実績があるベンチャー企業に就職する事です。もちろん会社が成熟すればするほど、従業員は増えて大企業に近い気質になっていきます。

早く入社すれば出世する確率は高いですが、それと同時に倒産する確率も高いです。かといって遅く入社すれば、倒産の危険性は減りますが、すでに人が多く重要なポストを奪い取るのが困難です。

ベンチャー企業は入社するタイミングも難しいですね。

 

人に頼れない

普通の会社であれば、困った事があれば上司に頼りますよね。分からないことや初めてやらされる仕事であれば、当然「見守り役」が存在して、常に仕事でのチェックを引き受けてくれます。

しかしベンチャー企業はこんなに甘くありません。

一人ひとりが会社にとって大切な仕事を任せられているので、基本的に「自分のことは自分でやる」といったスタンス。

最初の内は指導してくれますが、ある程度育った段階ですべて任せられることがほとんどです。「責任」「プレッシャー」に弱い人であれば、ベンチャーには向かないかもしれません。

 

社長次第ですべてが左右される

ベンチャー企業に就職するという事は、その会社に勤めるというよりも、その会社の社長について行くというイメージ。

仕事も社長がワンマンで行っている事が多いので、社長が倒れたり体を悪くしてしまえば、その会社はダメになる可能性が高いです。

他にも社長に嫌われたり、社長と意見が合わない場合も最悪です。一人の人間にこれだけ「依存」するビジネスモデルは、社員全員が大きなリスクを背負っている事になります。

 

4,ベンチャー企業はどんな人にオススメ?

 

仕事で一発当てたい人

仕事での「キャリア」や「安定」など面倒なことは考えずに、一発当てて成功したい人は「ベンチャー企業」はオススメです。大企業は安定しますが、飛びぬけた給料を貰ったり、一気に経営陣まで昇進するのは不可能です。

地道に結果を出し少しずつ昇給していく事は可能ですが、結果を出した次の日から社長の側で働くなんて無理ですよね。

そういった意味でもベンチャー企業は、社長に認められればすぐにでも側近として働けるので夢があります。会社の株を保有しており、会社が買収されればそれこそ大金持ちにもなれますからね。

 

仕事に人生を掛けたい人

「プライベート」と「仕事」で、仕事に生活の軸を置きたい方にもベンチャーはオススメ。こういう人は、仕事で寝泊りしたり休日すべて返上したりと、仕事への意気込みが違います。

ちょっとくらい仕事ができなくても、やる気は評価されますので、少なからず昇進することが可能です。

創業間もなくどうなるか分からない職場で、休まず一生懸命働いてくれていたら、普通の経営者であれば「恩返ししたい。」と感じます。

そこでさらに仕事ができれば、経営陣に仲間入りすることもあり得ます。

 

受動的でない人

ベンチャー企業では、とにかく「行動力」が求められます。大企業によくいる「受動的」で与えられた仕事しかやらない人は、ベンチャーでは使い物になりません。

このような人は周囲からもお荷物扱いされて、プレッシャーに押しつぶされて離職していきます。

逆に行動力があり、常に仕事へ対してアクティブに行動する人は、ベンチャーの仕事を楽しめる人だと思います。次から次へと仕事を追い求め、「やりがい」を感じられて、周囲からも必要とされます。

毎日が充実して仕事でも結果を出しやすくなります。

 

独立を考えている人

将来的に「独立」「フリーランス」などに興味がある人であれば、ベンチャー企業で会社の仕組みを知る事はとっても勉強になります。

ベンチャー企業の創業に携わっている人は、高確率で会社を退社した後に自分で起業しています。やはり社長の側で働くことで、必要な「知識」「知恵」が身につくので、自分でも起業するのでしょう。

将来的に独立を考えているのであれば、大企業で末端社員でいるより、ベンチャー企業で会社を支えたほうがよっぽど為になりますよ。

 

普通の会社員はベンチャーで働くべきではない

将来独立を考えていたり、何かビッグビジネスに人生を掛けたい人以外は、ベンチャー企業への就職・転職はオススメしません。

ベンチャー企業はそれだけリスクが高いし、普通の会社員に勤まる仕事ではありません。

普通の会社員であれば、やはり安定の大企業や中小企業で働くのが一番です。

 

5,転職を考えるなら転職エージェントを使おう

転職を考えているのであれば、「転職エージェント」を使うのがオススメです。

転職エージェントを使えば、「業種」や「仕事内容」にあわせて仕事を探せるので、非常に効率が良いです。ベンチャーへの転職はもちろん、大企業への転職にも使えます。

転職エージェントを使うと、転職でのリスクが最小限に抑えれます。現在の仕事を辞めずに転職活動ができるので、安心して転職活動が行えますね。

 

おすすめ転職エージェント1:リクルートエージェント


【公式サイト】
リクルートエージェント

リクルートエージェントは、100,000件以上の求人があると言われている転職エージェント。求人数がとにかく多く、担当者の当たり外れが少なく質が高いことも有名です。

転職に関するサポートも受けられますので、転職に不安を抱える人でも、安心して転職活動が行えます。

リクルートエージェントは大手企業のリクルートが運営している事もあり、様々な業種にコネクションを持っていることでも有名。他のエージェントでは取り扱っていない求人もありますので、是非無料登録を行い活用しましょう。

20年以上にわたって転職活動を支援しており、一人ひとりに合わせた転職のサポートを行ってくれます。

【リクルートエージェントの詳細】
・業種全般取り扱いあり
・対応地域 全国
・種類 転職エージェント

 

おすすめ転職エージェント2:DODA(デューダ)

転職サイトはdoda

【公式サイト】
dodaエージェントサービス

DODA(デューダ)は、業界でもシェア率が高い転職エージェント。こちらも全国展開しており、首都圏や地方の求人も豊富なので安心して転職活動が行えます。

リクルートエージェントと同等の求人数を誇っており、どのような職種にも強い転職エージェントです。

DODAは転職サポートにも定評があり、親切で親身に対応してくれるという口コミが多いです。丁寧なカウンセリングや転職者に合わせたサポート体制は、強い味方となり転職にも有利に働きます。

サポートが充実しているため、始めての転職エージェントの利用でもオススメできます。もちろん登録は無料で行えます。

【DODAの詳細】
・業種全般取り扱いあり
・対応地域 全国
・種類 転職エージェント

 

6,まとめ

以上です。今回はベンチャー企業に就職・転職するメリットやデメリットについてご紹介しました。普通の会社員のような感覚でベンチャー企業への就職、転職を考えているのであれば、「やめとけ!」と私は言っておきます。

仕事に人生を捧げるつもりであれば良いですが、仕事を生活の一部として考えているのであればオススメしません。

もちろん、ベンチャー企業には大企業にはない魅力がたくさんあります。それらをしっかり理解した上で、就職・転職するのであれば良いと思います。

ベンチャーへの転職で迷っている場合は、転職エージェントの担当者に相談してみましょう。先ほどご紹介したエージェントに無料登録を行えば、転職に関するどんな事でも、プロに相談できるようになりますよ。

【関連記事】・大企業で働くメリット・デメリット。転職・就職する方法は?

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